Midnight Express -23ページ目

恭喜發財!

7日より、旧正月。
香港に来て既に4回目(!)。といっても、2度ほどしか香港には居なかったけど・・。
この時期、街は真っ赤。

これは我が家(マンション)のロビーに置いてあった花。派手。


この時期には、Red Pocketと呼ばれるお年玉を配り合います。
本当は独身者は配る必要はないのですが、マンションの管理人とか、部下には配らないといけないらしい。
というわけで、用意してみた。

ちょっと下の方を消してますが、モロに俺の勤務している銀行名が入っているため(笑)。この時期、銀行は新しい20ドル札の準備に大忙し。ジョセフ・ヤム財務長官が、環境保護を考えてあまり新札を使わないように呼びかけているらしいが、あまり効果はなかったのでは・・・。


大晦日は、いつものえん で軽く一杯→小肥羊 で暖かく火鍋→Moonlight で軽く一杯→J-Sound25 でひたすら朝までカラオケ、という黄金のフルコース。

小肥羊は本当に久々。昔から羊は食べられないのだが、牛肉も充分美味。辛さもさほどではなく、丁度良い感じ。日本にも渋谷にお店があるらしいので、東京在住の皆さんは是非どうぞ。

MoonlightはCauseway BayのビートルズBar。落ち着く雰囲気で美味い酒が味わえるうえ、Nさんが店で手伝っているのでますます行きやすくなり最近たまり場状態(笑)。
そういえばここでは貸し切りライブやPartyが出来ることもあり、ちょっと前にライブもやってた。大声で盛り上がりました。本人達には無断で転載・・・。





そして、昨日はT松さん邸で、生春巻きParty。
残念ながら速攻で食べてしまったため写真はありませんが、代わりにお宅からの眺めを。




なんだか二度正月があるというのは、お得な気分。
皆様、今年も宜しくお願いします。

和僑会の本

華南地域でのビジネス展開を考えている方がいらっしゃれば、是非読んでいただきたい一冊。
小職の知っている方も、複数名出ておられます。

和僑―15人の成功者が語る実践アジア起業術/渡辺 賢一
¥1,575
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起業という大きな一歩から見れば、ほんの小さな毎日の仕事の積み重ねしかやっていない俺ですが、それでも納得させられる部分が沢山ありました。俺自身、もし今後自分で起業するようなことがあるとしたら、何も日本じゃなくても構わないよね、という感覚を持っていますが、それを持てたのも香港に駐在してここに出てくるような方々とお会いしたお陰かもしれません。

もっとも、和僑会そのものについては、過去参加したときには偉そうに批評 しておりまして、今更何を持ち上げて居るんだという感じかも知れませんが・・・。申し訳ございません。正直、最初はどうなることやらと思いましたが、時を経て、ここまでの組織体に成長していることに驚きます。

サラリーマン生活に少し飽き飽きしてきた方も、是非読んでみてください。
良い意味で、刺激を受けると思いますよ。

冷凍餃子の真実はいかに

しょっちゅう食べているので不安感満載なんだけれど、それにしたってニュースになったとたんに何百人も名乗り出るってのは、どうなんでしょうか? 昨今、食の安全が騒がれている中での事件だけに、神経質になるのは分かるのですが、まだ原因が分かったわけでもないし、中国毒餃子、等という言い方はいかがなものか。

天洋食品

サイトを見る限り、河北省にある普通の食品工場なんだろう。彼らにしてみれば、安定してJTや加ト吉、双日との取引がある中で、わざわざ中に殺虫剤を入れる必要性は全くないはず。それによって引き起こされる被害は、彼らの方が大きいからである。個人的に、自分にお金の被害が出そうなことは中国人は絶対やらない(笑)と思う。もっとも、残留農薬であるとか、従業員個人によるものとか、色々原因は考えられますが。

NHKのBSニュースでさえも、まるで最初から「中国製であることが原因」かのような報道をしているのはイマイチだと思う。日本で誰かの故意による可能性だってあるわけでしょ? 中国側の当局の姿勢を見ていても、大きな問題だととらえて迅速に対応しているように見えるし、まずは冷静に原因究明を待つべきではないか。原因が中国側のミスにあれば、その時に対応すればよい。最初から過剰反応すれば、中国側とてメンツを潰されたと思って強硬な態度を取るだろうし、良い結果は生まないと思う。

