今週は月曜日に仕事帰りにジムに行って、下半身を鍛えた。

 

それから別の日にはボイトレにも行って「手袋を買いに」の朗読の練習をした。母さん狐の声が、俺の場合、「まるで博士の声」になっているらしく、もっと母性を感じさせる声を出すようにと言われた。母性を感じさせる声かあ。まあ無理だと思う。

 

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職場では来年以降の希望聴取があり、俺は退職することを改めて伝えた。ところが、もう一人の同僚も辞めることになり、しかも俺よりも辞める時期が早い。辞めたいと思うのは、まあ当然かなという気もするけれど、俺の退職にまで様々な形で影響が出てきそうだ。

 

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いろいろとストレスが溜まっているという自覚があったので、木曜日に飲みに行った。1人で、2軒行った。そのうちの1軒は1か月くらい行っていなかった店で、バランタインをキープしていた。でも前回、飲み切ってしまい、新しいバランタインのボトルがなかったので、空のボトルをキープしてもらっていた。そのボトルが見つからない。ボトルには、いろんな店員による書き込みや装飾が施されていた。「空だったから捨てちゃったんじゃない?」「それは絶対にない。」言い切った店員がかっこよかった。

 

見つかった後、目の前で、空のボトルにウイスキーを詰め替える。その技術の高さにも驚いた。

 

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その店を出た後、もう1軒行った。そこでも2時間くらい飲んだ。ただ翌日、仕事があることを見越して、記憶を失くすほどまでは飲まなかった。

 

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金曜日の仕事は普通にこなした。

 

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土曜日は仕事だった。1日働いて、帰りには雨が降っていた。荷物を持っていたので、やっかいだったが、濡れることにして、自転車で家まで帰ってきた。

 

それから名古屋を午後7時くらいに出て、長野の田舎に帰った。雨が降ってたが、恵那山トンネルを抜けたときには雨が雪になっていた。まだノーマルタイヤだったので、雪は少し怖かった。

 

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そして今日の日曜日は長野の田舎で、午前中に、予約していたガソリンスタンドにタイヤを持っていき、スタッドレスタイヤに交換をしてもらった。午後は、地元の集会所の掃除に行き、高所の窓ふきも率先してやった。高いところが平気な性格でよかった。それに続く講演会にも出席した。

 

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長野からの帰り道は渋滞の連続だった。

休んでいるときに写メが送られてきて、誰だかわかるか?と書いてあった。

 

5人が写っていて、真ん中に友人がいて、その両側に女性が2人ずついる。女性は全員、おばさんだ。

 

「お前以外、誰1人としてわからん。」と返事をしたら、4人のうち1人は俺がその昔、好きだった女の子だという返事が来て驚いた。そういえば、そんな感じもする。写真を見て昔の恋心が燃え上がったかというと、そんなことは1ミリもなく「ふーん。」と思っただけだった。昔はかわいかったんだけどな、と自分のことは棚に上げて思った。

 

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そんなわけで、田舎から名古屋までの間は、かなり疲れたが、さっき、強めのチューハイを500ccほど飲んだので、もう大変だったのかどうかも忘れかけている。酒の力はすごいなあ。

 

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で、今週は休みらしい休みがなかった。今、頭に浮かぶのはそのくらいのことしかない。

あんまり関係ないけど、大学の勉強も、ほとんど進まなかった。

 

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小川哲の小説「君が手にするはずだった黄金について」(新潮社)を読み終わった。

俺としては、プロローグが一番読みごたえがあった。その後の短編は俺にはピンと来なかった。賢くて常識的な人が、非常識な人と対峙する、その葛藤。みたいな小説だったけど、特に得るものはなく、それはそうだろうなあ、と作者に(というか主人公に)共感しただけだった。

 

まあ、俺よりもはるかに頭がよさそうな主人公だったけど、能力を使う方向が、もったいないような印象を受けた。よくある事象を深掘りして、分析して見せる小説が今時なんだろうけれど、主人公とともに、俺自身も面倒くさい思いをするだけなので、俺はこういう小説は、(それなりに面白いけど)もういいや。

先週休み過ぎたので、今週の前半はかなり忙しかった。しかし、週の前半のうちにかなり仕事が追い付いたので、後半はそれほどきつい感じもなくなっていた。水曜日には、「ポートメッセなごや」の「メッセナゴヤ2023」に行くくらいの余裕まであった。

 

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火曜日にはジムに行った。すべてのトレーニングについていくことができた。体力が付いてきたように感じている。以前は、下半身のトレーニングをすると、帰りは歩けなくなるほどだったが、今ではもうそんなこともなくなった。

 

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木曜日に、某会社との会議があった。何でも話せる雰囲気だったので、俺は、地方議会が全国に1,700もあって、それぞれが年4回も議会を開いているけど、その8割から9割は質問がかぶっているのではないか、という話をした。議事録はそれぞれの自治体が公開しているので、共通のデータベースを作るだけでも、自治体での答弁作成の手間が格段に減るのではないか、ということを話した。

 

それから、スカウターが欲しいということも話した。スカウター自体はドラゴンボールに出てくる光学機械で、相手の力を測定する道具だけど、俺の求めているのはそこまでの能力が要らない。

 

クラウド上に保管した自分の作ったデータと顔認証ソフトを組み合わせて、目の前にいる人が「誰か。」を教えてくれるソフトだ。俺は政治家ではないので、人の顔や名前を簡単に忘れてしまう。それを思い出させてくれるだけでも、ありがたいので、こういうものがあったらなあ、と思っている。

 

この話を飲み屋の女の子にするとみんな「欲しい。」という。パーティーでも持っていたら重宝するだろう。社会のニーズはあると思うし、今の技術で十分実現可能なんだけど、誰も作ってくれないんだよなあ。

 

そんなことを話した。何が目的の会議なのかよくわからなかったが、そんな話をして帰ろうとしたら、「また来てください。」なんて言われて、俺も「はあ。はい。」なんて締まらない返事をして帰ってきた。

 

