前回は、気の流れに合わせて、花瓶を置くという話でした。
???
……気の流れは、どうやって看るのでしょうか 
プロの風水師は、気の流れが観えて(見るではありませんよ)当たり前なのですが、
一般の方は、そんなのは観える訳がないでしょう…
そういう時は、雨の日に外に出て、道路を流れる水の流れを見て下さい。
この水の流れと同じように、気の流れもできています。だいたいですが、大きな気の流れは、水が道路の高い方から低い方に流れて行くのについて流れているからです。
下の写真の場所では、左手が高いので、水は左から右手に流れ、気の流れも水につれて動いています。
と、この気の流れが分かれば、部屋選びも気の入って来る方を選びます。
下の2枚の図面は、同じ間取りの左右反転型です。
もし、この場所では、どちらが理想でしょうか?
正解は……
上記図面だと、玄関に立って外を向いたときに息が苦しい感じがしました。
それは、道路の左から気の流れが来ているのに、玄関の左手には洋6とバルコニーで気の流れを塞いでしまったからです。
アパートやマンションでは、エレベーターのある方を気の流れが来る方とみます。
この気さえ取り込めれば、後は方位と合わせて家の中の空間をいじっていきます!
発展なのか(東や南のインスピレーションが湧く方位を使う)、対人関係を大切にして出世をとる(南や西北の上司・目上の人の方位を使う)のか、恋愛・結婚(北や西の縁が実る方位を使う)なのか…などです。飛星法ならば、1と4と6と7と8を上手く組み合わせて使います 
ということで、風水はズバリ風と水なので、その水を上手く使いましょう。水は即ち、気の流れを看る、または観るということです。
最後の図面は、風水の中で理想の間取り図となります。
それは、玄関を入ってすぐに広い空間があるからです。こんな空間を「明堂」と呼びます。
これは、良い形のお家ですね。
もし、家には入ってすぐに狭い廊下でしたら、気の流れはぶつかり、跳ね返って外に出てしまいます。家の中に気の流れは取れないので、いろいろな事で行き詰まり感が出て来るでしょう。
まぁ、最近はこの絵のような間取りは少ないのですが、捜せばまだ見つかるものです!
風水は、気の感覚が大切ですから、これらの絵や文章では簡単な説明しかできません。
それでも少しは概念を掴んで貰えたら、嬉しいものですね 



