今日は、先週の土曜日、銀座の画廊巡りの続きで、「宮﨑優個展~四季のいろどり~」(会期 12月28日~1月17日)について書きたいと思います。

 

場所は、GINZA SIX 6階 銀座蔦屋書店のアートウォール(スタバ前)、多くの客でにぎわうスタバの横で宮﨑優さんの作品が展示されています。

 

宮﨑優さんに初めてお目にかかったのは、2018年10月にギャラリーアートもりもとで開催された宮﨑優展「兆し」です。

この個展では、宮﨑優さんが、「第9回アダチUKIYOE大賞」の大賞を受賞した記念として、アダチ版画研究所により制作・出版された宮﨑優オリジナル木版画が展示、発売されましたが、宮﨑さんが木版画のために書き下ろした下絵をもとに、アダチ版画研究所の彫師・摺師と共に創造された初の美人画でした。

 

今回展示された作品の一つ、次の「櫛にながるる黒髪」は、その第2弾として2023年に発表されたオリジナル木版画です。

 

 

また、今回展示された、大作「逆説」は、山種美術館主催の2019年日本画アワードの入選作です。

 

その時の受賞のアーティストトークに行った時の記事です。

 

その他、次の4点の新作絵画が展示されていました。

「風花(かぜはな)」

冬。

メジロが遊ぶ白梅の木の下、紅・白の梅の花柄の模様が美しい着物の女性が、風に舞う花びらに手を差し出しています。

 

「夢の花Ⅱ」

秋。

大輪の菊に対峙する、女性の帯にも菊が描かれています。

この作品は、月間アートコレクターズ2025年1月号のP42に掲載された作品です。

なお、同じ着物と大輪の菊が描かれた「夢の花」は、同号の表紙を飾りました。

 

「爽風(そよかぜ)」

夏。

萩の花の浴衣に、涼しげな団扇。浴衣姿の作品も江戸情緒が感じられ素晴らしいです。

 

「誓い」

春。

桜の花びらが舞う中、艶やかな桜の柄の着物の女性の力強い意思が感じられる作品です。

 

今回の展示の題に掲げられた「四季のいろどり」を意識して作品を拝見すると、一枚一枚の作品の中に、それぞれの季節が見事に織り込まれていることがよくわかります。

 

今回の展示は、作品数が厳選されていましたが、日本の伝統の美人画を現代に引き継ぐ宮﨑優さんの作品の中で、日本人が愛する季節が描かれていることを再認識することができる今回の展示でした。

 

以上です。