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建築の勉強は今週もほとんどしなかった。詳しくは知らないが、女性建築家の先駆者である長谷川逸子っていう人の対談を人に勧められてYouTubeで見たくらいだった。ただ、この対談は音が悪くて、そして最後は話している途中で唐突に終わり、なんだか長谷川さんって建築家に失礼なような印象を受けた。

 

大学の勉強は何もしていない。

 

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そして、金曜日には休んだ。日曜日に「技術英検2級」の試験がある。その勉強のためだ。

 

月曜日から、1週間で、「技術英検2級問題集」(日本能率協会マネジメントセンター)を1冊やりきる予定にしていた。

この問題集は15回分の過去問が載っている。誤植や「本当にこの解答でいいのか?」という問題もあるのだが、基本的に技術英検の問題集はこれしか存在しないので仕方がない。誰かが頼んでくれれば、俺自身が解説本を書くんだけどなあ。

 

月曜日は、朝5時30分に起きて1回分をやり、昼休みに1回分をやり、夜寝る前に1回分をやった。

 

火曜日もなんだかんだで、2回分はやった。しかし、だんだんとその頻度が減り、金曜日の時点でまだ5回分くらいが残っていた。でも金曜日は、清掃のおばちゃんに部屋掃除を頼んで、そのおばちゃんが掃除をしている間の時間帯しか勉強しなかった。あとはダラダラ過ごしてしまった。

 

そして、土曜日も似たようなもんだった。でもなんとか土曜日のうちにこの問題集はやり切った。もう1周回そうかとも思ったが、そんな気力はなかった。

 

どこまで理解しているのか自分でも謎だが、英文の並び替え問題など、自分自身でも驚くくらい、できるようになっている。俺はいつの間にこんなに英語ができるようになったのだろうか。毎日ewaというアプリで勉強(?)しているので、その成果なのかもしれなかった。

(実際、ewaで勉強していると、英語がわからないというより、聞き取れないことを深く自覚するようになる。He is a doctor.と言っているのか、He isn’t a doctor.と言っているのか、n’tが短くてわからない。そんなわけで、リスニングは肝心なことがわからないので、さっぱりわからん。見れば一瞬で分かるけどさあ。)

 

この問題集で、productという単語が「積」、そしてmeanという単語が「平均値」という意味を持つことを初めて知った。製造業に従事していた人と話す機会があったので聞いてみたら、productの方はともかく、中間値という意味のmeanは、使うことが多いということだった。

 

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そして、今日の日曜日は試験だった。試験時間は午前10時50分から12時00分まで。いつも1回分を35分ほどでやっていたので、実際の試験時間はその倍。たっぷりとあることになっていた。

 

試験開始は午前10時50分。その10分前の10時40分に試験会場に集合ということで、俺は会場に10時20分に着いた。それでも早すぎで、会場に入れず、エレベーターホールで皆、試験会場に入る時間を待っている状態だった。

 

それで、1階のコンビニに行き、イートインでコーラを買って飲みながら、本当に最後の追い込みをした。

 

10時40分に試験会場に入り、試験の説明を聞いていたら、「飲み物は、机の上に置いておいてもいい。」といわれて驚いた。それで、カバンのなかから、飲みかけのコーラを出して、机に置いて試験を受けた。

 

最初は、笑ってしまうくらい順調だったが、中盤でもたついた。選択肢が4つから2つにまでは絞れるが、その後の決め手がないという問題がいくつかあった。

 

ゆっくりと時間をかけて解いたが、それでも35分くらいだった。それで、コーラを飲んで、もう一度最初から解き始めた。

 

3か所くらい、答えを変えた。それがよかったのか、悪かったのかは、わからない。

 

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映画「ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書」を見た。

俺はピンク映画があまり好きでなく(人の生殖行為を見て楽しいか?という根本的な疑問がある。正直、なんか汚く見えるんだよ。)、その昔、エロ映画がかかっている映画館にも行ったことあるけど、登場人物が2人しかいないし、内容もくだらないしで、途中で出てきてしまっていた。

 

そんなわけで、基本的にピンク映画は見ないようにしているのだが、なんだか内容が面白そうなので見てみた。

 

カトリックの学校で、真面目な女の子だと、性的なものに相当に罪の意識を感じるような気が俺もする。男の人と付き合ったことがない、シスターなんて存在も身近にいるしなあ。この映画は、そういう状況を丹念に撮っている。そんなわけで、この映画をエロ目的で見るとつまんないと思う。そういう映画ではない。

 

この映画は、学生は性をどのように捉えるべきなのか、ひとつの道を示してくれる。俺もこの程度で十分だと思う。この映画を見て、女の子がマスターベーションをするのは普通のことなんだと、知って安心する女の子も多いと思う。

 

映画のできとしても、決して無理がない設定で、よく描けていると思う。たまにはこういう映画もいいなと思ったし、この高校を舞台にした映画レベルが、今の俺の英語力にはちょうどいいやと思ったのも発見だった。

 

青春映画ってやつを見直すのもいいかもしれないと思った。

今週は、水曜日に直行直帰の出張があり、火曜日と木曜日も休んだので、月曜日しか会社に行っていない。仕事が溜まっているので、困ったのものだが、きっと明日の俺が頑張ってくれるだろう。

 

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火曜日に歌のボイトレに行った。前回は体験コースだったので、本格的に習うのは1回目。

発声学に詳しい先生だ。

「最近、高い声が出なくなったんです。加齢ですかね。イケボになりたいのに。」と言ったところ、トレーニングをしながら分析してくれた。

 

どうやら、僕は、声帯をきちんと使っておらず、声にならない息が多いということだった。それで、まずはきちんと声帯を使うトレーニングをした。最初は難しかったが、だんだんとできるようになってきた。声帯を閉じるという感覚がわかってきた。

 

よく、ボーカルが歌いだす前に「アー。」とか「オー。ベイベー。」とか歌っているのを、「気合入れてんのかな?」とただ聞き流していたが、あれは、声帯を閉じることを意識づけているのかと、トレーニングをしながら思った。

 

それから、僕は、好んで、オペラのように声帯を低くして、鼻で響かせるような話し方をしているという。その位置についても矯正するトレーニングをした。

 

