日本人と中国人(前編)
我が家ではNHK-BSが入るので見ていたら、世界のドキュメンタリーというので中国人の海洋王が特集されていた。いずれも、漁業後進国であった中国のなかで、先見の明を持って漁業(イカ漁、貝の養殖)に取り組み、今や押しも押されぬ大富豪となった様を描いたもの。
今ではイカの漁獲量は中国が日本を抜いて世界一を独走しているらしいし、大連近海では東京湾に匹敵する養殖場が出来ているとか。
こういうのを見て感じるのは、中国人のスケールの大きさと情報への嗅覚、そしてターゲットを決めたときのスピードと実行力の凄みだ。
所詮、日本でベンチャーと騒いでいてもまず日本マーケットから、そして遅ればせながら世界へ・・・といった展開がほとんど。最初から世界市場を視野に入れて全地球を相手にする中国のやり方と比べて、明らかにスケール感が違う。これは国土の広さにも関係するのだろうが、中国人の視野というのは日本に比べて明らかに広い。
それは、一緒に仕事をしていても感じることだ。たとえば、日本人の感覚からすると上海⇔東京というのは国も違うし海もまたぐので遠い印象があるが、入社二年目くらいで担当していた商社の中国人社長は、いとも簡単に毎週上海と東京を往復していた。曰く、「中国の南にいくよりよっぽど近いアルヨ?Midさん」。然り、である。
情報に対する嗅覚も違う。香港人を見ていると実感するが、タクシーに乗っても3台くらいの携帯を持ち、お互いに情報交換しながらお客の居る場所へ無駄なく向かう。インターネットが爆発的に普及しているのもなんとなく頷ける気分だ。仕事していていても思うが、すでに政府部門のインターネットによる情報提供度合いは、日本を凌駕しているのではないか。家族を大切にし、華僑ネットワークで世界を股に掛けてきた強みは、こういうところでいかんなく発揮される。恐ろしいのは、若者ばかりでなく、老若男女を問わずして情報通であることだ。これは日本との大きな差、といわざるを得ない。
そして最も大切な、情報を生かす実行力。上記の海洋王の場合、イカの流し網漁が禁止になると見るや、コストの高い日本・韓国の漁船が廃業すると踏んで独立、船を格安で買い集めてイカ漁に取り組み、遠洋漁業にも進出していく。養殖業では、政府の振興策をうまく生かし、日本の技術も勉強して養殖場を広げていく。こういった行為を、たかが一介の貧しい漁師がやっていくところが本当にすごい。彼らは社長になった今も、フットワーク軽く動く。
見れば見るほど、スケール感、情報力、実行力、フットワークという経営者に必要不可欠な才能は、中国人のほうが優れていると思わざるを得ない。同じ状況を与えられた日本人が、同じ行動を取れるとは思えない。せいぜい、会社の一事業部がボトムアップで恐る恐る取り組むといったところが関の山ではないか。
もちろん、これは日本人が劣っているということではなく、ある一定の分野で経営を行っていく場合、中国人と比べると不得手なところがあるということだ。貿易会社で鞘を抜いていく取引などは、その典型ではないか。
さすれば、我が日本人はどういう分野で対抗できるのか。少し長くなったので、この議論は次回に。
Wedding
MixiとFacebookに写真をUpしたので、お時間ある方は是非。
結婚式の写真を整理していたら、あの日の光景が頭によみがえる。準備の過程では本当に大変だったけれど、やってみてよかった。
特に印象的だったのが、普段遠く離れていてなかなかコンタクトもできない友達が、皆こちらが驚くくらいに協力してくれたこと。結婚式は新郎・新婦にとっては晴れ舞台だけど、色々な人の協力がないと絶対にうまくいかない。ホテルのスタッフ、写真を取ってくれる人たち、美容室の方々、そして祝ってくれるゲスト。まるでオーケストラのように、見事なPartyが作られていくことに心から感動した。
演出の意味もあって色々これまでの人生を振り返ることが多くなる。そして、新郎・新婦がお互いに協力してアイデアを練っていく。そういうプロセスはとても大変だったけれど、とても意義深いこと。今は、なんと言うか、ひとつステージが変わった、そんな気分。
皆さん、本当にありがとう。
さあ、次のステージは、引越しだ。
桜
というわけで、遠くは亜熱帯、全くもって季節感の無い香港からの呻きでした。
ちくしょー。
地上の楽園~モルディブ~
とうとう、念願のモルディブに行ってきた!
