先週からずっと風邪を引いている。
喉が痛くて、咳が止まらない。咳をすると頭も痛くなってくる。
医者にも行ったが、やはり風邪らしい。
僕もずっとそう思っていた。
先週の木曜日には県民文化会館に「ステッピング・アウト」というミュージカルを観に行った。
上演時間は2時間50分!
主役は前田美波里という人で、プロポーションが素晴らしい。
ストーリーよりもその姿に見とれてしまう。
宝塚出身なのだそうだ。
ストーリーはそれぞれ悩みをもったダンスクラブの仲間たちが、タップダンスを通じて成長していく、といったものだった。
でも、今ひとつ面白みに欠けていて、俺はこのコンセプトなら映画のフットルースの方がいいや、と思いながら観ていた。
ミュージカルの最後に花束を渡す係が10名ほどいた。
なぜか僕もやらなければならないことになって、紙でできたシルクハット(日本語的におかしいけど)とベストを着て、出演者に花束を渡した。
「お似合いですよ。その衣装。本当に。」
僕が花束を渡した人は、僕にそう声をかけてくれた。
「この衣装が似合ってもなあ」微妙な気持だった。
ミュージカル自体は9時10分頃に終わった。
でも僕は帰ることができなかった。
「あなたはお客じゃなくてスタッフなの。後片付けをしてから帰るの。」
僕を誘ってくれた女の子は僕にそう言うのだ。
「冗談だろ。」
「本当。」
軍手を渡され、ステージに上がる。
大道具が次々に解体され、トラックの中に運ばれていく。
僕もダンス用の床を運んだり、スポットライトをいくつも外したり、様々な道具や機械類をトラックや舞台のそでに運んだ。
最後にステージの上を掃いて、帰ったときにはもう11時を回っていた。
忙しいのにミュージカルなどを観ていたので、仕事は十分に溜まっていた。
金曜日にはなかなか仕事が終わらず、職場を離れることができたときは夜の12時30分を過ぎていた。
くたくたに疲れていたのだが、日曜日に受ける英検2級のことが気になって、それからデニーズに行って少しだけ勉強した。
でも、もう頭がもうろうとしていて、ほとんど解くことができなかった。
土曜日は10時過ぎに起きて、それから勉強を始めた。
正月から試験の日までに旺文社の「英検2級20日間集中ゼミ」、「英検2級合格最速ナビゲーター」、ECCの「10日間完成英検2級」の3冊をやり、できない問題には印をつけて、直前に復習をすることにしていたのだけれど、復習どころか直前になっても全然進んでいなくて、ほとんど泣きながら問題を解いていた。
結局、土曜日はずっと問題を解いていて、一通り終わって、できない問題だけを集中して解いていたら、日曜日の朝の4時30分頃までかかった。
5時間は眠ろうと思っていたのだけれど、結局8時には起きて続きを始め10時頃に終わった。
試験は1時からなので1時間くらい寝ようと思っていたら、姉から電話があった。
「悪いけど、今日英検2級の試験なんだ。あまり寝てないから寝かせて。」
そう言うと「うちの高校生の娘も今日英検の2級を受けるの」だと言う。
「そうなんだ。」
電話を切って1時間くらいは寝た。
11時30分頃に、僕が受験用の写真を切っていたら、姪から電話があった。
「今日、試験受けるって聞いたよ。私も受けるんだ。できそう?」
「わからない。ヒアリングが難しいかも。」
「ああ、そういう時代の人なんだ。」
「何が?」
「今はリスニングって言うんだよ。」
「…。」
試験会場は長野市立西部中学校という所だった。
近頃は小学生のガキンチョがママに連れられて英検を受けに来ることが多い。
自分が受けるわけでもないママたちが偉そうにしているのをみると本当にうんざりする。
自分自身の足で1人だけで会場まで来られるようになってから受けさせろ、とつい思ってしまう。
試験はやはりリスニングでつまづいた。
風邪を引いていて咳が止まらない。
他の人の迷惑にならないよう、テープが流れている間、必死に息を止めていたら、毎回出だしの数秒間、何を言っているのかサッパリわからず、会話を空想しながら解答していた。
試験が終わって家に帰ったら、急に悪寒がしてきたので、簡単に夕食だけ食べて寝た。
それで昨日は10時間ほど寝たはずなのだけれど、まだ眠たい。
風邪もひいたままだ。
そして仕事もたっぷりまだある。





