やりながら、だんだんと自分の声を取り戻しているような気がした。そして、そういえば、思春期の頃、俺は自分の声が大きいのが嫌になって、人が聞き返さないと聞こえないような小さな声で、しゃべっていたことを思い出した。

 

それから、息が多い話し方も、どこか外国のロックのボーカルがそう歌っていて、真似しだしたのが最初だと気が付いた。今までそんなことも全部、忘れていた。

 

それで、俺は歌のトレーニングなのに、先生に頼んで、発声練習の方に多くの時間を割いてもらった。

 

トレーニングの終わる頃には、随分と高い音まで出るようになっていた。ちょっとしゃがれた声だったのも、普通になった。何よりもしゃべるのに力が要らなくなり、楽にしゃべれるようになった。

 

まあ、日曜日の今はもう元通りだけどさあ。

 

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火曜日と木曜日、それからの3連休は、本来は大学の勉強と来週受ける技術英検の試験勉強のために休んだのだが、ただひたすら怠惰な生活を送ってしまった。俺は、いくらでもさぼれることがわかった。これも一種の才能だ。

 

それでも今日の日曜日には、将来の方針を立てるために、ファイナンシャルプランナーに相談に行ってきた。

いい人のようだった。いろんな資料を検討してもらうように置いてきた。

 

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そんなわけで、大学の勉強に関しては、目覚ましい進捗というのはない。せいぜい、レポートを1科目、送ったくらいだった。

 

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デ・ニーロの映画「スコア」を見た。

モントリオールの倉庫から、王笏(杖みたいなやつ)を盗み出す。こういう映画は、予定通り盗み出しました。おしまい。ということはあり得なくて、順調に行くけれど何かが起きる。

 

失敗するのか、成功するのか。意外と選択肢が多くて、最後まで緊張感を持って見た。なかなかいい映画だった。

朗読のボイストレーニングを月に2回ずつ受けていたが、12月いっぱいで終了することになった。トレーナーが廃業するからだ。理由はいろいろあるらしいが、大元の原因はインボイス制度だという。「電子帳簿なんか用意できないし。」

 

岸田政権に人気がないことは、誰もが承知しているところだが、最近、マスコミの原因分析から「インボイスを実施したこと。」が抜け落ちているように感じているのは俺だけだろうか?

 

俺もこのインボイス制度には大いに不満がある。先日なんか、300円にも満たない請求書を作って郵送したら「インボイスの適格請求書を送りなおしてください。」と言われて、「本気で言ってるのか?」と軽くキレてしまった。今なら、インボイス制度を廃止しますという政党(あるのかもしれないけど)が現れたら、絶対に投票する。

 

国としては、様々ないじめのような施策を小出しにすることで、個人事業主や小企業を本当につぶし、世界的に見て効率が悪いという産業構造を転換させたいのかもしれないが、大企業がそれぞれの産業を独占するようになったら、日本中がシャッター街になるような気がする。

 

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今週は、大きな会議があった。その会議の後の飲み会で、空飛ぶクルマについて詳しい人と話す機会があって、話をした。

 

大阪万博では4社が空飛ぶクルマを飛ばすらしいが、有人タクシーなんかではなく、運ぶのは貨物らしい。それを聞いて「それじゃ、ドローンじゃん。」って思った。

 

空飛ぶクルマは、タクシーのような商業ベースで考えると、1人が運転し、2人がお客さんとして乗るので、最低でも3人乗りの設計が必要になるらしい。で、その人数に合わせてプロペラを増やしていくと、今度はそのプロペラ重量がネックになって飛ばない。そしてまた、プロペラが1つ止まってしまっても飛んでいられる設計にしなければならないが、そのバランスが難しいらしい。話を聞きながら、それはそうだろうなあ、と思った。

 

でも、そういう設計は、次々と障害が現れるものの、どこか楽しそうだった。逆に「君はいったいどういうモチベーションで仕事しているの?想像できないんだけど。」と聞かれてしまったので、正直に「モチベーション、ないですね。」と答えた。マジでそう。もうやめるし。

 

その日の夜は、そのあと、また1人で飲みに行き、12時過ぎまで飲んだ。

 

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翌日は休みだった。二日酔い自体は軽かったが、何もする気がわかず、午前中は風呂に入って洗濯をして、あとは寝ていた。

 

午後は、近い将来、ファイナンシャルプランナーの人と相談する約束があるので、その基礎資料となる、いろんな書類の整理をした。

 

その後、朗読のボイストレーニングに行った。いつもどおりのトレーニングだったが、冒頭でいったように12月でこのトレーニングも終了だ。

 

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週末は、職場関係の人たちで、徳島県に旅行に行った。俺は四国に行くのは初めてだった。狭い意味の職場では、人間関係に問題があるため旅行などありえないが、職場関係の人とは、そうでもないので、俺も含めて4人で旅行に行くことになった。

 

朝7時に名古屋を出たが、渋滞にはまり、徳島に着いたのは午前11時30分だった。

 

濃厚な徳島ラーメンを食べたあと、徳島のとても偉い人(俺の主観。)が案内をしてくれて、祖谷のかずら橋を見に行った。そして帰り道では、阿波インターから雨のなかを歩いて、土柱を見に行った。夜は阿波おどりホールで阿波おどりを見せてもらった。男踊りは、派手で野性味や迫力があった。女踊りも、どこか強さを感じさせる踊りだった。一見、自由なようで、そしてまた、秩序だっている、不思議な調和がとれた踊りだった。内容的には、とても興味深かった。そして、夜は、徳島の偉い人と居酒屋で飲んだ。偉い人が選んでくれた料理はとても美味しかった。

 

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翌日は、眉山の頂上まで車で登った。そして、海や空や徳島の街を見た。それから鳴門市に行って偉い人に会い、いっしょに鳴門うどんを食べた。濃厚な徳島ラーメンとは真逆の、胃に優しい、あっさりとしたうどんだった。

 

