通っているジムのトレーナーが、愛知県のボディビル大会(年齢や体重別でない無差別)で優勝した。最後は、ダイエットの我慢比べみたいなことになるらしく、話を聞いていたら、命がけの大会のように感じた。

 

過酷なダイエットの後、1日で6キロ太ったという話も聞いた。俺は6キロ太ったことにも驚いたが、それだけのものを食べたということにも恐怖を感じた。そして、その後、謎の高熱が出て、寝込んだらしい。逆算して、どれだけ過酷なダイエットだったのだろうと思うと恐ろしくなる。

 

そんなトレーナーなので、トレーニングは厳しい。今週もトレーニングに行ったが、「重くて全然、持ち上がらない。」と何度訴えても、「スムーズに持ち上げてましたよ。」というだけで、負荷を軽くしてくれない。「限界を超えてた。」と俺が説明している最中にも、「そうですか。」などといいながら、さらにウェイトを重くしたりする。

 

ただ、そんなトレーニングのおかげで、体は本当に締まってきた。朝、鏡を見るたびに「随分変わったなあ。」と思う。

 

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今週は歯医者にも行った。インプラントも3本埋め終わったし、歯の矯正もほとんど終わったので、あとは夜間に矯正をキープする装置を装着するだけだ。その装置を受け取った。

 

次に行くのは3か月後。以前は毎週のように歯医者に行っていたのに、その必要もなくなった。

 

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ボイトレにも行った。やっているのは相変わらずの「外郎売(ういろううり)」。未だに腹式呼吸がうまくできない。呼吸を意識すると、息を吐いた後、前傾姿勢になってしまう。腹式呼吸というのは、息を吐いたときに腹を凹ませるというよりも、息を吸ったときに、腹を膨らませることが大切なのがわかった。

 

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金曜日に、松本に出張した。翌日の土曜日に仕事があったので、俺は飲み会には参加せず、日帰りすることにしていた。

 

俺の友達は松本での飲み会に出席することになっていた。しかし、その開始まで、40分ほど時間があり、俺の電車にも同じくらいの余裕があったので、松本の駅前で、少しだけ友達と飲むことにした。

 

ビールを1人2杯ずつ飲んで、枝豆とマカロニサラダしか頼まなかったのに、会計時には4000円を超えていて、びっくりした。

 

名古屋まで帰ってきて、それで、1人でお店に行き、また1時間くらい飲んで家に帰った。

 

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今週は土曜日と日曜日の午後、出勤だった。

もっとも大した仕事ではなく、基本的にはだらだらと、たまった仕事をこなした。

 

土曜日の夜は飲み会だった。世界の山ちゃんで飲んだのだが、会場の店を間違えていたので、正しい会場まで走った。

 

そして、かなり飲んだ後、また1人で店に行き、1時間くらい飲んでから家に帰った。

 

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日曜日は、朝、車を車検に出すことになっていた。スズキの店に到着して「車検の予約をしています。」と言ったら、怪訝な顔をされながら、椅子に座って待つように言われた。

 

しばらくして、「予約されていないようですが。」と声をかけられた。「メールで申し込んだのですが。」とメールを出して説明する。

 

そして、俺が車検を依頼したのは、スズキ店ではなく、スズキ・アリーナ店で、違う店だということが分かった。それで、アリーナ店の場所を聞いて、ナビに入力して、それから15分くらい運転して、アリーナ店に着いた。遅刻していた。

 

運転しながら、「昨日の世界の山ちゃんといい、今日のスズキといい、店間違いが多いなあ。」と振り返った。でも、まあ、しょうがないや、とも思っていた。

 

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小林まことの漫画「女子柔道部物語 JJM」(イブニングKC)がとうとう15巻に達し、主人公のえもちゃんも高校を卒業してしまう。これで、第一部終了ということらしい。

三五十五の活躍する「柔道部物語」もそうだったが、高校の3年間で、人はものすごく成長する可能性があることがわかる。

 

翻って自分自身の高校生活がいかにダメだったかを見せつけられるようで、その点はとても悩ましいが、それでも、えもちゃんの活躍を見ているとわくわくする。

 

この漫画の優れている点は、絵がとてもきれいなことだ。柔道の技を漫画で表現するのは至難の業のように思えるが、この漫画はその点をやすやすとクリアする。

 

これからは、実業団に入って、そしていよいよオリンピックにまで行くのだろう。第二部が楽しみだ。

今週は月曜日に飲みに行った。焼肉を食べて、ビール等を飲んだんだけど、痩せた影響なのか、食べる量も飲む量も減ってしまい、なんだか本当にへなちょこになった感がある。

 

焼肉もコースの最後まで食べきれなかった。ビール等も3杯くらいが限界。もう1軒行ったけど、薄いウイスキーの水割りを5、6杯飲んだら、それだけで、随分と酔ってしまった。本当にだらしがない。

 

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最近は体重の減りが停滞している。この状態がしばらく続いた後、また一気に減少しそうだけど、まだ予感がするだけで、実際には落ちていない。

 

そして、体重は減っても血液検査での中性脂肪は減っていない。どうも果糖がよくないらしい。俺は、コーラ好きだ。それから、ちょっと体を動かして、すぐにスポーツドリンクをがぶ飲みしていたんだけど、そういうこともよくなかったみたいだ。それに、果物もアイスクリームも好きだしなあ。

 

基本的に、水、お茶、ブラックコーヒーばかりを飲んでいると、中性脂肪は低下するそうなので、そのようにしたいと思った。果物とアイスクリームも少しは気を付けたい。

 

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先日、長野県の木曽地域まで、日帰り出張した。木曽地域の偉い人の話では、昨年1年で、人口が1割も減ったらしい。しかしそれに対して、行政は全くの無策。住民が減ったんだったら、その代表となる議員の数も1割減らせばいいのにと思ったが、俺には関係がないことなので黙っていた。

 

