前回からの続きです。
人間も脱皮することで、成長する
36歳から42歳の時期は、「破壊者」
にスポットライトが当たる時期である。
何を破壊するのかといえば、「探求者」時代に創った自分。
せっかく作った自分を壊してしまうのだ。
なぜ1度創ったものを壊す必要があるのかといえば、それは
自分の体をさらに大きく成長するためにだ。
エビやカニは固い殻で自分の体を守っている。
だけど大きく成長するために、合わなくなった
殻を脱ぎ捨てる。それが「破壊者」の時代なのである。
営業マンを例にとると、若手のときに求められたのは
自分の営業成績を上げることだった。
自分の能力を高め、同僚に勝つことだけに専念すればよかった。
ところが「破壊者」の年代になると、どんなに立派な
営業成績を残しても、それだけでは組織から認めてもらえなくなる。
営業マネージャーとして、部下をまとめる立場に立つ
ことになるからだ。
そうした中で、自分の営業成績だけを追い求め、ライバルを
蹴落としてでも自分がトップに立とうとする考え方は、
営業マネージャーという役割を全うするうえで障害にしかならない。
「探求者」のときには適切だった考え方が、「破壊者」の年代には
不適になる。
そこで「探求者」のときの考え方は、ここで一度、捨てる必要がある。
学校を卒業するようなもので、人生の前半が完成し、後半に向かう。
いままでの自分に固執するのではなく、
改めて自分自身のビジョンを描き直しはじめるタイミングなのである。
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