それからうずしお観潮船に乗って、鳴門のうずしおを見に行った。ちょうど潮の流れが切り替わるタイミングだったので、海面の高低差があって、迫力があった。ここで、偉い人とは別れた。それから、淡路島にわたり、有名なたこ焼きを食べて、北淡 震災記念公園に行って、断層を見学して、帰ってきた。帰りも渋滞にはまり、一度も休憩を取らなかったのに、淡路島の震災記念公園から名古屋まで3時間30分もかかった。

 

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そんなわけで、今週も大学の勉強は進んでいない。

 

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高瀬志帆の漫画「二月の勝者-絶対合格の教室-」(ビッグコミックス)を今出ている19巻まで読み終わった。

私立中学校を受験する小学生の受験ドラマだ。

 

俺は、その昔、昼休みに毎日、私立中学の難問算数を解いていた。もちろん、方程式を使おうが、積分を使おうが自由というルールでだ。

 

だから、彼らが経験しているレベルにある程度、実感を持てる。もっとも、私立中学の入試で「方程式を使ってはいけない。」なんてルールは、すっとこどっこいルールの最たるもので、算数を解くのに、方法を制限するなんて馬鹿げているとは思っている。

 

あと、もう一つ。小学生ルールでは、答えが0.0になった場合、0.0では誤りで、0が正解ということになっているが、これは間違いだ。0.0センチと0センチは全く違う。10分の1まで(つまりミリまで)測れる道具で測った場合は、0.0センチが正解。より精度の高い計算をしたという結果だからだ(当然のことながら、ミリが測れない道具では、0.0センチは誤りだ。この場合は0センチが正解。)。

 

そんな小学生算数には不満もあるのだが、それはそれとして、この漫画はそれなりに面白かった。

 

基本的にテレビ番組では、学力的に優秀な子供をヒーロー扱いしない。スポーツ選手は取り上げるが、賢い子を取り上げることはしない。そんなわけで、公立の小学校では、私立中学校受験生ということで、ちょっと変な目で見られるような経験もしなければならない。

 

子供をなんとしても優秀な中学校に入れたい親と、それを実現することで稼ぐ塾と、大人たちに子供たちは振り回される。

 

そして、いち早く、学力を身につけることは、実は自分のためになることなんだとわかった子から、自ら努力をはじめ、学力が伸び始める。

 

この漫画は、そんな過程を、すごく遠回りをしながら教えてくれる。そして、こういう経験をしなかった田舎で公立中学校しかなかった俺は、うらやましいような、ああよかったというような、そんな複雑な気持ちにさせられる。

 

あと何巻続くのか知らないが、また新作が出たら、続きを読むんだと思う。

今週は、量はたいしたことがなかったけれど、時間に追われる仕事がいくつかあって、その対応をしなければならなくて、それなりに忙しかった。

 

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金曜日は年休を取った。午前中は洗濯をしたりクリーニング店に行ったりした。午後1時から依頼していた掃除のおばちゃんが来てくれる。

 

介護の現場に、外国人労働者を入れることの是非について話しながら、互いに掃除をする。元々、俺は、部屋の整理整頓はそれなりにきちんとする。でも掃除機をかけたり、雑巾で床を拭いたりってことがなかなかできない。おばちゃんが来てくれてから、部屋がどんどんきれいになっていくのがわかる。特に台所のシンクは、俺が借りる前からある長年の錆がかなり減少した。

 

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おばちゃんが2時過ぎに帰った後、パスポートを作るために長野県に帰る。今までのパスポートは、コロナの時代にいつの間にか失効していた。市役所の窓口は5時に閉まってしまうので、それまでに、書類を整えなければならない。もっとも一番厄介な戸籍謄本だけは事前に準備をしていた。

 

高速道路を休みなしでぶっ飛ばす。4時くらいに、市役所近くの写真店までたどり着いた。とりあえず、パスポート用の写真を撮ってもらい。現像している間に、収入印紙を郵便局まで買いに行く。

 

そして、再び写真店で写真を受け取ると、市役所に向かった。市役所の売店で、県の収入証紙を買う。それから、パスポートの窓口に行った。まだ5時までには余裕があった。

 

手続きをしているときに、「収入印紙と収入証紙は、今日は必要がない」ことがわかった。受け取りの時までに用意すればいいのだという。それから、収入印紙もわざわざ郵便局まで行かなくても、市役所の売店で売っていることも初めて知った。

 

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もう退職するので、保険の見直しや、お金についてファイナンシャルプランナーに相談をすることにしていた。土曜日の午前中はそのための書類を整理する。

 

保険やさまざまな投資の書類、積み重なった領収書の整理を狭いスペースでしていたら、イライラしてきた。イライラを抑えるために、ラジオを持ってきて、音楽を聴きながら作業していたけれど、それでもイライラが止まらない。

 

根本的な原因は、スペースが狭いことだった。周りに冬用や夏用の衣類が袋等に入って積み重なっている。その衣類が、書類整理のスペースを減らしているのだった。それで、書類の前に、衣類の整理をすることにした。

 

最初は、夏用と冬用に分け、さらにスポーツや作業着に分け、とだんだんと小分けにして整理をしていく。

 

信じられないことに、17歳の頃に買ったような服も出てきた。俺、こんなに服を持っていたんだっけ?

 

捨てる予定の服が積みあがっていく。昨日の夜は、寝る前に「ちゃんとしたパジャマも買わないとなあ。」なんて思っていたのに、まだ着れるパジャマだけで10着以上あった。着そうにないものは躊躇なく捨てる。

 

捨てる服だけで、45リットルの可燃物の袋がいっぱいになるほどあった。そうして整理したら、とても広い空間を生み出すことができた。

 

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改めて書類の整理をする。

 

頭を抱えたのは、株で大損していることがわかった時だった。父親から東洋紡の株を受け取っていて、ほったらかしにしていた。今日、改めて見てみたら、価値は10分の1まで落ちていた。東洋紡の能無しの経営陣め。大損害に呆然とした。知らない方が幸せだった。

 

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それから、車を洗いにガソリンスタンドへ行った。外側を撥水洗車してもらい、なかは掃除機でクリーニングしてもらう。

 

「終わりました。」というので、会計に行くと、「なかはきれいだったので、清掃はしたけれど無料でいい。」と言う。ちょっと親切で驚いてしまった。

 

