続いて、台湾の梨山と福寿山の風水のお話です。
台湾の美味しいものを食べて、大自然のパワーを頂きましょー、が私のテーマです。
ついでにフシギな所にも行きますが、あちらのフ不思議は、度を越しているので、ブログではなかなか紹介しにくいのですね〜 
さて、世間では、風水というと何か物を置いたり、色の話と思われています。
もし、そんな簡単なものなら中国や日本での遷都の時に、四神相応の土地を探したりしないで、壁の色を塗り変えれば、費用も安く済んだことでしょー!
日本の神社が赤く塗られているのも、風水思想の一つなんです。
昔は赤という色はなく、朱色でした。
朱色というのは、朱砂が入った色で、朱砂とは辰砂(しんしゃ)とも言います。その辰砂を高温で加熱すると、水銀蒸気と亜硫酸ガスが生じる。この水銀蒸気を冷却凝縮させることで水銀を精製していたのです。
ひいては、金メッキを作る技術の一つだったのですね。
……話を元に戻します。
私の風水の講義では、実際に山に入って行きます。その時にこんな風な古典の本からのコピーを持っていきます。
何の絵か分かりませんね〜〜⁈朝拝龍、と書かれています。
朝拝とは、拝む、頭を下げる、という意味です。
山もね、川もね、生きているんですね。
それぞれに助け合っているし、それぞれに主従関係があるんですね。
それで、向こうから頭を下げているこっちの良い場所にお寺や神社を創ると、多くの人が集まって来る、という意味が出てくるのですね。
その神社に朱砂を混ぜて赤く塗ると、悪いものは入って来ません。
金色を使うと、太陽の力も借りれて、発展の勢いが出て来ます。
色も使いますが、始めに良い場所ありき❗️というのが遷都にも使われた風水なのですよ‼️
私が9月に訪れた峨嵋山の特徴も、向こうにこの朝拝龍がありました。
峨嵋山は、普賢菩薩の聖地なのです。
普賢菩薩の本体のご降臨されている所なのです。
だから、朝拝龍も山が何列も連なったものでした。
……こういう自然の変化は、私にとってはとても不思議なのです。
こういう不思議な山の変化を、中国の賢人は龍神にも例えたのですね。それで、こんな不思議な場所を探し出す技法を「尋龍点穴」と呼びます。





