帝王切開3度目。
慣れ、なんてなくて考えると怖い
3度目は今から始まる手術・痛みの順序が分かっているから
不安も緊張感もより高まっていく
浣腸も、管をつけるのも
やっぱりキツいー!痛いー!
かあか早く回復するぞ!!!
かあかも頑張るぞ!!!
意気込んで始まり
子供たちのことを想いながら気持ちを強くしながら準備は進み
分娩台に上がった頃には、緊張が最高潮
脊椎麻酔を打つために横になり
これが痛いんだ、麻酔でまた吐くかも…
(長男は嘔吐しながらの出産だったので)
とグッと力を込めた時
担当医であり、執刀医の先生が
『はぁーい、丸まって〜
猫のポーズ〜』
えっ?
なに?
緊張感からの、頭の中がポっカーンと…
(漫画のポカーンってまさにコレ!)
看護師さんが
『先生
そのポーズ当たってるんですかー?!』
とツッコんで笑いが起こる
緊張が瞬時にきれて
『リアクションに困りました』
と言うと
『先生最近マット買ったらしくって』
と看護師さん
『最近始めたんですよ〜
はーい、猫のポーズ〜』
と言い脊椎麻酔を打つ先生
緊張が緩むと
ロッカーの時も地蔵くんの時も
そして今回3度目の今朝も
旦那さんが言ってくれた言葉を思い出しました
『出産楽しんでね』
和やかにスタートした帝王切開
緊張が抜けプラナヤマ(呼吸法)もスタート
深く深く呼吸をしながらの手術、出産
恐怖は消え、身体の力みも抜けていく
意識が広がっていく
(コロナ禍、出産中のマスクは酸素マスクで対応でした。)
1番産声が大きく
温かく感じたベビーくん
無事誕生。
ピッタリ38週目、予定分娩
1番太らなかった出産でしたが、3人目ベビーが1番大きく育っていました
臍帯と胎盤を見せて欲しいと
前もって伝えていたので、処置中見せていただき
2度目地蔵くんの時は
神秘的に感じた臍帯と胎盤
3度目は
大木を根っこから大地まで一緒に引き抜いたような力強くさ、生命力、脈を打っているように感じた。
環境や意識が変わっていくと臍帯と胎盤の見え方まで違って見えるのか、と驚き『凄い』と声が漏れました
(出来れば触りたかった。触っていいか聞けばよかったと今更後悔)
処置が続く先生に
『癒着してますか?』と聞くと
『してませんよ〜
一般的には切開部の筋肉は薄くなりますが、しっかり筋肉ついてるから
オススメはしないけど4人目もいけますよ〜』と先生。
産みたてほやほや
むしろまだお腹開いてるのに4人って先生!
これにも笑っちゃいましたよ。
(退院最後の診察の時も先生は4人目いけるよ〜と言ってました笑)
和やかな出産にして下さった先生
と看護師助産師さんたちに感謝です。
その後、麻酔の副作用で丸24時間目眩と吐き気で熟睡できず
これまた麻酔の副作用で丸3日間全身の痒みで熟睡できず
やっぱり切開部は痛いし、毎日点滴や注射も地味に痛いし、トイレも痛い。
丸4日間はTVもつけず回復に徹しました
やっと回復を感じた4日目の写真
産後使用
赤ちゃんのお世話の為に
毎日変化していく身体
女性の身体のハイスペックさに感動します
やっぱり出産は大変だ〜
そして毎回違う。
自然分娩だろうが、帝王切開だろうが、無痛分娩だろうが、優越はない
どんな出産も素晴らしいし、それぞれにドラマがある。
産まれてきてくれてありがとう
第二子地蔵くん出産エピソード
長男ロッカー出産エピソード