楽しい・おいしい・不思議の原点 | 御堂龍児の楽しい・おいしい・フシギ台湾ガイド

御堂龍児の楽しい・おいしい・フシギ台湾ガイド

御堂龍児が気の向くままに、楽しくて、美味しくて、不思議、ディープな台湾の情報をお届けします。

続きです。

本当は、昼の食事の後に廻った場所、家の探し方などを説明したいのですが、先にその日の夕方に行った場所を紹介します。

京都 不動温泉
です。
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風水的にフシギな場所にある。
祀られている不動明王が素朴でパワフル。ラジウム温泉がよく効く。
風呂上がりの料理が信じられないくらいほど美味‼️
と、私のテーマの楽しい・おいしい・フシギという全て条件を満たしています。しかも安いがつきます‼️


お客様のSさんに案内されて、降り立った時は、空にはどんよりと重い雲が垂れて、雨がポチャポチャと降っていました。
ラジウム温泉に行きますよ、としか言われてないので、こんな山の中にわざわざ来なくても‥‥という思いです。

谷間独特の水の匂いが鼻をついたので、一瞬立ち止まりましたが、よく看ると何か強い気が漂っています。
旅館らしき建物と紅色の不動明王という旗が目につきます。
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全体の地形をよく看ると、岩場を利用して、お堂が建てられています。
こういう崖の上に建てるお堂の多くは、「壁上掛灯」という龍穴の形です。
私の師匠が使うのが得意だった龍穴です。

‥‥何故かお堂への入り口と温泉への上がり口が同じだったので(次の写真を見て下さい)、お堂の方に行こうとしたら、御堂さんこっちと言われて、お風呂と食事の方に行きます。

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うーん、けっこう古い建物だなぁ。こういう場所は湿気も強いし、建物が痛みやすいんだよね、とつい独り言を言ってしまいます。
先に食事の注文をしておいて、お風呂に入ります。

うーん、いい湯ですね。
汗がよく出ます。出たり入ったりしながら、ボケーとできました。
考え事は、無いです。こういうのを『楽しい』というのだと最近やっと分かってきたところです。
およそ半時間も入れば汗ダクダクで、服を着ることができません。

休憩処に戻ると、注文していた食事がさっと出てきました。
私は、にゅうめんと湯豆腐を頼みました。
Sさんは、親子丼を注文されました。
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一口にゅうめん麺をすすると、美味い❗️です。
慌てて、写真を撮ります。
湯豆腐はというと、にゅうめんほどではありませんが、美味しかったですね。
なんでも豆腐は、京都の老舗の豆腐屋さんから仕入れているとか。
で、お客様のSさんが何か美味しそうに食べているので、一口ください、と分けて貰うと‥‥美味い❗️
私は、にゅうめんを食べたばかりなのに、親子丼を追加注文してしまいました。
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女将さんが来たので、
「この出汁はどうやって取っているのですか」と私が尋ねます。
「いえ、普通の昆布だけですよ」と。
私は突っ込んで聞きます。
「礼文島の昆布とか、鹿児島の鰹節とか特殊なものですか⁉︎」

「ここはお水が鉱泉でとても良いから、不思議と料理が美味しくなるのですよ。お風呂は鉱泉ですから沸かしていますけど、その鉱泉でこの料理を作っているんです」
「そうどすか⁉︎」と、京都弁で返事してしまいました。

Sさんは、凄いことを言います。
「昼に、嵐山の吉兆で食べたんやけど、いゃあ、あそこより美味しかったです〜〜❗️」
だいたい風水の良いところは水が良いので、プロの風水師には、水の匂いに敏感になることも条件かもしれませんね‥‥

次は、すぐお隣の不動堂の風水を看ていきましょう。