その行き帰りの道では、ガソリンが値上がりしたせいなのか、走っている車の台数が減っているように感じた。特に名古屋市内で。ガソリン代が上がるのは、痛いし、トリガー条項を発動させない政府の対応も腹立たしいけれど、走っている車の台数が減ることは、なんだか少し、うれしい気持ちになる。

 

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そういえば、この前、スポーツ新聞を読んでいたら、麻雀プロの世界では四風連打がなくなったのだそうだ。まあ、確かに、なくなってもいいようなものだけど。ちょっと驚いたんだ。

 

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そして、また、話は全然変わるんだけど、この前、職場で3階から1階に行こうとエレベーターの下りのボタンを押したら、7階からおばちゃんたちを乗せたエレベーターが下りてきたんだ。で、俺は1階に行こうと思って、ボタンを見たら、何も押されてなかった。

 

「すみません。1階を。」って俺は言ったんだけど。たぶん、おばちゃんたち、エレベーターに乗った後、どこもボタンを押さなかったんだ。俺が呼ばなきゃ、ずっと7階にいたと思う。

 

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行き帰りの電車の中で、英語の勉強をすることにした。それで、ヘッドホンを買いに行ったんだけど、今は、ブルートゥースで携帯に接続できるんだって、初めて知った。

 

ヘッドホンをケースから出すと、それだけで携帯電話とリンクしてくれる。携帯電話でソフトを立ち上げれば、それですぐに勉強ができる。なんて便利なんだと感激した。しかも、ノイズキャンセリング機能が付いていて、耳にはめると外部の会話が聞こえなくなる。「なんか、すげえなあ。」って思いながら、当初の目的通り、職場までの行き帰りの電車の中で英語の勉強をしている。

 

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今週末は実家に帰って、郵便物の点検をして、また名古屋まで戻ってきた。途中で、通勤用のズボンを3本買った。今まで履いていたものが、ウエストがぶかぶかになってしまったから仕方がない。

 

出来合いのものを買ったが、タックが入っていないストレートは、腿がぴちぴちで、破れそうだったので、すべてタックが入っているものにしてもらった。

 

ウエストは痩せたけれど、腿は太ったのかと少しうれしい気分になった。

 

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大学は、今週は、レポートを2つ提出した。読み返すのも面倒なので、できあがったと同時に送ってしまった。こんな無駄な苦役から、早く脱出したい。

 

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ドイツのテレビドラマ「ベルリン・バビロン」のシーズン2を見ていたのだが、俺が、勝手に主人公だと思っていたきれいな女性が、あっけなく死んでしまい、つらくて続きが見られなくなってしまった。

 

「俺は、所詮、映画ファンとしてもへなちょこなんだ。」と思いながら、どんな状態でも見ることができる「トゥームレイダー」と「トゥームレイダー2」をダラダラと見た。

まさかこの映画に将来の007が出ていたとは思わなかった。

 

それから「男たちの挽歌 最終章」も見た。

チョウ・ユンファは今見ても素晴らしかったが、彼が守るべき女は、歌がうまいほかはとことん無能で、守る価値がないと思ったのも昔と変わらなかった。

 

今週は、飲みに行かなかった。しかし、体調はあまりよくなかった。

 

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水曜日に隣の席の男が、出張から帰ってきた。

「無事に帰ってこられてよかったな。」と俺が言うと、「そうでもないんです。」という。

ずっと隣の席にいた男が、コロナを発症して、同じバスに乗っていた他の出張仲間にもコロナに感染した者が複数いるのだという。

「ふーん。」

俺は今のコロナは、当初のコロナと違って、致死率の低いへなちょこだと思っているので、そんな話を聞いてもなんとも思わなかった。

「君は大丈夫なの?」「私は大丈夫です。」「ならよかった。」

 

そして、この日の夕方は元々予定していたボイトレにも行ってから、家に帰った。

 

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木曜日は仕事を休んだのだが、朝から体に力が入らなかった。喉も痛い。熱を測ったら38度近くあり、ちょっとふらついた。

 

それで、二日酔いでもないのに、この日はほぼ1日寝ていた。もしかしたら、2度目のコロナにかかったのかもしれなかった。ジムもキャンセルした。トレーナーから、「お大事になさってくださいね。回復次第、ブルガリアンスクワットで待ってます。」という返事が来たが、のどが痛くてうまく笑えなかった。

 

それでも、目が覚めるたびに机に向かった。再提出となっていたレポートを1本仕上げた。

よくわからないまま書き上げて出したのだが、認められず、再提出になった。その際の指示に「あれが足りない、これが足りない」と書いてあったので、その指示通りに作った。そうしたら、字数が7800字を超えた(そのほとんどは、教科書のコピペだが、それが求められているんだから仕方がない。)。本当にここの大学の教授って、生徒の能力を伸ばすというよりは、無駄な手間をかけさせることが学習だと思っているらしい。

 

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金曜日は普通に仕事をして、昨日の土曜日も洗濯などをして、普通に過ごした。でも、夜は夕食を食べたら7時くらいに眠くなったので、寝てしまった。そして、それから11時間くらい寝た。

 

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翌朝は、いつもよりゆっくりと起きた。いろいろと勉強しなければならないのに、やる気が全くなかった。それで、豊田市美術館にレポート用の写真を撮りに行くことにした。

 

前回行ったときは、無駄に渋滞にはまったが、今回は事前にコースを考えていたので、ほとんど高速道路を使ってスムーズに美術館までたどり着いた。

 

 

内部も写真を撮っていいというので、何枚も写真を撮った。

天井のライトが不思議な感じがしたので、周りにいる職員の人に聞いてみた。

「あのライトって、自然光ですか?それとも蛍光灯なんですか?」

「今は自然光ですけれど、夜には蛍光灯で光ります。また、会場によって暗くするときには、閉じることもできます。」

「ふーん。」

なかなかすごい仕組みの建物だった。

 

