どうも重い話が続いてしまいました。
かるーく、今度は、引っ越したい人やこれから家を買う人のために役立つ話をしましょー⁉︎
先ず風水で家を観るときの概念です。
玄関は、外からの気の流れが入るところであり、その家の全てがを表われます。
寝室は、外からの気の流れを溜めるところであり、身体を休め、精神を休めるところです。
ここの配置が仕事運と関係して来ます。
台所は、外からの気の流れを取り込みながら、排出するところです。気の流れを取り込みたいなら、どこかで排出していくことが大事です。
財運の場所であり、健康にも関係するところです。ここは、玄関と陰陽の関係で方位を重ねていきます。
以上が、陽宅三要と言われる家の中の配置のポイントです。
実際には、トイレを合わせての四つが、家の風水を看るポイントとなります。
次に「明庁暗房」と呼ばれる配置をします。
庁は、客間とかリビングの事です。
房は、寝室のことです。
風水の基本概念は北を背にして、南に向く土地を吉としています。もしくは、西北を背にして、東南に向くのが良い土地なのです。
向く、というのは道路に向くという意味でもあります。だから、よく言われている南道路や東南の角地とかいう土地がやはり、使いやすいですね。
実際に、この方位をとると、採光がとても良いですから。
一戸建てでは、理想的な配置です。
リビングにいると、外の気配や子供の様子がよく分かります。
こういう間取りの家の子供は、落ち着いていて勉強がよくできるものです。
道路を隔てて、奥の方に寝室が配置されていて、よく休めます。
部屋を余分に取るために、玄関の位置をずらしています。
実は、この配置だと、先の例よりも落ち着きに欠けるのです。
???
どうしてでしょうか?
それは、玄関ドアの線上に寝室が並んだからなのです。もちろん、リビングを隔てていますよ。それは、気の流れが真っ直ぐに入るので、万一、外に他所の家の角や電柱、駐車場があったならば、その動きのエネルギーが寝室に直射して来ます。こんなイヤなエネルギーを「殺気」と呼んでいましたね。

これは、分かりやすいように説明しています。
少し極端かも知れませんね…
実例を挙げてみましょう。
「明庁暗房」の概念、言い換えると、明庁暗房という基本の枠組みに、玄関、リビング、寝室、台所、トイレ、風呂場をはめていくのですね。
こんな感じです。
ここは、坪数が狭いので、難しいパターンでした。玄関を入って、ホールとリビングキッチンを配置して二階には寝室ですが、寝室の下に玄関とキッチンが必ず入ってしまいます。
これらは、ベッドの配置で逃げます。
階段を上がったら、やはり広めのホールがあります。これが明庁になりました。
そし、寝室は奥の方に配置して暗房ですね。
決して道路に近い方には、主の部屋を配置しないものです。
落ち着いた家の雰囲気を造るのが、本当の風水師なのです。
中国に古くから代々伝わっていた風水には、やはりしっかりとした思想が隠れているのです。
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