楽しい・おいしい・ふしぎな台湾〜風水の原点の1

久しぶりでした…

プロ風水師の御堂龍児です。

今回から暫くの間は、私の昔話をお聞きください

    私は元々が、中医学を勉強に中国大陸に行ったのですが、まずそこで出会ったのが少林寺の仏僧であった方です。

   この老師の伝えるのは、かつて少林寺に伝わっていたものです。人さし指と中指、それに薬指の三本を相手の手にあてて、その人の身体の気を読み取り、健康状態をみていく気功法です。

   私はこの先生に初めて診て貰った時、小さい時からの身体の不調をピタリと言い当てられて驚いたものです。その後、細い竹の棒で叩かれるのですが、そうやって身体の中の悪い気を引っ張りだして、そして新陳代謝をよくして病気を治していくのです、

　叩かれた後は身体が通り、左に曲がらなかった腰がよく曲がるようになりました。針や整体に行って、いっこうに効果がなかったものが良くなったのには驚きました。

    早速に仼老師に弟子入りをお願いして、その勉強を始めたのです。

　当時の状況の中で勉強するうちに、いろいろな人と出会い、友人ができました。同じように勉強する兄弟子はいろいろと世話を焼いてくれたり、あっちこっちと連れて行ってくれて、助かりました。

    その後、この兄弟子が連れて行ってくれた山で出会った老和尚が、私の人生を変えることになったのです。

　彼らと一緒に古い中国の廟（日本の神社のようなもの）を観光で廻っているうちに、仙人の話を何度も耳にしました。

　そして、武夷山というところで道教の仙人に教えを頂いてからは、もうこの道にどっぷりとはまってしまい、本当の仙人探しの旅を始めることになったのです。

　それから数年、とうとう私は本当の仙人を見つけ、ついにその方から様々な教えを頂くこととなったのです。

　私の当時の体験談をまとめながら、その仙人から学んだ教えを随所に折込んでみました。

　仙人というと皆さんは、何を今の時代にとか、そんなものは怪しいと思われるかもしれません。

　しかし、真理を語った人の教えは、時代を超越していて、その話の中には永遠の普遍的な真理が散りばめられているのです。

　私の師である仙人は、もうすぐ2020年の今が混迷の「乱」の時代だと、もう何年も前に話していました。そして、このような混迷の時代は、まだ始まったばかりで、これから数十年も続くと言われています。

　では、この混迷の時代の中で、どうすればいいのでしょうか。

　私たちは自分の心をしっかりと見つめないと、今の時代を乗り切っていくことができません。自分自身で何かを感じ取っていかないと、取り残されそうです。

    私は、風水を観ます。

    龍脈と龍穴を観ます。

    私の風水は、大自然を観ます。

    大自然のリズムに当てはめて、家やお墓の気を感じ取っています。

    大自然のリズムに乗ることができれば、自分の思うことが上手く流れて行きますからね！

　中国は本当に不思議で、私たちの常識を超えた人が多く、どこまでが本当で、どこからがウソなのかわからないのです。今回、この話を書いていて自分でも驚いたほどです。

　途中の話が冗談のように思えるかもしれませんが、みんな本当の話です。

　この先で登場してくる教えを授けてくださった老師は、中国の武当山で出会った老和尚です。

    老人にもかかわらず、全身から放つ雰囲気は武道家のように威圧的で、私などは頭のてっぺんから足の先までピンとして、最敬礼をして話を聞いてました。ぼーっとしていると心の中まで見透されてしまうからです。

　この方は、清風道骨老師と呼びますが、この道骨老師の話は、人の世界を超越した高い視点から、弟子である私たちに“大自然を通した人の生き方”を教えて頂きました。

　今回から、仙人の話しが続きます。

   今の私の原点がありますから、皆さんにも何かをお伝えできるかなぁ、と思います。

   私の感動が皆さんにも伝わって、人生の大発見をして頂くと、私も嬉しいです。