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矢口高雄の自伝的漫画「オーイ!!やまびこ」全7巻(小学生時代)、「蛍雪時代」全5巻(中学生時代)、「9で割れ!!昭和銀行田園支店」全4巻(いずれもeBook Japan)を読み終わった。

戦後間もない時代に、民主主義とは何かを手探りで、学校の先生も、通っている児童・生徒も探していたような時代の物語。

 

誰も正解がわからないので、よさそうなことはどんどんと取り入れ実現させていた時代の教育がここにある。

 

矢口高雄自身が主人公なので、主人公が優等生だというところが、他の漫画と違うところだ。貧しく、そして農作業に追われ続けた子供の生活が、生き生きと描かれている。

 

高卒で、銀行で働き、そしてまた銀行を辞めて漫画家を志す。その流れが、とても素直に、そして真剣に描かれていて、印象に残った。いい漫画だった。

 

絵が、釣りキチ三平もそうだったが、とても美しい。そして、手塚治虫流の漫画なので、読みやすい。

 

すべて読み終わって、俺は少年時代もなんだか無駄に過ごした気がして、なんだかぐったりとした気分になった。

今週は、3回も飲みに行った。

 

月曜日は、2次会まで、水曜日は3次会までこなした。ダイエットをしたせいか、最近は大して飲んでいないのに、翌日の体調が悪い。

 

水曜日は、1次会でビールジョッキ3杯、2次会で3杯、3次会で2杯ちょっと飲んだくらいで、翌朝、吐いてしまった。まだ記憶もバンバンある、この程度で体がもたなくなるなんて情けなくなる。

 

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昨日の土曜日、正確には今日の日曜日だが、0時過ぎに呼ばれて、2時過ぎまで飲んだ。記憶もしっかりあり、大した量の酒は飲んでいない。

 

ただ飲み始めたのが、夜遅かったので、体調は良くない。

 

店ががら空きだというので、呼ばれて、飲みに行ったのだが、かなり混んでいた。今週は、世間が夏休みということもあって、毎日、朝5時まで営業しているらしい。

 

お店をやっている方も大変だと思うが、それだけのお客さんが来るってことも驚きだった。

 

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大学から、提出したレポートの採点をする教授が熱中症になり、本来なら9月4日までに採点しなければならないところ、それよりもかかってしまうという連絡が来た。

 

「それはいいけど、じゃあ、レポートの後の試験は免除になったりするの?」と聞いてみたが、そうはならないらしく、がっかりした。

 

今週は、ほとんど大学の勉強は進んでいない。

 

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石田夏穂の小説「我が友、スミス」(集英社)を読み終わった。

「別の生き物になりたい」そんな気持ちから体を鍛え始めた主人公。鍛えるシーンはとてもリアルで読みごたえがあった。俺もトレーナー付きのジムに通い始めて、2年と4か月になるが、ブルガリアン・スクワットの話とか、なじみの深い話が多く、とても気に入った。

 

スミスというのは、俺が普段からトレーニングで使っている、ベンチプレス等ができるマシンの名前だった。スミスという名前なのだと、この小説を読んで初めて知った。

 

この小説では、レールが付いているため、1人でトレーニングができる安全なマシンということだったが、トレーナーにこの話をしたところ、実はスミスはストッパーをかけないで使っていて、力が尽きて持ち上がらない事態になると、バーを横に倒して逃げたりすることができないために、確実に窒息してしまうことから、事故は多いのだという。

 

この小説では、女性が鍛えることについての世の中の価値観や偏見について、書かれている。主人公は、その価値観や偏見に耐え、かなり過酷なトレーニングを続け筋肉を作り上げていく。

 

しかし、その苦労をした挙句に作り上げた肉体を披露するコンテストでも、求められている基準が「女性らしさ」であることにがっかりし、反感を覚える。このあたりの流れが格好良く、最後はアラン・シリトーの「長距離走者の孤独」のような結末になる。

 

とても気に入った。

 

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それで、続けて石田夏穂の小説「黄金比の縁」(集英社)も読んだ。

ちょっとしたことで、会社をネットで炎上させてしまい、花形の部署から人事課に転属させられた主人公は、会社に復讐をする。それは、「会社に不利益な人間を採用する」という方法だった。

 

俺も、今まで、何度か採用試験の面接をしたが、採用するとき、人は「自分に似た人間を採用したがる」というのは、とても頷けた。人はそれまで、どう思っていたとしても、いざ、他人を採用するとなると、自分が一番、この仕事に向いていると誤解する生き物なのだ。

 

その点、この主人公は違う。顔の黄金比がいい人を採用する。面接での内容などすべて無視。しかし、それでも、会社からは人を見つめがあると、逆に評価される。

 

主人公は会社にしがみつく人は採用しない。顔がいい人は、会社を辞める傾向が高いという相関関係を見破り、ひたすら顔採用をする。そして、そういう人は、会社の中心的役割を果たしたうえで、さっさと辞めてしまうのだ。

 

現実の問題として、そういう相関関係があるのかは、俺は知らない。ただ、この小説では、そういう相関関係があることを前提に話ができていて、主人公はその実現に力を入れる。

 

そして、顔ばかりを見ていた結果、会社の採用に問題があることを見破ってしまう。これを発表すれば、会社は大きな痛手を負うが、彼女はその発表はせず、いつも通りの基準で採用することだけを考える。

 

この結末の辺りが、いまひとつわかりづらく、俺は最後の部分だけ3回くらい読み返した。主人公が会社への復讐ができるタイミングをあえてスルーした理由が、よく理解できなかった。でも、とても面白く、この小説も気に入った。

 

作者は東京工業大学出身。そういうあたりも俺好みだ。理系が理解できる自立した女性は本当にかっこいいと思う。

今週は、昨日の土曜日に飲んだ。大量にビールと日本酒を飲んだので、体調が激悪だ。姉の家で飲んだだけなので、記憶はかなり残っているけれど。

 

来週は1週間のうちに3回も飲み会が予定されていて、その間にはジムがある。今日のような二日酔いの状況で、ジムのトレーニングに耐えられるのだろうか?

