こんにちは。「轟コンサル」を「とどろき防災」に変えるつもりの後藤です。
さて、台風シーズン到来シリーズ。早く書かないと台風来ちゃいますから、続きを3日に分けて書いていきます。
大雨の話は以前さんざんしていますから、今回は暴風の話です。
どんなことが起こるでしょう?
①物が飛ぶ・倒れる
台風の暴風で「家の屋根が飛んだ」「看板が飛んだ」「高いところの看板が倒れた(落ちた)」なんてニュースは耳にしたことがあると思います。千葉県でゴルフ練習場のフェンスが倒れ民家を直撃したなんてこともありました。
そんだけの風が吹くんです。おちおち外なんて出歩けませんし、軽いものなんてあっという間に飛びます。
【対策】
1)外の飛びやすいもの(植木鉢やシート等)を屋内にしまいましょう。
2)雨戸があれば閉め、なければ最低でもカーテンは閉めましょう。余裕があれば、内側から段ボールを当てて養生テープなどで止めると安全です。
※ガラス飛散防止フィルムを何もないときにふだんから貼っておくことをオススメします。
3)特別な用事でもない限り、ステイホーム。
4)ステイホームするために、買い物など事前に済ませておきましょう。
5)どうしても外出する場合高さが低い車で。車がないなら自転車はダメ。傘も飛ばされて危険なのでダメ(カッパを着てね。カッパがなければしゃあないので濡れてください)。
②停電
暴風で電線が切れたり電柱が倒れるなどして停電することがあります。
電力会社の作業員さんが一生懸命復旧してくれますので数時間の話ですが、被害が大きいと停電は長引きます(数日単位)。
停電の話は地震などでも出てくるので詳しい話は今回はやめときますが、「LEDの簡易照明」(100均でもあります)や「冷蔵庫は停電中できるだけ開けない」などの対策があります。
ちなみに、「北海道胆振東部地震」でブラックアウトしたときのエピソードをクイズにした動画があるので詳しくはこっちを見てください(宣伝)。
③交通機関が止まる
台風以外にも強風で電車などが止まることがあります。
最近は、「運休予告」というたいへんありがたい情報を出してくれますので、それをふまえて動いてください。
そしてこういった場合、休んでいい会社なら会社を休みや在宅勤務をOKにして社員の安全を優先してあげてください。これは強くお願いします。
尚、バスも止まることがありますので、「電車が止まるからバス」は考えない方がいいです。そもそも運行していてもゲロ込みで簡単に乗れませんよ。
最後に、「暴風警報は大雨警戒レベルのどれ?」という設定はありません。あれは「大雨警戒レベルなので、大雨と洪水(と高潮)」に対応しています。その点は注意してください。
明日は大雨について触れていきます。
今回もご覧くださいましてありがとうございました。
※見落としがありましたらご指摘ください。また、「ここよくわからない」という質問もありましたらコメントで質問ください。
轟コンサル(名前を変える予定)
(マスコットキャラクター「トドメガネ」)