18歳からのそれぞれの時間。35周年を迎えた人たちは、同じ年だったり。 | 本当に笑いたい時だけ笑えばいい:ミニマムに生きる

 

この週末に再放送される、35周年を記念する同じ年に生まれた女性たちのライブ。

 

斉藤由貴さん

渡辺美里さん

 

1966年生まれ。出生数が少なかった年。

私たちより60年前に生まれた女性たちは、とても苦しかったと思います。

女性支援なんて、ありえなかった時代。

 

この年、出産を諦めた方もいたと思います。

産んでくれた母に感謝。

そして、あと5年でまた同じ年回りが来ます。

産むことを諦める女性はもういないでしょう。

 

 

高校を卒業して、何かを始めると35年になる年。

2020年のお正月には、高校の同窓会がありました。

ギリギリ、コロナ前に開催できたイベント。

実家への帰省を、その日まで伸ばして参加しました。

そこには、それぞれの35年がありました。

 

地方都市出身の私の同級生は、割と地元のいる人が多かったかな。

女性は結婚して子供をもって、仕事をしていても、結婚退職や出産退職が当たり前の時代。

それでも、仕事をしている女性もいて。

そんななかでは、ちょっと浮いた存在だったかも。

 

斉藤由貴さんのライブを見ている。

3曲の「卒業」がリリースされた年に、高校を卒業した1966年生まれ。

斉藤由貴さんの曲は、そのひとつ。

尾崎豊さん、菊池桃子さんの「卒業」もこの年です。

 

人生100年時代だと、100歳まで45年以上あるわけで、おいおい長いぞ! と思うわけです。

 

時代をZ世代やもっと下の世代に譲りながらも、私たちはこれからの年齢をどう生きるかを考える世代。

これまでのこの年齢は、ゆっくりモードになる時代だった。

しかし、70歳定年なんて言われるような時代になり、私たちは急に道を伸ばされてしまった。

そこを何で染めるか?

 

1999年には、地球はなくなると思っていた世代。32歳や33歳で終わっちゃうと思っていた小学生の頃。

そろばん塾で、友だちとそんな話をしたな。

 

あの時も一度のばされた人生。

人生はひとつでも、生き方はいくつもある と歌う曲がある。

まさにそう。

 

コロナ禍で証明されてしまった急に何が起こるか分からない時代。

だから毎日咲こう。

自分なりに咲こう。

 

35年を感じながら、渡辺美里さんの放送も楽しみにしよう。

バイト先で聴いた「My Revolution」で、作詞家になることを決断したあの日を。

 

あの日には、想像しなかった今。

いや、考えることもなかった未来。

必死だった毎日。

 

あの頃の私に伝えるなら。

伊藤緑は、かなり我儘に生きています。

好きに進んでいいよ。

今の苦労は、なんとかなっていくよ。

 

未来の私よ。

なんとか生きているかい?

我儘にやっているかい?