 

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今日は、午後2時から、友達達と、同年の友達の家に新盆のお参りをする。それから、また姉の家に寄ってから、名古屋に戻る。Uターンの渋滞に巻き込まれないことを祈るばかりだ。

 

そして、明日は普通に仕事だ。

 

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来年3月に今の仕事を辞めることにした。それで、年休が50日くらいあるんだけど、なかなか忙しくて使えていない。もっと、わりきって考えて、ふんだんに休みを取ってもいいのかもしれない。でも、なかなか休めないんだよなあ。

 

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今週末は実家に帰った。知り合いの新盆の家を回ったり、お墓の掃除をしたり、庭の草むしり等々、やることがいっぱいあってかなり消耗した。

 

実家には風呂が2つあるけれど、今、ガスで湯を沸かすタイプの風呂は、LPガスの基本料が高いので、使えなくしている。それで、もう1つの電気で湯を沸かす風呂を使えばいいんだけど。風呂場が小さいし、暗いし、なかなかそんな気にならない。

 

3日間、実家にいたんだけど、3日とも近くの温泉に行ってゆったりとした風呂を楽しんできた。

 

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当然、実家にいる間にも勉強をするのだろうと思って、ラップトップのパソコンはもちろん、大量の本や教科書も一緒に持って帰ったんだけど、手が回らなかった。

 

ただ、実家に行く前に、建築計画学(今頃!普通は、入学直後に取り掛かる科目。)のレポートだけは提出した。

 

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テレビドラマ「バビロン・ベルリン」のシーズン1を見終わった。

https://youtu.be/uekZpkYf7-E

 

重厚なドラマで、俺はさっぱり理解ができていないけれど、目が離せない。ワイマール憲法下のドイツが舞台のこのドラマ。当然、シーズンがすすむにつれて、ナチスが台頭してくるんだろう。でもシーズン1では全くその気配がない。警察の間に右翼が入り込み、そして、市民のなかに共産主義運動が色濃くなってはきている。確かに、ナチスは、その両面を持っているとも言えそうだけれど。

 

ギャングから、スキャンダルのネタとなるフィルムを強奪し、ボスの手のひらを拳銃で撃ち抜き、敵に回したラート警部はこれからどうなるのだろうか?そして、なぜ、ギャングたちに拉致されたのに、解放されたのか?今の俺にはさっぱりわからない。これからその謎も解けていくんだろう。

 

シーズン2に期待している。

水曜日に飲みに行った。1軒目はすし屋で、大人数で飲み、2軒目は職場の同僚と2人で飲んだ。2人で飲むのは初めてだったが、つまらない人で、店員に威張っていて不快だった。それで、連れ出して、別の店に行った。彼はカラオケを何曲も歌っていたが、俺は歌う気もなく、ただ飲んでいた。正直、カラオケも好きだという割には、相当にへただった。その店を1時間ほどで出て、その人とは別れた。もう2度と2人で飲むのはやめようと思った。

 

その人と別れた後、また、2軒目の店に1人で行って飲んだ。随分飲んだはずで、体も疲れていたが、頭が妙に冴えて、どんなに飲んでも酔わない感じだった。

 

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木曜日は二日酔いだった。しかし、仕事は微妙に忙しかった。まあ、そうはいっても、今までの部署に比べれば、暇すぎるくらいではあった。あちこちにメールを書いたり、お願い事をしたりした。そして、夜は、時間外になってから顧客から呼び出されて、いろいろとご意見を聞かされた。なかなかうんざりとする話だった。

 

家にまっすぐに帰る気にはならなかった。だからといって飲みに行く気もしなかった。最近、近いところにある字が見づらくなってきたので、老眼鏡を作ることにした。

 

駅の近くのメガネ屋に行った。

「何時までですか?」

「7時です。でも、いいですよ。メガネ作るなら、見て行ってください。」

もう7時は過ぎていたけれど、それから1時間ほどかけて老眼鏡を作った。ただ、完成は10日くらいかかるらしい。引換証をもらって、帰ってきた。

 

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金曜日は夏休みだった。朝、測量のレポートを1本、8割くらい作ったら、もうあらゆることが嫌になった。洗濯をして、クリーニング店にズボンを出すと、もう何もする気がわかなかった。ひたすら漫画を読んで寝て過ごした。

 

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土曜日の朝は、髪の毛を切りに行った。すべてが終わって帰る前に、「イメージチェンジしませんか?」と店の人が言う。「もっとかっこいい髪形にできますよ。来年くらいに、挑戦する気ないですか?」という。

「いいよ。俺、髪形って気にしたことが今までの人生で一度もない。来年まで待たなくても、いつでもいいよ。」

そういって帰ってきた。次会までに髪形の候補をいくつか用意してくれるそうだ。こんなにハゲているのに、かっこいい髪形というのが、どうもよくわからない。そんなものが存在するのだろうか?

 

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土曜日のうちに、測量のレポートを完成させて、提出した。わからないことは、わからないままで提出したので、それがどのように解釈されるか、俺にはさっぱりわからない。

 

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そして、今日の日曜日は、以前、提出して、突き返されたレポートの作り直しに励んだ。今まで、大学で決められたレポート用紙で提出していたのだが、図があまりに多いので、今回は諦めて、普通のワードで文章を作った。

 

いままで出典を書いてこなくて、そのこともレポートを受け付けない理由にされていた。「著作権法違反になる」のだという。「木造伝統構法」なんていう、建築界では秘密でもなんでもないありふれた解説をコピペしたくらいで「著作権法違反になる」のかは不明だったが、意見に従って、出典リストを書いていったら、10を超えてしまった。

 

本当に俺は、やり過ぎなんだと思った。読み返すのもめんどうで、さっさと提出してしまった。

 

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手塚治虫の漫画「火の鳥 手塚治虫文庫全集」(講談社)シリーズを全11巻、読み終わった。