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それから、温泉に行く。

実家の風呂は、今はガスがなく、電気温水器の風呂しかないが、電気温水器の風呂はなんか入る気がしない。

 

それで、温泉に入って、また家に帰ってきた。

 

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午後3時から、翌日の運動会の準備。テントを3つも作り、さらに杭を打ち込んで旗まで立てる。みんなの運動会にかける思いに圧倒された。

 

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夜は、友達3人と飲みに行った。翌朝は7時から、また運動会の準備なので、5時から飲み始めて、8時頃には終わった。

運動会の準備の打ち上げで、居酒屋も混んでいるんじゃないかと思ったが、翌朝が早いからと、ほとんどの人は飲みに出ていないようだった。

 

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そして今日は、秋晴れの雲一つない快晴。運動会日和だった。

 

準備が終わると、任された仕事をした。俺は運動会の種目に参加した人に、洗剤とか、お菓子とかの参加賞を配る仕事だったので、簡単だった。

 

そして、運動会は最後までいて、そのあと後片付けをした。今日は運動会の打ち上げで、すごい飲み会になりそうだったが、俺はそれには参加せず、さっき、また名古屋まで帰ってきた。途中、何度も渋滞にはまって、大変だった。

 

そして、今週も、大学の勉強はほとんどしていない。

 

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原田ひ香の小説「喫茶おじさん」(小学館)を読み終わった。

こんなつまらん小説をよく最後まで読んだと思う。主人公は57歳。早期退職し、バツ1で、2人目の妻からも離婚を求められている。5千万円という破格の退職金を手にしたものの、2千万円は無謀な喫茶店経営で溶かし、残りはほとんど妻に奪われる。

 

ピンチや行き詰るたびに、彼は喫茶店に行き、コーヒーを飲んで現実から逃げ出す。昔の俺なら、共感したかもしれないが、今のようにジムで体を鍛えている俺には、食い物、それも甘いものに逃げて、嫌なことを後回しにする根性が気に入らない。今も命がけでダイエットをしている俺のトレーナーの爪の垢でも煎じて飲め、と思う。

 

大学生の娘が、京都で男と外泊するからって、大騒ぎするのも俺の価値観とは違い過ぎる。その男がチンピラだとか詐欺師だとかとても問題がある男ならともかく、真っ当な男だとわかっているんだからなおさらだ。もう大学生ならどうだっていいじゃん、と俺は思ってしまう。

 

それでも、この喫茶おじさんの失敗から、自営業は真剣にやらないと簡単につぶれることを反面教師として学んだ。

 

どこかまだ自分が自営業をすることについて他人事みたいな気持ちでいたけれど、少し考えというか姿勢が改まった。

今週は忙しかった。

 

火曜日は、午前中に、日曜日に安曇野で行われる会議のリハーサルがあり、午後は別の懇談会付きの会議があった。どちらもかなり重要な会議だった。水曜日は、前日の会議参加者と、刈谷市にある有名企業との話し合いにアテンドをした。

 

木曜日は、午後から長野市で行われる、これまた重要な会議に参加して、金曜日は松本市で行われた、退職者向けのセミナーに参加。金曜日の会議は、一応、休日扱いだったけどさあ。

 

で、土曜日は、疲れて寝ていたんだけど、日曜日に安曇野で行われる会議が、会場に朝9時集合ってことになっていたから、土曜日のうちに実家まで帰った。

 

そして今日の日曜日は、会議をして、そのあと、仕事で長野県の豊丘村ってところに寄って、また名古屋まで帰ってきた。

 

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そういうわけで、今週は、月曜日は仕事がらみの飲み会で、木曜日の夜は、昔の同僚と飲んだ。木曜日の夜は、そのあと、権堂に一人でまた飲みにも行った。それでも、記憶を失くすほどには飲まなかった。

 

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そして、俺は、この前のスクーリングで、いよいよ建築に目覚めてしまい、長野市に出張した際には、会議終了後に長野県立美術館を見学し、松本市に出張した際には、まつもと市民芸術館と、松本市美術館の見学をした。

長野県立美術館

まつもと市民芸術館

松本市美術館

 

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金曜日に名古屋まで帰ってきたときに、それまで着ていたジャケットに、ファブリーズを大量にかけて、日曜日の会議にも着ていくつもりでいた。

 

ところが、明るい部屋でまじまじとジャケットを見ると、けば立っているところや、毛玉になっているところ、小さな穴が開いているところまで見つけてしまった。

 

それで、そのジャケットは捨てることにして、安曇野に行くまでに、どこかの紳士服店でジャケットを買うことにした。

 

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元々俺は、ジャケットなんか「実用性が乏しい、会議以外では用なしの服。同調圧力に負けた自分の情けなさの象徴。着るのは保護色として有用だから。」くらいにしか思っていないので、ジャケット型の作業着があれば1秒の迷いもなく、そっちに手を出すタイプだ。

 

たまたまテレビを見ていたら、中山きんに君と、三浦友和が「洋服の青山」のジャケットを宣伝していた。ストレッチ素材で、洗濯もできて、しかも1万円を切るのだという。

 

土曜日に、実家に帰る途中で、紳士服店を見つけたので、寄ってみた。残念ながら、「洋服の青山」ではなく「紳士服のアオキ」だった。

 

それでも、ジャケット売り場を見ていたら、パジャマスーツというのを売っていた。パジャマのように着ることができて、洗濯ができて、しわにならなくて、9000円くらいだという。

 

試着してみたら、俺にはMでも大きすぎで、Sでちょうどいいくらいだった。店員にも確認してもらったら、Sが適切だという。それで、そのジャケットを買った。

 

確かにいい。しわにならないから、袋に折りたたんで持ち運ぶことができる。早く、パジャマ礼服も作ってほしい。

 

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そんなわけで、今週は忙しかったので、ジムにも行かず、ボイトレにも行かなかった。

 

来週からは、それなりに会議があるものの、それほど重要ではないし、少しずつ余裕が出てくる。1週間、体作りをさぼって飲み会なんかに行っていたので、体がもう太り始めている。来週はジムにも行き、留年は避けられない状況にはなってきたが、大学の勉強も進めたいところだ。