食品に限った話ではないが、最近ファブレスで事業展開をしたいという相談を受けることが多くなった。工場など設備投資の必要な部分は中国側に持たせて、日本は企画と開発に集中、リスクを出来るだけ取らない(いつでも変更できる)体制を、というのは株主的には納得するのだが、こういう事件が起きたときにやるせない気持ちになる。長年の取引が続いていくうちに、ロクに検査もしなくなり、丸投げのような委託をした挙げ句に、こういう品質問題が発生して拗れるケースは決して少なくない。

生産を外部委託する時に、その委託先に対しての責任は委託元が持たなくてはならない。これはどの世界でも当たり前のことで、中国工場に委託しているならば委託した人間が責任を持って管理しなくてはならないし、管理しないのであればそのリスクは委託元が取るべきである。日本だから、中国だからどうということではなくて、そういう根本的な原理原則を頭に入れてニュースを見た方が良いと思う。


ともあれ、そもそも委託先による事故かもまだ分かっていない状況。
まずは早期の原因究明を願いたいところです。

寒い・・・

今年の香港は本当に寒い。
この旧正月直前になって急激な冷え込み。風邪引きそう。

・・・と思っていたらお隣さんはやっぱりもっとすごい。

広州駅で足止め80万人以上、切符払い戻しは38万枚
あまりのひどさに温家宝さんもお目見え。

内陸だからなのか、中国だからなのか(笑)は良く分からないのだが、
中国で発生する気象異常はここ最近度を超している印象がある。
夏にはバケツをひっくり返したような雨の降り方をするし、
こないだ上海に行ったときには濃霧で飛行機も高速もストップして大変だった。

これじゃあ、温家宝さんも大変だ。

インターン

インターン生が香港に。
まあ、半分お遊びみたいな旅行なんだろうが、久しぶりの学生との会話はそれなりに刺激的だった。
そういえばあの頃ああいうこと考えていたなあとか、まだまだ軸が定まってないなあとか。

その場では適当にペラペラ喋っていたのだが、「転職しないんですか?」という質問に対して良い言葉が見つからなかった。

ただ、その夜先輩と一緒にラーメン屋で酒を飲みながら、何となくこれが理由かなあと言う気がしてきた。危機感を共有し、会社をレベルアップしていこうという意思を明確に持っている先輩が沢山居る。それも、並ではない本当に優秀かつ洗練された先輩が数多く居る。実際のところ、取引先でこれだけの人材がそろっているところは無い。そう思うにつけ、ここを簡単に諦めてしまうのは勿体ないと思ってしまう。

また、Motivationとして、やっぱり日本人たるもの、Japanを本拠としたJapaneseビジネスマンでありたいという思いも強い。日本には、アメリカ流でもヨーロッパ流でも中国流でも無い形での道があるはずだし、その道を切り開く一人でありたい。もっとも、今の状況は地球全体を考えられる人間であることが重要ということも分かってはいるのだが・・・。


こういう思いを持っているうちは、まずはニッポンの会社で、やれるだけやってみようということになるのでしょう。

We in HK

何て不思議なことだろう。

誰に頼まれたわけでもなく、誰に強制されたわけでもなく、俺は・俺の友達は今香港に居て、気の合う仲間で一緒に心地よいBarで一杯飲んでる。

それは同僚とでは、家族とでは、そして恋人とでも味わえない至福の時。

仕事でも、プライベートでも、このアジアのど真ん中で「ここでやっとんねん!」と言えるその誇らしさと、ちょっとした不安と。そんなない交ぜになった感情が、これほど心地良いとは。


自分が生まれてきた意味が、ただ子孫を残すマシーンとしてではなくて、少しでも時代に意味があるものであるなら、まずナンバーワンに挙げるべきは、こうやって作り上げてきたRelationship。
昔は当たり前すぎて大切に思わなかったし、照れ臭かったけど、この歳になるとその大切さが身に染みる。

今日は、そんな友人達と幸せな時を過ごせた最高のMonday Nightでした。
ずっと続いて欲しくて、でもどこかでずっと続かないことは分かっている。そういう切なさが逆に今の大切さを教えてくれる、そんなHappy Night.