小学生の頃から、この「火の鳥」のシリーズは読んでいた。覚えている話も多かったが、忘れてしまった話も多かった。大量の年貢米を背負っているのに、飢え死にした男を描いたコマは、僕のなかでは随分と重要なコマのように感じていたが、そんなに重要なコマでもなかったことが衝撃だった。記憶は本当に不思議だ。

 

火の鳥が「宇宙のエネルギー」の象徴だということを今回初めて知った。話は途方もなく、そしてまた、昔はこんな漫画が存在しえたことが驚きだ。

 

テーマが「人がどこからきて、どこへいくのか。」ではない。宇宙がどう生まれ、どうなっていくのかということがテーマだ。

少年漫画で、こんなテーマで描いている漫画を、今は見ることがない。考えてみると、卑近な世界を描いている漫画ばかりだ。そういう意味でもすごい作品だと思う。

金曜日に、会社の組合に行った。「12月に仕事を辞めたいんだけど。」と言ったところ、「絶対に12月はやめた方がいい。3月末まで頑張れ。」という。理由を聞いたら、12月だと「自己都合退職」になり、退職金が3割カットされるからなのだという。

 

なんだ?そのルールは?退職金って、給料の後払いじゃなかったのか?と思ったけれど、仕方がない。昔は、退職勧奨が年に2回あったらしいのだが、退職者が多過ぎで、年に1回だけになったのだという。今は辞めた人にも「戻ってきませんか。」と声掛けをしているらしい。

 

俺の場合、あと年末まで30日、新年から3月末までに20日の年休があるので、それをフルに使って乗り切ってほしいと助言された。実は、この日もどこかの職場で自殺があったらしい。「上司が責任を取らないんですよ。この組織は。」と言う。俺もそう思う。

 

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そして、この日の夜は、若い友達と長野の権堂に飲みに行った。新しい店がいくつもできていて、景気が回復してきた感がある。最後は記憶がないが、俺が「もうこれ以上飲めない。」と泣き言をいったとき、「もう2時過ぎですもんね。」と言われたことだけは覚えている。

 

当然のことながら、土曜日は重い二日酔いで、なんとかまた名古屋まで戻ってきた。電車内でも寝ていたが、名古屋の部屋にたどり着いてからもひたすら寝ていた。

 

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大学は測量の2つのレポートのうち、1つだけ終えた。その1つも、正直、求められている趣旨が分からない。放射法で、面積を出せっていう意味も分からん。放射法って、測量方法のことじゃないのか?

 

三角形の面積の出し方には、ヘロンの公式、ab/2×sinA、底辺×高さ/2などがあるが、その誤差がなぜ出るのかを検討しろっていう趣旨なのだろうか?もし本当に、これが趣旨だったら、端数処理以外で誤差が出るわけないじゃん。

 

現実を図面に落とし込むときには、誤差が出るかもしれないけれど、落とし込んじゃったら、どの方法だって答え同じだろ。きっと趣旨が違うんだろうけれど、何度読んでも趣旨がわからん。もっとわかりやすくて、ちゃんと知識が身につきそうな課題にしてほしい。

 

この大学の課題って本当に、何の役に立つのかもわからない、意味不明で異様に手間ばかりがかかる「苦役」が多い。

 

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イアン・エアーズの「その数学が戦略を決める」(文藝春秋)を読み終わった。久しぶりにまともな本を読んだ。

 

オーリーというデータ科学者は、1980年代に、ワインの出来について、数式で計算できるといい、以下のような数式を編み出した。

 

ワインの質=12.145+0.00117×冬の降雨+0.0614×育成期平均気温-0.00386×収穫期降雨

 

この数式でワインの出来を当てるという考え方は、ワインの評論家にはとても不評で、「激怒」と「爆笑」の中間くらいの気持ちだったらしいが、数年経つと、意外とこの数式が使えることがわかってきたのだという。

 

この式がすごいのは、ブドウを樽に入れた瞬間に、まだ1本も熟成できていないうちから、ワインの出来が判明することだ。未だに、この式に懐疑的な評論家は多数いるらしいが、統計から導き出したこの数式を無視できる人はおらず、今では、ワイン評論の際に天候を参考にすることは不可欠になっているらしい。

 

俺自身は、少しこの数式は不満だ。アルコールは糖分と仲良しなので、日中と夜間の寒暖差が数式に入るべきだと思う。昼間は光合成をして、せっせと糖分を蓄え、夜のエネルギー消費時間には冷え込んで、活動が低下した方が、いいワインができそうな気がしてならないからだ。

 

本当は、こういった数学的なマーケティングこそ、大学、農協や行政がするべきだと思うけれど、残念ながら、どこもそんな意欲も能力も、欠片もないのが現実だ。

 

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医師のゼンメルワイスは、まだ細菌による感染症が知られていなかった時代に、検死解剖室から出てきた医師がお産に立ち会うと、死産になる可能性が高まることを発見した。そして、塩素入り石灰水で手を洗うと、死亡率が12%から2%にまで下がることを発見した。今から考えると、死体から得た細菌が、新生児に感染したせいだと説明が付く。

 

そのため、彼は、医師に手を洗うことを推奨したが、当時の医師たちには聞き入れられず、最後は精神病院に入れられることになった。しかし、理屈は不明であっても、データは正しかった。

 

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統計的に、はっきりとわかっているのに、世の中が認めないということがあるんだなあ、なんて、ここまでは読みながら人ごとのように思っていたけれど、俺は、そのあと「包皮を切除するとエイズにかかりづらくなる」というデータを前にして、にわかには信じられなかった。

 

この本で読んで納得しかねたので、ネットでも見てみたら、確かに、包皮切除をすると、エイズにかかる率が85%も低下するらしい。その理由は、エイズウイルスがターゲットにしているランゲルハンス細胞が、包皮に何倍もあるからなのだという。

 