ということで詳細を紹介したいところだが、明日から仕事のため写真のみで・・・。
上にあるのは、部屋(水上コテージ)のプライベートデッキからみた風景。本当に、空と海のみ。
これ、ちなみにビーチから歩いて10歩くらいのところで撮影したもの。
②夕暮れ
③夜
下のほうにあるのがオリオン座。実際には満天の星空だったけど、カメラでは写せず・・・。
感動間違いなし。
とにかく、見てのとおりイメージ以上の至高の楽園。そのまま絵葉書になりそうな写真が山ほど。
Taj Exotica Resort & Spaというところにステイしたけれど、これまた箸の上げ下げまで任せっきりでどっぷりステイできる素晴らしいリゾート。部屋につくButlerがちょっとしたサプライズやギフトをいろんなところに仕掛けてくれるので、日本のリゾートも見習ってみてはいかがでしょうか。満足度がかなり変わると思う。
おかげさまで真っ黒になってしまったけど(日焼けで)、本当に楽しかった。もう一度行くぞ!!!
仏像
日本に一時帰国中。何だか意外なほどに暖かい。
日本に帰ってきての楽しみの一つがテレビ。ということでいくつかテレビを見ていたのだが、「堂本剛の正直しんどい」を見ていたら、奈良の世界遺産が特集されていた。俺もよくなじみのある東大寺の大仏だとか、興福寺だとか。堂本剛の地元らしい。
その仏像を見ていて、やっぱりこれが1300年も残っているのは本当に凄いことだなぁと改めて思った。正直、住んでいたころは周りにあるのが当たり前で、石舞台やら薬師寺に行っても同じようなシロモノにしか見えなかったのだが、こうやって離れている時間が長くなり、たまに見るとそういうことを実感する。不思議な感覚だ。
前にも書いたことがあるかもしれないが、神・仏に限らず個人的には宗教というものは嫌いである。それは、歴史を勉強すれば分かるとおり、人の心の弱みから生まれるものであり、必ず「異物を排除する」という形で争いを招くものだからだ。強い意志を持ち、自分の哲学を築いていくことができれば、そして異物を受け入れる度量があれば、宗教の助けを借りる必要は無い。もちろん、俺の日常生活の中に、文化の一つとしてそれは溶け込んでいる部分もあるわけだし、俺とて未熟そのものなのだが・・・。
ただ、何かに縋るのではなく、自分で切り開くという意識が重要なんだろうと思っている。そういう意味では、俺が宗教を信じることは一生無いだろう。
が、これだけのものを信仰心(だけとはいわないが・・・)で作り上げ、1000年以上という気の遠くなるような年月の間守り続けてきたその願いというものは、本当に尊いものだと思う。一つ一つを見れば、その製作のために数々の人たちが犠牲となってきたわけだけれど、同時に数々の人たちの心の支えとなってきたことも事実だからだ。
可能か不可能かはともかくとして、そういう「救われたい」という願いが無くなるくらいに、誰もが「自分と違う存在」を素直に受け入れられるくらいに余裕を持てる世界を作っていくのが俺たちの役目だと思う。政治家がやる仕事でも、官僚がやる仕事でもない。「自分で」やる仕事だと思わなければ、世の中は動かないと思うし、人任せにしているのに世の中を批判する資格は無い。
そんなことを、久しぶりに思い返した日本の夜でした。
すばらしい日々
木曜は深圳支店の人たちに結婚お祝いをして頂く。いつも仕事で日中行ってそのままとんぼ返りというパターンばかりなので、こういう機会は初めて。お酒を注がれに注がれ・・・。寝不足が続いていたこともあって、途中で一度気持ち悪くなるも、吐いて復活という学生並みの対応で踏ん張る。
それにしても、たかだか一ヒラ社員の結婚で祝ってくれるのは、本当にありがたい限り。どうしても香港が中心になってしまうが、彼らのお役にも立てるようにがんばらねば。
その翌日は、今度はわが香港フレンズによるお祝い会@Olympic。
久しぶりのHome Party。
すばらしい料理と、これまた最高のプレゼントを頂く。本当に、ありがとう!
