土曜日に、キンドルで映画を見ていたら、NHKがやってきた。俺は今までテレビがない生活をしていたが、前の人がアパートにテレビを置いて行ってくれたので、今は見ることができる。もっともほとんど見ないけれど。
俺がテレビを見るタイミングが悪いのか、あるいはそういう番組しかないのか知らないが、俺がテレビをつけると、だいたい、芸人が何か食べている。他人が何かを食べている姿を見ることに、俺は全く価値が見いだせない。むしろ不快だ。だから本当にテレビは見ることがない。
NHKの言い分は「そもそも4月から契約しなくてはいけなかったのに、今まで連絡がなかった。今すぐ契約すれば、5月分までは無料にしてやる。」ということだった。
それから契約をすることにして(もちろん半ば強制だが)、いろいろと面倒な手続きをした。契約をしている間に、本当にテレビを捨てたくなった。契約書を見ていたら、携帯を持っていれば契約の義務があると書いてあったので、聞いてみた。
「携帯電話をもっているだけで、受信料取るの?」
「iPhoneなら必要ないですが、そうでないスマホなら取ります。法律上の義務ですから。」
「カーナビでも取るの?」
「ええ。法律上の義務ですから。」
「カーナビを持っていたら、テレビがなくても受信料を取る。」こんな法律を通した議員を全員、落選させたくなった。
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右下の奥歯が3本ない。以前、インプラントにすることを前提に抜いたのだが、その後、歯医者に行っていない。
それで、名古屋の歯医者に行ったら、1本約40万円だという。3本入れたら120万円。中古の軽自動車の値段だ。長野では1本約30万円で、2本入れて、間をブリッジでつなげる予定だった。手術の手法も違うということだったが、いずれにしろ大金だ。
「歯は3000万円の価値があるって言われているんです。」とその歯医者は言う。「そこに付随する健康も考えると5000万円の価値があります。」
「ふーん。」
その後、ふと「そんなに価値があるものだったら、歯列矯正もしたいなあ。」と思って検査をしてもらった。俺は上の歯の位置がずれているのだそう。そして「歯列矯正だけで約100万円と1年半かかります。」と言われた。
「まじかあ。」
どうするかまだ決めてない。マジで車を買うくらいの気持ちがないと、簡単に歯のことは言ってはいけないのだと認識が深まった。
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土日は、名古屋駅に行く用事があったほかはダラダラしていた。
そろそろ本格的に勉強を始めなければならないが、なかなか火が付かない。
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キアヌ・リーブスの映画「ブルー・ダイヤモンド」を見た。
ロシアのマフィアに、ブルー・ダイヤモンドを売るという取引をする。ところが、そのブルー・ダイヤモンドが見つからない。
相棒が持っているはずなのだが、相棒が見つからない。相棒がいるはずの街に行き、そこで、カフェを仕切っている女性と寝てしまう。
この女の魅力が、俺にはさっぱりわからない。その後、マフィアのボスと話し合いをするときに、この女はその場所にふらふらと現れる。
そして、マフィアのボスにフェラを強要される。いったい何を考えて、話し合いの場に出かけてきたのか、俺にはさっぱりわからない。
最後まで、よくわからない映画だった。冬眠しているクマに犬をけしかけて、穴から追い出し、みんなで仕留めるというロシア人の感覚も含めて、俺にはよくわからない映画だった。