ゲイツ財団も、包皮切除に基金をあてる決定をしたのだとか。英語でネットを検索してみたら、「わが社は、医学的割礼をPRし、実現する資金をゲイツ財団から得ました。」っていう記事があったので、本当だとわかった。俺は、これはすごいニュースだって思ったけれど、こういうニュースって、日本では報道しないよなあ。

 

厚生労働省は、冒険したい年頃の若者がHIVにかかる予防なんかに、健康保険を使うなんて考えるのも嫌なんだろう。自己責任だって脅して、コンドームを使わせる方が安上がりだもんな。さすが、若者には冷たい国、日本。

 

この話を、ボイトレの先生にしたら、「じゃあ。フレディーは。」と言ったまま絶句した。「なるほどなあ。」と俺も思った。ちなみに、この本では、ナイロビの売春婦は85%がHIVに感染しているということも指摘している。

 

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映画「華氏911」には、ブッシュ大統領が2機目の飛行機が2番目のタワーに激突したとの報告を受けたとき、授業を視察中で、あまり気にも留めなかったというシーンがあった。

 

実は、あの視察を受けていた授業は、「非常に高い教育効率」を持った授業で、先生による当たり外れがないように、「おはようございます。」から始まるすべての先生のセリフが、台本化されているという授業だったのだそうだ。

 

授業内容は、データから逆算して、何をするべきなのかが決められる。そんななかなかすごい授業だったらしい。

 

俺の学んだ長野県教育では決してあり得ない、データに基づく授業だったらしいのだが、残念ながら、アメリカでも、この教育方法は、普及はしていない。やはり先生が反対しているかららしい。学校の先生は、表面的な学力なんてものは目指さない。うん。さすがだ。

 

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ITパスポートは取ったものの、今一つデータサイエンスの意味が分かっていなかったが、この本を読みながら、かなり理解することができた。なかなかすごい分野だ。これを突き詰めると、競馬や競艇でも、相関関係式さえ見破れれば、何が勝つのか計算ができそうだ。

 

最後まで、結構、夢中になって読んだ。面白かった。

金曜日に職場関係の人たちとの焼き肉の会があって、久しぶりに飲みに行った。なかなか楽しかった。それで、2次会も行って、相当酔っ払い、それからさらに俺は飲みに行った。おかげでほとんどの記憶が飛んでいる。

 

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日曜日には、実家のある田舎で、夏の運動会が小学校の体育館で行われることになっていた。その準備が土曜日の午後2時から始まる。

 

重い二日酔いだったが、なんとか午前中には運転ができるまでに回復した。それで、長野に向かい、数分の遅刻ですんだ。

 

夜、飲み会にも誘われたが、今回の二日酔いが重すぎで、体調が思わしくなく、辞退させてもらった。

 

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日曜日の運動会は盛り上がった。笑顔の子供たちを見ていると楽しくなる。田舎なので、小学生が小学生らしい。中学入試なんて存在すら知らないだろう。

 

夕方、後片付けを手伝ってから、また名古屋まで戻ってきた。先週末はスクーリングで、今週末は運動会。あんまり休んだ気がしない。

 

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火曜日にジムに行った。いつもだいたいジムでは、ラップが流れている。

「この音楽の音源は何?」

「You Tubeのプレミアム。広告が入らないからいいんですよ。」

「You Tubeかあ。」

 

懸垂をするときに、音楽をロッキー4のサントラに替えてもらった。

いやあ。ジムでロッキー4聴くと燃えるなあ。

https://youtu.be/CaagSfBj2To

 

ただ、下半身トレーニングの時に、燃えすぎて、終わったときに吐きそうになるほど追い込んでしまっていた。

 

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大学のレポートが、再提出になった。レポートが文字ばかりで図表がないのと、出典を書かなかったかららしい。原因は分かったので、できる限り早急に対応をしたい。

 

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俺が人生で、一番読んだ漫画は何かと聞かれたら、小林まことの「柔道部物語」と藤子不二雄の「まんが道」と答える。一番読んだ漫画が二作あるという時点で、論理的に破綻しているような気もするが、どちらも繰り返し読んだ。でも、20年以上昔の話だ。

 

小林まことの女子柔道を舞台にした「JM」も面白いが、なかなか新刊が出ないので、小林まことの「柔道部物語」(ヤンマガKCスペシャル)を全11巻読み直すことにした。

未だに面白い。今、こんな柔道部が存在したら、大問題になるだろうが、あの時代はまだ許されていた。下級生が髪を伸ばすことが許可された日には、上級生は、下級生を何で殴ってもいいことになっており、それで上級生は「こたつ」を持って、登校する。

 

今なら絶対、あり得ない。

 

昔あれだけ読んだのに、この柔道部物語がたった11巻だったことが衝撃だった。あの当時、この漫画は俺にはとても濃かった。

 

未だに、俺は柔道部出身の人とそれなりに通じる話ができるのは、この漫画のおかげだ。

 

そして、俺の高校生活がまるっきりのクソだったことを自覚させてくれたのも、この漫画だった。また読んでみたが、未だに、三五十五はまぶしく、そしてまた、うらやましかった。

隣の席にいる同僚が「耳の後ろが痛くて、メガネがかけられない。」という。耳の後ろが腫れているのだという。先週、耳鼻咽喉科に行ったところ、化膿止めと痛み止めを処方してくれたそうだが、それでも痛みが止まらない。

 

「帯状疱疹じゃないの?」他の同僚が言う。「仕事を休んで、病院に行った方がいいよ。」

 

職場と同じビル内にある診療所で、診察を受けたところ、やはり病名は「帯状疱疹」。

「帯状疱疹って痛いって聞くけど、今までよく我慢してたね。」

「耳鼻咽喉科で化膿止めをもらったので、そういうものかと思っていました。」と彼は言った。

「しばらく仕事、休んだら?」

「いえ。半日でいいです。私は痛みに強いですし、病院から痛み止めをもらいましたから。」

彼は半日だけ、仕事を休んで、翌日からは普通に勤務を始めた。

 

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9月の暑い土曜日と日曜日に、屋外でイベントがある。彼はそのイベントに出るように言われる。

