今日は先週末の画廊巡りで伺った最後として「内田太郎個展ー多重世界ー」について書きたいと思います。

 

「内田太郎個展ー多重世界-」は、日本橋大伝馬町にある、みうらじろうギャラリーで4月19日(土)~5月4日(日)(月曜・火曜休)の会期で開催中です。

 

私が、内田太郎さんの作品を初めて拝見したのは、5年前にみうらじろうギャラリーで開催された「美人画ボーダレス 弐 出版記念展」でした。このとき、縁があって、内田太郎さんの作品を1点購入することができ、当時、私のブログでも紹介させていただきました。

美人画ボーダレス弐、同出版記念展について

 

当時から、内田太郎さんはお仕事をしながら独自の写実絵画の制作を行っており、その後、実績を積み重ね、最近はお仕事をやめ絵画制作に集中しているとのことです。

この日、初めて内田太郎さんにお目にかかることができ、お話を伺いながら作品を拝見することができました。

 

なお、作品の販売方法が全品抽選販売(申込締め切り4月26日(土)14時45分)ということですので、私のブログでは数点のみご紹介し、興味のある方は、画廊のホームページをご覧いただければと思います。

画廊ホームページ

みうらじろうギャラリー JIRO MIURA GALLERY

内田太郎個展

みうらじろうギャラリー JIRO MIURA GALLERY 20250419内田太郎様個展「多重世界」 UCHIDA Taro

 

それでは作品を紹介させていただきます。

なお、作品にそれぞれ作家の言葉が添えられており、作品の理解の一助とするため、その言葉を引用させていただきます。

「世界」 キャンバスに油彩  90.9x72.7cm F30

「多重世界の管理人。世界は無数に存在する(全てが正常とは限らない)。」

 

この写真から、どれほど伝わるか分かりませんが、これこそ写実絵画ともいえる精密な描写がされており、人物の肌感、衣服の質感、手の美しさなどこの上なく素晴らしい。そして、そのち密さで絵画中の額の中の「世界」が描かれており、異質の世界が一つの空間で調和している不思議な感覚に陥る作品になっています。

 

「創星者」 キャンバスに油彩 60.6x50.0cm F12

「創星の擬人像。自ら光らせた星(恒星)に輪をかけ、理想的な形を追求するロマンチスト。」

 

この作品の登場人物は、「創星者」であり、自ら光らせた星に輪をかけ、理想的な形を追求しているという。

星が創み出される時の姿を写真で撮影とったようなち密さで表現されており、人物画を通じて創星の神秘と美しさが描かれている絶品と思いました。

 

「六星児」 キャンバスに油彩  53.0x40.9cm P10

「創星の擬人像。6つの地球に似た全く同じ星を創り出し、時の経過と星の様子を観察している。」

 

この人物のレースの服の素晴らしさに目がいきますが、見どころは盛りだくさんです。

地球の歴史を、創星の擬人像を通じて直観することができるような作品です。

 

また、会場には6点の手の作品が展示されています。

その一つがこちらの作品です。

「ハザマ-melt- 」キャンバスに油彩 33.3x19.0cm M4

一点、一点の作品がそれぞれの意味合いの違いと、それぞれの手の美しさを楽しめました。

内田太郎さんご自身の手を描いた作品の「手相」が興味深く、ご本人と手相談義をすることができました。

 

以上、内田太郎さんの作品は、大典魅力的であり、興味のある方は、画廊ホームページか現地で実物をご覧いただければと思います。