確かにこの中に、ピーナッツはいない。いないのだな~と改めて思う。
ピーナッツ
ミックスナッツ
ナッツの名を持つのにナッツ(木の実)でない。落花生の名を持つ、豆類だ。
なんてことを書きたくなったのは、改めてこの曲の歌詞を読んだから。
むちゃくちゃ売れているので、当然知っている人も多い、
Official髭男dismさんが歌う「ミックスナッツ」 。下の方に歌詞とYouTube貼っておきます。
時々、繰り返し歌詞を読みながら聴きたくなる曲に出会う。まぁ、いまさらこの曲を聴いたなんて本当に申し訳ない。
ミックスナッツの中にはいない、ナッツをもったピーナッツの歌。というか話だ。
その比喩感がたまらない。
だけど一番好きな歌詞は
“雷に満ちた日があっても良い”
この表現、私にはできない。
その前に“星”が出ているから、夜の空に雷。
“多様性”と“格差”が、同時に話題になる時代。私たちはどこかで仲間を見つけ、どこかで弾き出される。
でも、それって当たり前で、どこにでも属せる人なんていない。それこそ何者でもなくなってしまう。
でも、どこにも属せない人はいる。積極的に属さない人もいるけれど、そうではない人。
私も、属せない人かもしれない。
差別と区別。マジョリティとマイノリティ。一億総中流時代は幸せだったのかもと思う。
誰かに気を使い過ぎて疲弊する。誰にも気づかれず壊れていく。
黙っていたら放置され、声を出したら批判される。
ミックスナッツだ。ミックスなくせに、ミックスされないナッツがいる。
あまりに深くて、あまりに巧みで、あまりに今で、あまりにいなせで、あまりに分かりやすくて。
難しい言葉を繋ぐ歌詞とは違う日本語の歌詞。