 

「暑いからさあ。数時間だけでいいんじゃない?」

「いえ。私は暑さには強いんです。」と彼は言う。「以前、炎天下でハーフマラソンを走ったあと、駐車場に向かったら倒れて、悶えていました。熱中症だったと思います。症状が落ち着いたので、車のなかに入って、休んでいたら、なんとか復活できました。危うく死ぬところでした。何人か、私が倒れていたのを見たはずなのに、誰も助けてくれませんでした。救急車?呼びませんでした。車の中にいたら、落ち着いたので。」

「うん。その話は、わかったけど、どの辺が、暑さに強いってことになるの?どっちかって言うと、暑さに強いっていうよりは、我慢強いっていうように聞こえたけど。」

 

彼がなぜ、そんなにまで、仕事に熱心なのか、俺にはよくわからない。

 

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金曜日の朝、彼が血まみれで出社してきた。

 

「自転車で走行中に、前輪にカギが引っかかってロックしたので、頭から道路に激突しました。」という。眉毛の辺りが腫れて出血している。他にもあちこちに擦り傷が見える。

 

「マキロンあるから、消毒したら?」

「いいです。ここにコロナ用の消毒液ありますから。」

「そんなアルコールじゃなくて、ちゃんとキズ用の消毒薬使った方がいいよ。そんなこといえば、ここにファブリーズもあるから、ひと吹きで除菌して、抗菌までしてくれるけど、使わないでしょ。病院も行った方がいいよ。」

「いいです。それに痛みもそんなにひどくないです。」

「それはたぶん、帯状疱疹の痛み止めが効いてるからだよ。」

「いいです。血が出てれば安心だし、痛くないですから。私は痛みには強いので。」

「我慢強いってことはわかったけどなあ。」

 

そしてそのまま、彼は定時まで仕事をして帰った。何度も、早退した方がいいと言ったのだが、頑なに帰らなかった。せめて、在宅勤務に切り替えたらとも言ったのだが、それも拒否された。

 

本当に命がけで仕事する姿を見て、すごいなとは思ったけれど、俺は真似できないなと思ったし、真似しようという気さえわかなかった。なぜそこまで仕事熱心なのか、さっぱりわからない。

 

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3連休は大学のスクーリングだった。教室にはかなりの人数がいた。

 

「俺は、とても卒業できそうにない。レポートもテスト(10問の課題があらかじめ示されており、そのなかからランダムに2問が出される)も全然、終わらない。」隣に座った以前から知り合いの若者と話す。「というわけで、来年もいるから、よろしくな。」

 

「俺は、めちゃくちゃ、順調です。」と彼は言う。「テスト、俺は1000字なんて絶対に書きませんよ。だいたい800字くらいです。レポートが1000字を超えるくらい。」

「まじで?俺、テストで数千字、書くの普通だよ。」「書き過ぎです。」

 

席の後ろには、俺と同じ、去年の4月に編入した人がいた。聞くつもりもなく、話を聞いていたら、彼はもうすべてのレポートと試験が終わり、あとはスクーリングだけなのだという。

 

「まず、レポートだけ書いちゃって、テストは10個も答案を用意するのは大変だから、参考資料だけ用意して、テスト時間の60分間に2本、仕上げる。」のだと話していた。

 

話を聞いているうちに、それが正解なんだと実感した。「こういう話を後半かなり過ぎてから聞くと凹むなあ。」と思った。

 

それでも、自宅に帰って、もう一度、溜まっている科目を見つめ直した。やりようによっては、卒業は無理でもその直前くらいには行けそうだった。

 

しかし、自分の科目を見つめているうちに、大変なことにも気が付いた。俺は卒業に必要な単位を稼ぐことだけを目標に、適当に科目の選択をしていたのだが、このままでは、建築士の資格試験が受けられないことが、わかった。

 

先日、ボーイングの設計者による講演を聞いた。ボーイングでは、何をするべきなのか、プランを徹底的に練るのだという。完成した後、誰に機体を売り、いくら儲かるのかまでシミュレーションしてから動き出すのだそう。とりあえず、作ってみて、うまくいかなかったら手直しして、なんてことはもうあり得ないのだという。そうすると時間も労力も金も余計にかかり、一から作るよりも手間なのだそうだ。きっと三菱も、このプランの見立てが正確にできていなかったから、挫折したのだ。

 

自分の大失敗の科目選択を見つめながら、このボーイングの話を思い出していた。俺は、大学に入ったときから、今までずっと見込みが甘かった。何をどうしたら、必要な科目を取得して、卒業できるのか、今一度考え直したいと思う。幸いなことに、まだ手付かずの科目がいっぱいある。手戻りはほとんどなくて済みそうだ。それはそれで、残念なことだが。

 

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「トンネル」のシーズン1を見終わった。

フランスとイギリスの国境で、切断死体が見つかり、両国の警察が捜査に乗り出す。この辺りは、以前も別の国のテレビドラマで見たような設定だ。フランス側の女性の捜査官が、優秀だが人格的に少し問題がある点も似ている。

 

ストーリーはよく練って合って、最後まで飽きずに見た。ただ、犯人は、目的に対して手間暇をかけすぎだろうという気がした。もっと簡単に、目的を達成する方法はいくらでもあったのに。

 

同一犯の犯行が続くから、ドラマになるのだと言われればそれまでだが、いや、つまりはそういうことなんだろう。

 

フランスの警察は、もちろんフランス語を話すが、英語もペラペラだ。それになんとなく、みんなだらしなくても、おしゃれに見える。ドラマの設定だけなのか、それとも本当にそうなのか?フランスはいいなあ、と何度もこのドラマを見ながら思った。

名古屋に来た2年3か月ほど前の2021年4月から、ジムに通い始めた。ライザップよりは安いが、それなりにお金がかかるマンツーマン指導をしてくれるジムだった。ここで、トレーニングの基本は学んだように思う。食事制限の仕方もここで学習した。

 

