働く女になりたかった
以前書いた記事ですが
ぜひ読んでくださいね!
私が23歳のころは、仕事が楽しくなくて、
早く辞めることを考えていました。
今さら親の悪口を言っても仕方ないけど
父はサラリーマンから脱サラして
1人で会社を興した人なので
仕事は大変だ。
お金は苦労しないと入ってこない。
ずっとそう言われて育ってきました。
だから、アルバイトもしなくていい。
その代わり、クレジットカードは使ってた
(笑
お金には恵まれていたと思うけど
そのお金は、なんだかどす黒い
重たいものでしかありませんでした。
そんな20代前半を過ごし、
24歳で主人と結婚しました。
結婚後は、長女が生まれるまで派遣社員として
ずっと仕事はしていました。
その仕事の選択も、もちろん事務職
そもそもやりたい仕事なんてないから。
仕事は大変だから、
お給料が少しくらい安くても、
簡単なのがいい。
私は仕事ができないから。
私は仕事は向いてないから。
小さな頃からの刷り込みで、
そんな思い込みが
出来上がっていったんです。
そして月日は流れ、
アメリカで10年間の駐在を経験し
日本に帰国して数年経った頃
ちょうど、子育てからも手が離れ始めたからか
また社会に出てみたいと思い始めました。
その時もね、今思うと笑っちゃうんだけど
ひたすら「事務職」に履歴書出してたんです。
だって事務職しかやったことないから。
でも事務職やりたいわけじゃないんですよ。
それで、どんなに履歴書送っても
1年間どこの会社にも受かりませんでした。
面接にさえ、呼ばれたことないんですよ。
笑えるでしょ。
でね、その頃から自分に向き合うようになって
ヒプノセラピーとか学び始めたんですが
そこでやっと気づいたんです。
私は今までずっと
仕事は辛いものだと思っていたけど
それは全くの思い違いで
本当はこれが私の仕事だ!って思えるものを
体験したかったんだ。
バリバリ働きたかったんだ!
何十年間も、私は仕事に向いてないとか
仕事ができないと思っていたけど、
本当は誰よりも働きたかったことに
気づいたんです。
だから、私はバリバリ仕事ができる
バリキャリの女性が大好き!
それは今でもそうなんです。
かつて自分が成し遂げられなかったことを
やってのけている女性を見ると
憧れるし、あんな風になりたいと思うの。
以前、こんなふうに言われたこともあります。
みどりさんはビルを建てられる
骨組みを持っているのに
なぜだかメルヘンなお家を作ってしまった
そんな風に表現していただきました。
そう、そんな感じなんです。
この表現がすごく腑に落ちた。
思わず吹き出したほど。
私は家庭にも恵まれて
幸せに暮らしている。
でもそれは、仕事運と引き換えに
神様がくれたものだと思っていた。
いや、そうじゃない。
家庭も仕事も両方手に入れることだって
できるじゃない。
どちらか一方だけなんて、おかしいじゃない。
ある方が書いていたけど
一番欲しいものを買わないで
二番目に欲しいものを買ってしまって
結局後から一番欲しいものを買うことになるから
逆に損しちゃうって書いていたけど
私も長いこと、ずっとそうやって生きてきた。
私の場合、その根底にあるのは
「私は自分で稼ぐ力がないから
一番欲しいものを手に入れる資格はない」
そんな思いがあったのかも。
時間はかかったけれど、ずっとずっと
仕事をする女性になりたかったと気づいた50代
残りの人生は、私はこの仕事をするために
生まれたきたんだ!って言えるくらい
働きたいと思っています。
働くことの楽しさを味わい
バリバリ稼ぎたい!
発進することで女性を奮い立たせたい!
そして自分で稼いだお金だ
値段を見ないで買い物しちゃう!
笑
働くことは、人生を豊かにする
人は体験するために
生まれたきたんだから