 

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映画「タワーリング・ダウン」を見た。

最近、見た中で、圧倒的にひどいダメ映画だった。この映画を最後まで見た俺、頭がおかしいと思う。何に期待をしていたのか。

 

全てが中途半端で、いい加減。消防士も本当に救出しようとしていないし。そして、被害者家族も、どうやって逃げ出してきたのか、肝心なところがわからない。

 

人生を無駄づかいしたい人以外は絶対に見てはいけない映画だった。

来月、技術英検の2級を受ける。問題集を眺めている限りでは、それほど勉強しなくても受かりそうだけど。それでも、きっと直前になったら、本気で勉強するんだろう。ちゃんと勉強をしさえすれば大丈夫。このレベルなら、そんなに自分自身に対して心配していない。

 

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そういう試験を控えていることもあって、今は主にEWA Englishという有料アプリで英語の勉強をしている。その初心者向けのアプリのなかで、英単語には、発音しない音が含まれている、という解説があった。

 

knifeのkや、bombの最後のbは発音しない、なんて話で、当たり前の話過ぎて聞き流していたのだが、sandwichのdは発音しないと聞いた時は驚いた。サンドウィッチのドって発音しないのか。

 

俺は今まで、むしろドを強く発音していたくらいだった。確かに、外国人の発音を聞くと、dは発音していない。そして、自分で話してみても、ドを抜いた方がそれらしい発音になることがわかった。

 

こういう簡単だけど知らないことって、他にもたくさんあるんだろうなあ。

 

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上司に、来年、退職することは以前から伝えてあったが、年度の最後に年休の消化をすると言ったら、「休むんですか」などと呆れたように言う。年休の買い取り制度もなく、当然の権利だと思っていたので、「そりゃあそうでしょう。」と言ったら、「何を言っているんだ。こいつは。」という態度を示された。それから「無責任だ」だの「仕事をすべて書き出せ」とかまあ、いろいろと言われた。

 

辞めたいと思ったのには、多分にあなたのおかげですよ、と伝えたいと思ったが、止めておいた。

 

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で、その日の夜はジムに行った。いつもよりも上司に対する怒りで、力が出た。トレーナーにも褒められた。いつもは60分のトレーニング時間が長く、苦役だと感じていたが、今回はとても短く感じた。

 

トレーナーにそう言うと「怒っているときは、トレーニングは短く感じる。」のだそう。たぶん、交感神経が高まっているからではないかということだった。

 

トレーナーはまた試合前のダイエット期に入っているようで、少し辛そうに見えた。ボディビルの選手の追い込みは、どこか命がけといったところがある。トレーナーの姿を見ていたら、俺の怒りなんか小さいなあ、という気がした。

 

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週末の3連休は、3日連続の大学のスクーリングだった。たまたま座った席の、前と、隣に、あとから女性が来て座った。2人がいろんな話をする。1人は、大阪から、もう1人は北海道から来ているのだという。その話を聞いていた。ジャニーズのことやら、いろいろな話をしていて面白かった。

 

今回のスクーリングは余裕があった。毎回、徹夜に近いほど追い詰められるスクーリングだが、今回は5時頃には終わり、宿題もなかった。

 

それで、2日目の日曜日には、女性2人と、もう1人の男性と4人で飲みに行った。さすがに建築志向だけあって、オアシスを見たいというので、栄のオアシスにも雨のなか、連れて行った。

 

それから円頓寺商店街を散策して、名古屋駅の風来坊で飲んだ。貴重な情報交換ができて、今まで以上に有意義だった。

 

月曜日のスクーリングは、名古屋市内の建築物を見て歩いた。さすがに疲れてしまい、夜は飲み会も断って、早く帰ってきた。明日からの1、2週間は仕事が山積み。しかし、これを乗り切れば、相当に楽になると思う。

 

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映画「ワイルド・ブレイブ」を見た。

麻薬を運んでいたトレーラーが横転し、とりあえず、近くにあった山小屋に隠す。その山小屋を持っているのが、この映画の主人公。麻薬を取りに戻った組織と、主人公の家族と、激しい殺し合いが始まる。

 

アクション映画としてはよくできていた。ポップコーンを食べながら、「楽しかったね。」というような映画だった。そして、俺も、疲れているせいか、この程度の映画が十分、楽しい。自分自身が随分と安易に流れているような気もした。そしてそれは、たぶん気のせいじゃない。

今週は病院に行った。3か月に1回、定期的に通っている。心臓のエコー撮影をすることになり、臨床検査技師さんに診てもらった。

 

「息を吸って。吐いて。止めてください。」そういう指示を何度も受けた。撮影後、「息を吸ったり吐いたりするとき、あれは胸式呼吸と腹式呼吸のどっちが正解なんですか?」と聞いてみた。

 

「あれは、心臓が見やすい位置を確保するために、呼吸を利用しているだけなので、どっちでも構わないんです。呼吸に意味があるわけではないので。」ということだった。そうだったのか。

 

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ジムにも行った。下半身トレーニングの日だったので、警戒していたのだが、思ったよりも力が出て、苦役ではなくトレーニングをしている気持ちになった。苦手なブルガリアンスクワットも、左足では、きちんとできて、トレーナーに回数を追加されるほどだった。右足は相変わらず、へなちょこのままだったけれど。

 

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土曜日は、久しぶりにヘルパーのおばちゃんに部屋の掃除をしてもらった。部屋がきれいになると嬉しい。おばちゃんが掃除をしてくれている間に、僕もこまごまとした掃除をした。

 

1時間も2人で掃除をすると、今まで気が付かなかったようなところまできれいになる。ありがたかった。

 

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そして、土曜日は、新たに歌のボイトレも始めた。どういうわけか、俺の友達には歌がうまい人が多くて、ちょっとしたコンプレックスだった。ジムのトレーナーにボイトレのトレーナーを紹介してもらったのだが、なんと芸大出身。

 

ジムのトレーナーは愛知県チャンピオンだし、歌のトレーナーは芸大出身だし、俺はトレーナーには恵まれている。

 