これまで何度こうやって会ったのだろうと思いながら、同時にあと何度このメンバーで集まれるのかな、と少し感傷的にもなる。始まりがあることにはすべて終わりがあるってことはわかっていても、この瞬間が永久に続けば、と思ってしまうのが人情だ。
今年は皆にとって、本当に転機となる一年だと思う。俺自身ですら、どうなるかはわからないけど、それぞれが自分の幸せをつかんでほしいと願う。
本日は、来週の一次帰国に備えた準備等々。時間もあったのでタクシーは一切使わず、バスと電車と船のみで移動。途中スターフェリーから見た夕暮れがとてもすばらしかった。これぞ香港、なのだ。
ふと前後を見ると、周りの人たちも皆見とれていた。わずか2.2ドルの、だけどほかでは絶対手に入らない贅沢な時間。
帰ってきてから、荷造りのためにスーツケースを引っ張り出す。
このスーツケース、大きいので香港に来たとき以外は使っていなかった。すっかりほこりをかぶっていたのを綺麗に拭いて、ふと目をやると懐かしいタグが。
4年前の1月8日土曜日。俺が香港にやってきた日。
海外旅行すら数えるほどしか行ったことが無かった俺にとっては不安だらけの土地だったな、とふと思い出す。当時涙ながらに空港で手を振っていた彼女は今や我が妻に、そして右も左もわからなかった香港で出会ったのは素晴らしい友人たちで、今こうやって「すばらしい日々」を送ることができていて。ちょっとしたいい話だ。
だけど、始まりがあることには終わりがある。だから、これからの日々は精一杯楽しむぞ!と決意を新たに。
さあ、ウイスキーを飲もう。
Wedding Party in Hong Kong
先週末はチームメンバーのローカルスタッフの結婚式に参加。
さすがモデルをやるほどの美貌(わが社の人気ナンバーワン)ということで、ウエディングドレスがとてもよく似合っていました。
せっかくカメラ持っていったのに、電池を忘れてしまったので、携帯で一枚。
新郎は香港人、新婦は中国人という最近は多くなった取り合わせ。両者とも中国の超一流大学出身です。
中華圏らしく、スピーチの話題が子作りについてばかりだったのはご愛嬌。Party自体もフランクな感じで、とても楽しいものでした。日本と違って堅苦しくないのが良いですね。
どうぞ、末永くお幸せに。
・・・かくいう自分は、最近自分の結婚式準備でバタバタ(苦笑)。
夫婦の共同作業と呼ばれる理由が、少しわかってきました。あと10日ほど、走り抜ける所存であります。
不景気
ここのところ何でも屋としてありとあらゆる仕事を捌いていたらまったくシンセンや広州に行く余裕がなかったのだが、久しぶりに二日連発で日帰りシンセン。
で思ったのは、人少なくない???
1ヵ月半前に上海出張したときも思ったのだけど、町を歩いている人の数が明らかに前より減っている気がする・・・。やはり不景気なのか。
実際にお客さんに聞いているとまさに惨状といった感のある華南地方ですが、ひょんなところで実感した次第でした。
5万円パソコンの威力
こないだ日本に帰国している間に、各方面からの反対を押し切り、うわさの?5万円パソコンを買ってみた。
↓
どうせ台湾の安いPCメーカーだし、たいしたことないだろうと思っていたら大間違い。
液晶もきれいだし、Bluetoothもついているし、さらにOffice2007が入っているのに5万円程度(ポイント使うと3万ちょっと・・・)。CPUは俺が今持っているNote以上(泣)、かつHDDは160GB。こんな小さな本体のどこに・・・。
今は家で、無線LANにて更新中。よくよく考えてみたら、俺がPCを使い始めたのはせいぜい10年前。そこからこれだけの進歩を遂げているのは本当にすごい。PCはもはや、洗濯機や冷蔵庫と同じような日用品になってきたってことだね。
今のNoteがSharp製で、きわめてイマイチなので、こちらはiTune再生とDVD再生用にして、今後はこちらのモバイルPCでガンガン更新していく、予定(笑)
ともあれ、結婚式まであと一ヶ月を切り、いろいろ切羽詰っている状況。
がんばります!!












