ふと、「轟RADIO」として「伝えたいこと」ってなんだろう?という根源的な問いに思い至りました。
「ゴリィスマイルプロジェクト」の時代には「いつも笑顔とHAPPYを!」だったんですが、「轟RADIO」になってからは「音楽」「クイズ」に加え、「防災」「カラーセラピー(こころの健康)」が入り、こちらのほうがむしろメインになってきました。
こころの健康の一助としての「音楽(オルゴール風音源)」や「防災」「カラーセラピー」を伝える「クイズ」と、もともとあったものは「目的」から「手段」へ変わりつつあります。
ここに、「轟RADIO」というブランドに変わった「本質」があると思います。
防災は「命をつなぐこと」を伝える。しかも、「あんまり関心のない人たちに向けて」という高いハードルで、カラーセラピーやこころの健康にしても、自らこころの健康を崩壊させてしまった人間がやることなのでやっぱりハードルは高いです。
「防災」の本質は「自分の命をつなぐこと」、「こころの健康」の本質も究極では「自分の命をつなぐこと」(これは自殺未遂までした僕だから言えることかもしれません)と考えています。
何故、「自分の命をつなぐこと」が大切なのか。
「自分は死んでもいい」と思っている人に対して伝えようとするならば、「あなたが生きていることで、誰かを幸せにしている・笑顔にしている」ということです。
これは、誰かと関係を持って生きている人間すべてに当てはまると思います。家族、恋人、友人、なんだったら近所のコンビニの店員さんとかでもいい。
「あなたが生きていること」は「価値があること」なのです。
人間、「生きる意味」を探すときがあります。僕もしょっちゅう迷子になっています(笑)。
「生きる意味」は移ろうものです。僕もその「移ろい」の中にいるのではないかと思います。それは、人それぞれ、時期それぞれです。見失うことも次を見つける過程のひとつといえます。
ただ、変わらないことは「生きていることが価値」であること。
だから、守れる命は守りたいです。あなたが命の危険にさらされないよう、僕のように命の淵に自ら立つ前に、手を差し伸べたいと思っています。
「轟RADIO」は今後このスタンスでさまざまな活動を通してメッセージを発信し、届けていきたいと思います(届かない発信は意味がないので)。
尚、これまでやってきたことに関してはこのスタンスに立ち返って目的に適っているか、発信方法として適切かどうかを点検していきたいと思います。
本業も含め、「防災」「こころの健康(カラーセラピー)」「音楽」「クイズ」の5本柱で進めていくことは当分変わらないと思います。こういう話をすると真っ先に「クイズを切り捨てろ」となりがちですが、僕はそこにも意味は見出していますので。
ただ、「枝の剪定」は必要になるでしょうね(笑)。