腹式呼吸あたりから教えてもらうのかなと思っていたら、声帯の構造と声が出る仕組みの解説から始まったので、少し驚いた。「構造的に、猿人は声帯を使えていなかった。」なんて話は初めて聞いた話だった。

 

どうも人もかなりのトレーニングをしながら、ちょうど適切な音が出るように、絶えず調節をしているらしい。話を聞いているうちに、人の音の出しかたは、ピストンがないトロンボーンのような感じだと思ったので聞いてみたら「そのとおりです。」ということだった。

 

「猿人がしゃべれないのはわかったけれど、逆にオウムはなんでしゃべれるの?」と聞いたところ、「鳥類はちょっとわかりません。」とのことだった。

 

今回は声帯のストレッチと声帯をきちんと使った声の出し方について講義を受けた感じだった。アカデミックな感じで、とても満足した。

 

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土曜日の夜は6時30分から焼肉に行き、それからもう一軒行って、ひたすら飲んだ。12時頃に帰ってきた。

 

大変に楽しかったが、翌朝は全く起きられず、13時近くまで寝ていた。信じられないくらい散財もしており、少し、反省した。

 

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永井紗耶子の小説「木挽町のあだ討ち」(新潮社)を読み終わった。

これを一人の女性が書いたとは信じられないような、深さと幅がある、素晴らしい小説だった。いや、すごいわ。個人的には筋書を書いた男の人生が、とても胸を打った。これだけの小説を一度の人生しかない人が書けるなんて、本当にすごい。

 

読み進めているうちに、きっとこういう結末になるんだろうなあと予測をしていたのだが、それをさらに上回る結末だった。「うわあ。」と声が出そうになった。

 

最後に首を検める役人の仕事ぶりがいい加減でよかった。そうでなければ、この壮大なストーリーが壊滅してしまうところだった。

 

山本周五郎賞と直木賞を受賞したそうだが、それも当たり前だ。

ジムのトレーナーがまた、愛知県のボディ・ビルの大会で優勝した。賞状は英語で書かれており、そこには75kg以上級での優勝と書かれていた。

 

「75kgもあるんですか?そんなにあるようには、とても見えない。」

そう言ったら「それは、ボディ・ビルダーに対する悪口ですよ。こんなにすごい体なのに、75kgしかないんですか?というのが誉め言葉です。」と言われた。

重く見えるというのが、誉め言葉だったとは。

 

そして、前回は、大会のあと、1日で6kg太ったそうだが、今回は7kgも太ったとのこと。でもそんな風には全然見えなかった。しかし、それも悪口になってしまいそうだったので、黙っておいた。

 

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俺が就職したときに、隣の席に座っていた先輩が、現職で亡くなった。病死だった。

 

「お前が就職したとき、俺の隣の席に座っていて、どこの真面目そうなおぼっちゃまが来たのかと思っていたけど、こんな遊び人になるとは思わなかった。」そう言われていた。

 

いつも飲み会ではビールの大ジョッキを頼み、「乾杯」の挨拶とともに、一気飲みをするような人だった。キャバクラ、ギャンブル等々、悪い遊びの基本は大体、彼から学んだ。少し学びすぎて、ほとんど裏まで見えるくらい遊んだ。

 

最近笑ったのは、健康目標を立てろと職場にいわれた先輩が「1年に1日、休肝日を作る。」というとてつもなく低い目標を立て、しかも、達成できなかったと聞いた時だった。

 

その後、大動脈解離とかいう大病を患い、生死の境をさまよった挙句、無事に退院したのだが、医師から「禁酒」を宣言され、奥さんに泣かれても、飲みに行ったという。本当に生きた伝説のような人だった。

 

地頭がとてもよくて、特に交渉事には毎回、驚かされたのを覚えている。客引きのいるような店では、いつも格安の金額交渉をし、極端な交渉勝ちをしてしまうので「もう交渉しない。」と出禁になる店も多かった。

 

亡くなったという通知を見ながら、俺のなかでも一つ時代が終わった気がした。心のどこかで、仕事を続けていれば、またあの頃のような楽しいことが起きるのかもと思っていた自分に気がついた。もうそんなことはないのに。

 

遊び人として、有名だった先輩が亡くなっても、世の中は普通で、そして多くの人は忘れてしまう。今の職場でも、彼を知っている人は少なかった。先輩の話をすると、「そんな生活していたら体壊しますよね。」というつまらない反応しか返ってこなかった。

 

「もう、この仕事を続ける意味もないな。」

先輩の死と、俺の退職にはそんなに因果関係はないのに、そう思った。

 

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週末から2泊3日(土、日、月)で、長野県の田舎の仲間5人と福岡に旅行をした。目的は純粋に遊び。

 

土曜日の午前中に福岡空港に着き、地下鉄でホテルに。ホテルに荷物を預けると、タクシーでアサヒビール園博多店に行き、焼き肉食べ放題、ビール飲み放題を楽しんだ。このアサヒビール園は、10月31日には閉まってしまうそうで、ギリギリ間に合った感じだ。

 

そして、またタクシーで、福岡の競艇場へ。俺は小穴を当てたので、少し負けたくらいですんだ。

 

夜はもつ鍋を食べに行った。ニラが山のように載っている。店員が胸に名札をつけているのだが、不自然な名前なので、友達が聞いたら、漫画のワンピースの登場人物の名前を書いているのだそうだ。友達が「で、君は何の実を食べたの?」という実にしょうもない質問をしたところ、店員に爆笑されて、呆れられた。

 

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翌朝は、午前中から飲みに行った。そしてそのあと、みんなで昼には寿司を食べ、それからまた競艇場に行った。この日のレースは堅くて、基本的に穴派の俺はかすりもしなかった。賭けていた船が転覆したときには情けなくて泣けてきた。

 

それでも夜はみんなで、高級店に飲みに行った。フグのフルコースは、競艇がうまくいかなかったので諦めて、おこぜのフルコースを食べた。焼酎を、ボトルで2本も開けたので、1次会に3時間もかかってしまった。

 

