前回からの続きです。
「現実を見ろ」というアドバイスは、聞くな
「現実」という言葉ほど、不確かなものはない。
現実は、ものの見方で変わってしまう。
過去からの延長で現在をとらえているか、未来の
あるべき姿からの逆算で、
現在をとらえているかで、違う。
江戸時代の末期に、賢く、現実的だったことは、
明治時代になったとたん、滑稽となる。
太平洋戦争中に、賢く、現実的だったことは、
終戦後には、とんでもない過ちとなる。
つまり、いまの時点で、「現実的に考えろ」と言う人は、
ほんの数年も経てば、化石になって
発見されることだろう。
リーダーになるために必要なスキルを身につけるには?
ハーバード・ビジネス・スクールの
クレイストン・クリステンセン教授が
「イノベーションのジレンマ」という
著書で書いている。
この研究結果を、解釈すると、
会社の内部からは変革できない。
だから外部にゲリラ組織を創るようにする。
セルフ・トランスフォーミング・マインドの
リーダーを中心に別組織を創り、本体とは異なる
起業家的文化を築く。
意思決定や人事制度も、プロセスよりも
結果を重視する。
わかりやすい簡略なものにしていく。
このようなゲリラ組織は、同じ未来を見ている人たちが、
集まっているので、あうんの呼吸で理解し合える。
NOと言われていたいたことが、YESと言われ
実行に移せるので、急速に意味のある経験を
積むことができる。
社会貢献と直結しているという実感もあり
仕事が楽しくて仕方がない。
こうして立ち上がった事業のエネルギーを活用しながら、
本体のほうへ刺激と影響を与え、
硬直化しはじめた組織を再び活性化させていく。
これまでゲリラ組織を創るときには、子会社を創る
ケースが多かったが、今後はNPO法人や
一般財団・社団法人を創るケースが
多くなってくるかも知れない。
ゲリラ組織がひとつ、ふたつうまくいったぐらいであれば、
社会的に大きなインパクトはない。
しかし、そうした組織はモデルとなって、
まわりに刺激を与える。
こうした小規模な組織のリーダーがつながり
はじめたときに、新しい価値観が生まれる。
そこに、新しい日本を支える社会
システムが明確に見えはじめる。
このプロセスが確固たるものになるには、
2020年~2022年頃まで
待たなければならない。
その間は相当じれったい。あまりにも矛盾する情報が多く、
身動きがとれない。
矛盾した価値観に向かいながら、どちらが正しいかではなく
どちらも正しいと考えること。
目の前の仕事に結果を出しつつ、未来を見ている人たちと
連携をとり、新たな時代にシフトしたときに
リーダーシップをとれる準備をしておく。
自分がリーダーであると覚悟したとたんに、
チャンスが舞い込んだり、いままで会いたくても
会えなかった人と会えたりするようになる。
停滞していた人生が、突然、流れはじめるハズである。
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