前回からの続きです。
組織を動かす3つの歯車
いったい組織が硬直してしまうのはなぜか?
オーナーであり、創業者であるという絶対的な権力者が
いたにもかかわらず、暴走してしまうのはなぜか?
インターネットによってコミュニケーションが
迅速になった結果、よりスピーディに組織は動けるはずである。
その環境下で誰もが忙しく働いているのに、
前に進まなくなるのはなぜか?
結論から言えば、組織が動かなくなる理由は、
経営の効率性・商品/サービスの革新性・顧客との親近感
の3つの歯車を円で重ねた図で説明できる。
(オリンピックの円のように重なる感じ)
ひとつひとつの円は、会社の競争力の源泉となる文化を
示しているが、それがぶつかり合ってしまうと、
歯車が噛み合わず、会社は動きを止めてしまうのである。
それでは、3つの歯車を1つずつ説明しよう。
1.経営の効率性(Efficiency)
とにかくルールとプロセスが大好き。
計画を立て、それを時計のごとく実施することに喜びを感じる。
リスクを嫌い、予想外の出来事をできる限り
起こさないようにする組織文化。
社内の文書を見れば、漢字が多く、無駄な言葉はない。
2.顧客との親近感(Hospitality/Intimacy)
とにかく顧客と接するのが好き。
個別の顧客ニーズをできる限り把握し、その期待を超える
ことに喜びを感じる。
さまざまな顧客ニーズに応えようとするため、画一化すること
は困難で、急速に拡大することはできない。
しかしいったんブランドを確立してしまうと、
顧客からの信頼を軸に、本業を超えて、
多様な事業を展開することができる。
社内文書を見れば、気づかいや労いの言葉に溢れる。
3.商品/サービスの革新性(Inovation)
とにかく驚きをもたらすのが大好き。
次から次へと新商品コンセプトや新プロジェクトを
立ち上げることに喜びを感じる。
社内の文書はというと・・・、文書はほとんどなし。
ホワイトボードに殴り書きされたイラストや
文字で用が済んでしまう。
このように、会社の競争力を作る文化は、
大きく分けて3つあるのである。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
いつも感謝しております。