疑似パパ体験

今日は先輩の送別GOLF@中国。最近、駐在の長い人たちの入れ替わり時期なのか、送別・歓迎が多い。気持ち的には、ワンサイクル終わったなーという感じがする。さて、自分がどうなるかはさっぱり分かりませんが(笑)。

スコアの方は相変わらず伸び悩み。今日の珠海・香港は異常に寒かった。緯度としちゃ台湾より南なのに、年に何日かこういう日がある。ともかく、寒かったことを言い訳にしておくこととしよう。

それにしても、GOLF終わった後のビアーは美味い。ちなみにこれは寒さに影響されない。

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先週の土日にサークルの友人一家が来港。
夫婦ともTOMATOMAで、今回は子連れでの観光旅行。会うまでの数日間にディズニーランドやら女人街やら、大抵のところに行っていたのでスタンレーにご案内。ここはどんどん工事が進んで綺麗になっていく印象があります。ここで波風に吹かれつつ、クリスピーガーリックプロウンとビアーを頂くのが最高です。

カメラを持っていくのを忘れたので写真が無くて申し訳ないが、非常に可愛らしいお子さんでした。日頃子供と接することなど殆ど無いので(当たり前ですが・・・)、あれはあれで新鮮だね。何も考えていないようできちんと空気を読んでいる子供というのはやはり別の生き物かも、と思う。

今回、ベビーカーを押したり引いたりしてみましたが、ああいうことをやると街作りの善し悪しが良く分かる気がする。エレベーターが無いとか、トイレがないとか、その一方で子供を暖かく受け入れられる香港人社会のすばらしさとか。

疑似パパ体験?のようで、面白かったです。




これはスタンレーマーケットで、子供そっちのけで買ってしまった香港のミニバス。。。35ドル。
ちゃんと、フロントガラスには「銅鑼湾 5元」とか書いてあって、非常に芸が細かい。
ちなみにお子様は、タクシーを買ってあげると超ご機嫌でした。
Sさん、やっぱり血は争えない。

ヤワラカアタマ


こういうアイデアが生まれてくるヤワラカアタマというのに憧れます。
面白い。


革新的発明と製品情報


人間の能力って、まだまだ発揮できる余地があるんだね。

たまには(?)語ってみるか。


言ったそばからトップが替わってるよ(笑)



最近思うのは、やっぱり、事業戦略に携わってそれを実務までやるのは面白いなあ、ということ。ものづくりをした経験のない俺にとっては、こうやってお客さんと一緒に頭を捻って考えて、ビジネススキームを提示して、その通りに実務に落としていく過程というのは、まさにビジネスが出来上がっていく瞬間を共有できて、とても充実感がある。失敗したときのことを考えると、本当にプレッシャーも大きいのだが、自分が関わった案件がプレスリリースであるとか新聞に出たときと言うのは、なんだか自分のことのようで本当に嬉しいもんだ。

本来なら、銀行においては、こういう充実感は営業マンとしてのバンカーが味わっているべきことなのだろうが、実際の営業マンというのはいろいろな雑務に追われていて、なかなかこのレベルの話を追い切れない実情がある。特に、法律も明確な日本と違い、朝令暮改が当たり前のこの華南地域においては、法令を追っていくだけでも一苦労だ。そんな中で、マネーロンダリング対応、コンプライアンス対応に追われる各営業マンにそれを期待するのはちょっと酷。

幸運だなあと思うのは、このタイミングで香港という場所にいて、中国内とはまた違った視点で、煩雑な雑務に追われることなくモノを考える時間が取れていること。この仕事は、中国の中に入り込んでいては出来ない(=複雑な規制の対応に追われすぎる)し、離れていても出来ない(=実態が分からない)。香港だからこそ、実際の実務を理解したトップ(事実上のグループ内アジア戦略意思決定者のこともある)と議論を交わし、実務に落とし込むところまで行ける。

日本だったら、同じようなポジションであれば、たとえば戦略コンサルのようにもっと大きな戦略が描けるのかもしれない。ただ、何となく思うのは、それだったら自分がその責任者になってコンサルを使った方が面白いだろうということ。その理由は、実務を現場に任せてしまうことにより、実務によって形が出来上がっていくときの充実感が欠けてしまうので、自分がアンテナタワーとなって周りを動かすという充実感の方を求めざるを得ないという点ではないかと思う。それに比べると、海外というのはまさにそこが現場であり、お客によっては意思決定場所でもあるという意味で、コンサル的な役回りであっても存分に充実感がある。

いずれにせよ、こういう仕事のある銀行という場所は、なかなか面白い職場なのではないでしょうか。
別に採用担当の回し者じゃないけどね(笑)



今次に何がやりたいかなぁ、ということを考えています。
やはり、ここまで来たらB/Sの右下(M&A、IPO支援、LBO/MBO等々)か、銀行本体の戦略を練るところか、あるいは営業マンとしてのバンカーに戻ってやってみるか。あるいはその他の道を探すか。。。