ジムに通った一番の目的は、痩せることだった。当初は1年で10キロ痩せるつもりだった。

 

ジムに通い始めた最初の1か月は、思ったような成果が出なかった。体重はなかなか落ちないし、体型も変わらない。つらいトレーニングを続ける意味が分からないなと思った時に、血圧を測ってみたら、150とか160とか普通に出ていた血圧が、130台にまで落ちていて、これがジムの効果なのかと驚いた。

 

そこからトレーナーに食事指導などもしてもらいながら、半年ほどで7キロぐらいは一気に落ちた。でも、その後はなかなか落ちなかった。この間、トレーニングやプロテインなどで、100万円は使った。

 

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今週、ようやく当初より10キロ痩せた。随分と時間がかかった。今まで通っていたジムはやめた。そして、今まで通っていたジムのトレーナーが独立したので、今はそのジムに通っている。

 

今週もそのジムに行った。下半身トレーニングの日だったが、右足の膝に違和感を感じたので、途中からは上半身トレーニングになった。

 

トレーニング後、プロテインを飲んでいたら、「-10キロ達成!」とトレーナーが紙に書いている。何してんのかな?と思って見ていたら、この紙とトレーナーと一緒に写真を撮ってほしいという。それで撮った。SNSでの広報に使いたいというので了解した。

 

俺が痩せたという、超個人的な、世のなかではほぼ「どうでもいいこと」が、こうしてビジネスに結びつくことが驚きだった(俺には利益があるわけじゃないけど。)。まあ、考えてみれば、ジョン・レノンなんて「ヨーコを好きだ。」って曲を作って売ってたわけだし、広末涼子の不倫だって、興味がない俺だって知っているんだしなあ。超個人的なことがビジネスに結びつくなんてことは当たり前のことなのかもしれない。ただ、俺にとっては初めてだった。

 

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今週も飲みに行かなかった。でも、ある人が、土曜日に缶ビールを6缶もプレゼントしてくれたので、土日のうちに飲んでしまった。

 

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土曜日は、もちろんビールを飲む前だけど、車を運転して豊田市美術館に行ってきた。展示物じゃなくて、建物を見るためだった。

 

別に、興味もないけれど、建築学部に行ったら、こういう建物を義務的にでも見に行かなくてはならない。豊田市美術館の建物は四角い。2階に登ると、水面の向こうに建物が見える。晴れていたら、建物が水面に映ってきれいなんだろう。

 

なんとなくバルセロナ・パビリオンに似てるなあ、と思った。ヨーロッパはどうか知らないが、日本でこうして建物の隣に、建物の美しさのためだけに水面を作るというのが、俺には違和感大ありだ。蚊が大量発生するような気がしてならないから。

 

建物の入り口近くには、池があって、巨大なジャグジーのようにブクブクと泡を立てている。なんでこんなものが必要なのか俺にはさっぱり。俺は建築や外構について、見る目がないんだと思う。喜んで認める。

 

せっかく来たのだからと、なかの展示物も見学してきた。さすがは美術品。何がいいのかさっぱり。無料だと言われても、いらない。俺は基本的に美術館は面白がればいいのだと思っているので、良さはわからないけれど、楽しんできた。

 

展示物を見て歩いていたら、係員に呼び止められた。

「この先の展示物には、登らないようにしてください。それから作者がパフォーマンスをしています。あと、壁にも文字が書いてあって、それも作品なので、カバン等を壁にぶつけないでください。」

 

展示物に登らないように?作者がパフォーマンス?よくわからないまま、進む。大きな部屋に、コンパネが斜めに敷き詰めてある。そこの中腹に誰かがよじ登って、じっとしている。どうやら、この斜めになったコンパネが作品で、その中腹でうずくまっているのがパフォーマンスらしい。いやあ。いいもんみたわ。壁に鉛筆で、何かくだらないことが繰り返し書かれていた。もう忘れてしまったけれど。

 

こういう芸術を見るとほっとする。いやあ。いいわ。美術館。面白かった。

 

そして、頭がいかれていたんだと思う。豊田市美術館の売店で見た「レインボー・メーカー」っていうおもちゃがどうしても欲しくなって、5千円以上もするのに買ってしまった。

 

https://youtu.be/5ndQOJU1Xjk

 

自分でも馬鹿じゃないの?と思う。俺、本当にどうかしてた。

 

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土曜日の夜、缶ビールを4缶、続けて飲んだら、眠くなったので寝てしまった。今日の日曜日は朝から残りの2缶も飲んでしまった。

 

体がだるくて何もする気が起きない。ベッドに倒れこんで、漫画を読んで過ごした。「これが男の更年期ってやつかあ。」なんて思いながら、うたた寝なんかしていたんだけど、こうやって文字にしてみると、ただの飲み過ぎだ。

 

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大学の勉強では、レポートを2本書いた。読み直してみると、さっき書いたことがまた出てくるといった、ぼけたレポートだけど、小問のくくりが重なっているので仕方がない。

 

ということにして、提出してしまうつもりでいる。

 

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湊かなえの小説「高校入試」を読み終わった。

県内有数の進学校である橘第一高校の入試を台無しにしようとする企みと、それに振り回される高校側のお話。

 

今回は、殺人がなかったし、そもそも俺は高校入試に、重きを置く感覚がない。自身の高校生活がろくでもなかったので、高校なんてどうだっていいやって思いの方が強い。

 

きっと、高校入試に命を懸けているような人が読むときっとハラハラするんだろうなあ、とは思うけれど。別に試験時間中に携帯電話が鳴ったって、俺は「しょうがない。」って思う程度だけどなあ。

 

実際、法学検定の試験時間中にも鳴らしたやつがいて、そのときは腹が立ったけれど、試験結果は全国で11位くらいだったからどうでもいいや。

 

なんか、湊かなえはすごいっていう先入観から読んでみたけれど、そういうわけで、この本は俺にとってはそんなに大したことなくて「ふーん。」と思っただけだった。