それからシューティングバーに行ってエアガンを撃った。ちょっと変わった店員がいて、なかなか面白かった。

 

シューティングバーを出ると、俺はますます飲みたくなってしまい、それからバーに行って、ジントニックなどをまた飲んだ。午前2時頃に帰ってきた。

 

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俺以外はみんな結婚している。家族に、毎日、競艇をしていましたって訳にもいかないだろうし、それに、これが最も大きな理由だが、月曜日は競艇場が開いていない。

 

それで、仕方がなく、最終日は観光をすることになった。

 

福岡タワーにタクシーで行った。最上階までエレベーターで登って、その昔、「漢委奴國王」の金印が発見されたという志賀島なんかを、海の向こうに見てきた。

 

そこから、ヤフードームを経由して、新名所「BOSS E・ZO FUKUOKA」に行って、地上40メートルの高さからの滑り台というのを体験してきた。

 

で、夜になってから、また福岡空港から名古屋まで帰ってきた。明日から仕事だ。日常は本当につまらん。

 

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映画「カリブの白い薔薇」を見た。

年寄りの偉い爺さんに、美少女を妻として売る商売をしていた男が、あまりにきれいな美少女を好きになってしまい、売るのを躊躇しているうちに、部下の美青年に奪われてしまったという話。

 

ルッキズムだと、怒られてしまいそうだけど、これだけ美少女だと、どんなわがままを言っても「仕方ないか。」と思ってしまう。

 

なんだかへなちょこな映画だったけれど、美少女がとにかく印象深かった。

早期退職の申し込みをした。20名しか募集をしないが、結果が出るのが、2月末だという。

 

2月末?今の職場には年休の買い取り制度がないので、その頃にはもう年休の消化時期に入っている可能性もあるのだが、年休を消化している最中に、やっぱり早期退職は認めないという結果になったらどうするんだろう?早期退職制度の設計がどうかしているとしか思えない。

 

そんな時期になってから、早期退職は認めないので、自己都合退職で、退職金3割カットだと言われたら、もう闘うしかないなあ。

 

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今週は健康診断に行ってきた。こういう健康診断もサラリーマン時代は、強制だけど、これからは自分によほど不安がない限り、受けることはなくなるのだろう。そう思いながら受けた。

 

先生に「随分、体重が減りましたね。」と言われる。「はい。」「血液検査結果はまだわかりませんが、脂肪肝も改善しているといいですね。」「はい。」それが問題だ。

 

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その昔、果汁100%ジュースを飲んでいたことがあった。どうやら、俺の脂肪肝はその頃の果汁の摂り過ぎに原因があったみたいだ。

 

体重は落ちても中性脂肪の値はなかなか落ちてこない。それで、脂肪肝にいいと言われるブロッコリーを積極的に摂っていたのだが、俺の家の近くのスーパーではブロッコリーが260円もする。

 

この話をジムのトレーナーにしたら信じなかった。それはそうだろう。栄のデパートの三越ですら、ブロッコリーを160円前後で売っているんだから。

 

それで、ブロッコリーを売っている棚を写真に撮って持っていったら、驚かれた。そして昨日、同じスーパーに行ったら、とうとうブロッコリー1個が360円台にまで値を上げていて、俺もまた驚いた。

 

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脂肪肝の解消には、有酸素運動がいいらしい。無酸素運動である筋トレについては、随分と頑張っているので、それでいいとして、有酸素運動は俺はここ数十年、していない。

 

ジムのトレーナーに相談したら、朝、30分くらい歩くことを勧められた。そのくらいなら簡単だ。

 

それで、土曜日の朝、30分くらい、家の周りを歩いた。退屈なので、音楽を聴きながら歩いた。

犬の散歩をしている人もいる。朝は意外と多くの人が歩いていることがわかった。こういう世界もあったんだなと思った。

 

中学校の頃、飽きるほど聞いたベイ・シティ・ローラーズや、高校生の頃、何十回も聴いたスティービー・ワンダーの「ステイ・ゴールド」なんかを聴きながら歩いた。

 

ステイ・ゴールドを聴いているとき、自分の人生の失敗ぶりに涙があふれそうになった。この音楽を聴いていた、あの時代に戻れたらと痛切に感じた。

 

朝、歩くと、尋常じゃないほど、腹が減る。シャワーを浴びて汗を流すと、朝食がうまくて、食べ過ぎてしまう。そして、そのまま寝てしまう。

 

そうしたら、この土日で体重が一気に増えた。「これじゃ、本末転倒だろ!」と自分に突っ込んだ。

 

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土曜日に、実家の郵便物を確認しに、長野の実家まで日帰りをした。実は、土曜日は、午後から自分の部屋の掃除の予約をしていた。俺はその約束をすっぽかしてしまい、掃除のおばちゃんは俺がいなくて困ったらしい。

 

そう、長野の実家の前で、掃除の会社から告げられて、俺は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになって謝った。スケジュール帳を見たら、ちゃんと予定は書いてあったのに、なぜかその予定を携帯電話には移していなくて、気が付かなかった。本当に申し訳なかった。

 

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映画「355」を見た。

あらゆるコンピューターにアクセスできるデバイスを国家間で取り合う。開発したのが、犯罪組織で、それを知っている他の犯罪組織も、このデバイスを奪い取りに来る。

 

あらゆるコンピューターに侵入できるので、飛行機を墜落させるのことも簡単にできる。

 

それを防ぐのが、世界各国のスパイの女性たちで、なかなか面白い映画だった。俺、最近、自分のことがようやくわかってきた。俺は映画を芸術だと思っていない。あくまで娯楽だと思っている。

 

そういう意味では、この映画は、なかなかいい映画だった。

 

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全然、違うけれど、似たようなアクション映画の「ガンパウダー・ミルクシェイク」も見た。

今気が付いたけれど、今はミルクシェイクっていうんだ。昔はミルクセーキっていってたのになあ。もちろん、ミルクシェイクでいいと思う。

 

こちらも、女性たちが悪い男たちをやっつける話だった。こっちの方が、俺好みではあった。もちろん、映画の評論家たちにどうこう言われる映画ではないが、俺はこの映画はかなり気に入った。