まあ、銀行に居る限りは自分で自分の道を決めることはなかなか難しいのですが、居たら居たで、どこでも楽しめそうな自分が居るのも事実。辞めたら辞めたで、面白いことが出来そうな気もするし(根拠は全く無し)。

そろそろ、仕事がおもしろい年代になってきたのかな。

チャンスを活かせ

某M銀行が某M投資銀行に出資するというニュース。
優先株での引受、というのが良いのかどうかと言う判断はともかくとして、この時期の邦銀の首脳であれば誰もが考える、あるいは考えるべき話ではないか、と思う。

ただこのM銀行にしても、その他の各銀行にしても、あまりに出足が遅い感が否めない。
俺がアメリカ人なら、中国や中東、シンガポールの政府系ファンドから出資を受けるくらいなら絶対日本を選ぶ(もちろん、価格面での交渉が一番だろうが)。このタイミングでの出資という状況を見ると、限られた時間の中で複数のファンド・銀行に出資を依頼して、その中でスピードの速かったところと契約締結、ということなのではないか、それが故に動きの遅い邦銀は取り残されたのではないか、と勘繰ってしまう。もちろん、政府系であればこそ判断が速かったのかも知れないし、本当のところは分からないが・・・。

でも、今回のサブプライム問題について、アメリカ各行の動きは本当に速い。損失の公表→トップの辞任→既存した資本の補填方策の検討(増資、基金設立等々・・・・)への流れがハッキリと見える。バブルで損失を招いた事自体の善し悪しはともかくとして、このスピード自体は評価されても良いだろう。

それに比べて、かねてから欧米で下位の銀行に甘んじ、ずっとチャンスを窺っていながら、これほどのチャンスをうまく生かせない邦銀のスピード感の鈍さというのが好対照だ。少なくとも、出資要請がある可能性は十分に予想できるわけで、であれば特別チームを作って出資可否を即座に検討、結論を出すべきであろう。それをトップ自身が決断して株主に説明できなくてはならないはず。出資するか、しないか、いずれの結論であったとしても、可及的速やかに、経営者としての筋の通った哲学をもとに、判断した根拠を自分の言葉で説明することが重要なのだ。

俺も仕事をしていると感じるのだが、顧客各社でスピード感というのは全然違う。銀行でも、同様のことは言えるだろうし、どうも欧米の金融機関と比べると圧倒的にスピードが遅い。その理由は、やはりひいき目に観ても経営者の資質に問題がありそうだ。

日本の銀行経営者は、ずっと中で育ってきたいわゆるサラリーマン経営者である。何より、下がアレンジして上がただその敷かれた絨毯に乗る、ということに慣れすぎで、自らアイデアを出して指示するとか、自分がリスクを取って決断すると言うことについて余りにも不慣れだと思う。よく拠点まわりをしている役員クラスを見るが、ただの表敬訪問ならしない方がマシだし、そのアレンジを拠点サイドがやっているのを見る限り、時間とコストの無駄遣い→百害あって一利なし。経営者の仕事はリスクを取って決断することであって、部下が用意した結論の見えたメニューをこなすマシーンではない。それは引退した顧問にでもやらせておけば充分。

自分が勤めているところながら、もう少しまともな経営者が出てこないのか、と少々過激ながら思ってしまう次第。



ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)/梅田 望夫
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「ウェブ進化論」で一躍名をはせた筆者による、分かりやすい人生論とでも言えばよいだろうか。平易な言葉で語られており、コンサルタントとしての能力の片鱗が見える。
ウェブというものに極めて楽観的に、しかも大きな期待を筆者は寄せているようだ。個人的には、期待を寄せるという点には大いに同意するが、あまりに楽観的すぎるのではないかと思う。
「オープンソースやウィキペディアにおけるリーダーシップ構造の、できれば中核のリーダーか、あるいはリーダーの右腕たちの層に参入し、良き志向性の共同体の構築に寄与し、それがリアル世界ともつながっていく仕組みを、皆がそれぞれの得意分野で作っていけば、私たちの社会は全体としてもっと良いものになっていくのではないか」
という筆者の言葉は、余りにも現実離れした議論と言うべきでしょう。現実に産業革命に裏と表の側面があったように、ITによる世界の広がりにも表と裏が必ず存在するわけで、そこをどうやってうまく活かして、その効果を最大限発揮できる仕組みを作るか、と言う点をもっとよく考えて議論して欲しかった。