皆さん、暫くのご無沙汰でしたが、お元気でいらっしゃいますか？
ところで、早速ですけれども本題へ…
今回は、かなり久々に、しかもこれまで2回しかＵＰした事がなかった『真偽を見抜く方法』をテーマにした記事をお送りさせて頂きます。
これは、ここ最近のスピリチュアル系の状況について、非常に大きな憂いが感じられる点があるゆえの事です。
もっと具体的に申し上げますと、狡猾なエセ者に喰い物にされてしまわれている方が急増と言っても良いであろうレベルで増えて行っている様であり、そしてそれは極めて危険性が高い事であるため、甚だ微力な私ではありますが、そこにストップをかける力の一端にならせて頂く目的により行うものという次第になります。
諸状況を考慮した時に、極力ポイントを絞った形でお話をさせて頂いた方が良いと判断しますので、そのように行かせて頂きたいと思います。
まずは、この系によくありがちなものですが『自分は○○（神仏系や偉大な人物など）の生まれ変わりである』というもの…
これを売り文句にしている者は100％偽物であると思って間違いありません。
かのゴーダマ様（お釈迦様）やイエス様、あるいはモーゼ様といった方々が今に伝え残された法である、本来は正法（しょうほう）と言われる『グレートスピリットの法』の中に『如来もオギャーと生まれればボンクラである』という教えがあります。
過去世がいかに偉大な方であっても一度この世に生を持てば過去世一切の記憶を失ったところからスタートするものであります。
過去世と現世の自分は別物と言っても良いものであるのが真理なのです。
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『過去世が偉大＝現世も偉大』なのであれば、例えば、実は大昔の実話であるサタン（大天使ルシフェル）の転落の話はどうなの？みたいな事になりませんか？
あるいは『自分は○○の使いである』という事を売り文句にしている者も同じく100％偽物であると思って良いです。
なぜならば、私達は1人たりとも残らずの全員が、この大宇宙界あるいは大自然界を御心の中に動かし、私たちを生かして下さっている巨大な力である、真のそして唯一の神『グレートスピリット』の使いであるからです。
ちなみに申し上げますと『グレートスピリット』という名称はスピリチュアリズムにおけるものであり、正法においては『大宇宙大神霊』と呼ばれているものになるのですが、呼び方は何にしろ、この無限とも言われるほどに広大な大宇宙界を御心の中に動かす様な巨大な力が私たちの全員を直接この世に生じせしめて下さっているものなのです。
つまりは、天上界や実在界などと言われる世界の中の最高次元（これを九次元宇宙界と言います）におわすゴーダマ様やイエス様などであっても、あるいはその次の八次元如来界と言われるところにおわすミカエルやバイローチャナ（大日如来）などであっても、皆が皆『グレートスピリット』の御子であり、私たちと兄弟同士なのです。
無論の事、よくこの系で名前が使われている、マイトレーヤー（弥勒菩薩）や聖母マリア、天照大神、不動明王といった方々も同じくです。
ゆえに『自分は○○の使いだ』なんて事をアピールするのはおかしいのです。
ひねった言い方（こんな例えに用いて天照さんには悪いですが）をしますと『え？天照大神の使い？そんなもんなの？こっちは大宇宙を支配する力の使いだよ』ってな話であるわけです。
もしも『私はグレートスピリットの使いである！』と来たとしても『あら♪私と同じね♪』で、チャンチャン♪みたいな話であるのが真理なんですね。
実は至って簡単な事なのです。
続きましては、私がここ最近よく方々でお見かけしてきたもので『努力しなくていい』とか『好きな事やしたい事だけする』といった類のフレーズ…
言い換えれば、人の物質主義的な欲や怠け等の所謂『煩悩』を許容した類のものについてお話をさせて頂きますが…
これも実は至って簡単な話でして、これについては私達がこの世に生まれてくる理由や意味合いといったものについて考えれば一目瞭然ってな具合で紐解ける事なのです。
まず、一般的には『天国』、専門的用語では『天上界』や『実在界』等と言われる世界は、仏教的に『極楽』とはよく言ったもので、ホント極めて楽な世界なのです。
簡単に言えば『光輝く安らぎと調和の世界』なんですね。
だから、私達はわざわざこの世に生まれてくるんです。
極めて楽だと私たちは成長あるいは進化向上というものがし難いものであります。
それゆえにわざわざとても厳しい世界であるこの『現象界』と言われる世界に出てくるというわけなんですね。
オギャーと生まれた後にコロッと忘れてしまっているだけで、私達は皆、物質的世界の特性あるゆえに経験できる不便さや難儀さ、理不尽さといったものを自らの成長あるいは進化向上のために経験したくてわざわざこの世にやって来ていると言えばお分かり頂けやすいでしょうか。
また、もっと重要な事で、あの世というのはスピリチュアリズムで言うところの『波長の法則』というもの、正法的に申し上げますと『同質結集の法則』というものが厳然としている世界であり、死後において自分が行くところには自分と同じ心の状態の人達だけがいるものなんです。
ゆえに、自分自身を第3者の立場で見る事になり、自分自身をよく知り、反省できるという面に優れているのですが、他の要素の入りが乏しいために成長はしにくいんです。
その点、この世というのは、素晴らしい人でもそうでない人でも皆が対等に交わる場であるゆえに、例えば素晴らしい人を見れば『嗚呼、あんなふうにならなければ』などと、逆の人を見れば『嗚呼、人間あんなふうになっちゃいけないな』などと思う事ができ、人間的な成長のしやすさに優れるのです。
ちなみに、この世とあの世の成長スピードは約70倍の差があると言われています。
そういうものであるゆえに、この世で生きていくにおいてイヤな事はなんでも避けるみたいなのは、この世に生まれてくる意味合いを放棄しているという事になるわけなんですね。
また、私達の成長のために、言い換えれば私達への愛ゆえに、グレートスピリットがあえてとても厳しいものに作られているのがこの世であり、とてもじゃないが努力や頑張り無しに本来の生まれてきた目的を成就できるようなものじゃありません。
その生まれてきた目的の成就を放棄するっていうのなら努力や頑張り無しでやり過ごす事も不可能ではないかもしれませんけどね。
まあとりあえず今回はこれだけにさせて頂きますが、最後に申し上げますと、実は今回、拙いものながら講釈を述べさせて頂いた事は『五次元レベル』の悟りのものなんです。
五次元とは、天上界や極楽などと言われる世界における入口というか初級というか…まあ言うなれば一般大衆的なレベルのところであり、今回述べさせて頂いた事は、俗に言うところの『成仏』をちゃんとしている人なら、み～んな知っている、分かっているというくらいのものなんです。
そんな事すら悟っていない人の言う事を聞いても…というお話であるわけです。
あまりよろしくない物言いかもしれませんが、間違った法に傾倒するという事は、よろしくない物言いでもあえてさせて頂いても良いほどの負を皆さんにもたらすものであるのだというふうに解釈をして頂けたら幸いに存じ上げる次第でございます。
以上、Mahaloより愛をこめて
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