最初に言っときます。

まだまだ勉強中です。

今の癌治療について。

 

すっかり気を抜いていたら

あっさり再発転移しており

慌てて次の手立ての情報収集をしている最中。

 

標準治療を経ての

ピンポイント放射線治療という

自由診療の世界に入っていったのですが、

 

抗がん剤を絶対に絶対に絶対にやらないと完全に心に決めているわけではなく、生き延びる可能性とQOLのバランスさえうまく取れるというのなら、全くゼロなわけではないのである。

 

 

 

…という長い言い訳のような話から入りましたが

 

 

 

そもそもステージ4になった当時、

やっぱり今と変わらずQOLの維持が

私の第一選択軸だったわけです。

 

だから、

副作用が激しい抗がん剤を外したのですが、

副作用が少なく抗がん剤の効果を享受できるのなら、やらないこともなかったのです。

 

 

 

で、改めて今回

そういえば、

低用量で抗がん剤治療をしてくれるお医者さんがいたはず…

と検索してみたら

 

なんとお亡くなりになっていました。

https://ameblo.jp/mumu1120mumu1120/entry-12818195822.html

 

 

えーーー、ショック。

 

この梅澤充先生も、

当時、ブログを読んだ印象では

鹿児島オンコロの植松先生と似たような雰囲気を醸し出しておりました。

(一匹狼的な異端児でかなり尖ってる)

 

患者に合わせて、副作用が出ないギリギリの低用量に調整してくれるらしかったのですが、

そういう、患者からしたら当たり前のことを、なぜ今の日本医療ではできないんだろう?

とやはり当時不思議に思ったものでした。

 

 

 

 

私自身、FEC100を行なっていたときに、

どんどん体調が悪くなり、

それに伴い精神も病んでいき、

これはさすがにダメだろう…と地元の主治医に量を減らしてくれと言ったことがありました。

 

ガイドライン信仰者である地元の主治医は

「最大用量をやるからこそエビデンスあるんだから、量を減らすなんてないよ!」

と断言して、心身病んでる私にガイドライン通りにFEC100を打ち続けました。

 

その結果、やり終えることはできたものの、

私の心臓は機能が70%以下となり、

元に戻るかどうかわからないと言われました。

 

よく考えたら…

というか、よく考えんでもわかるだろ。

 

おかしいだろ、

生きるために抗がん剤やったのに

心臓にダメージきたら、元の子もない。

 

あー

今思い出して腹が立ってきました爆笑。

 

その当時は私もガイドライン信者だったのね。

よくマインドコントロールが溶けて離脱できたわ!

 

 

で、話がそれましたが、

じゃあ今は梅澤先生みたいに患者に合わせた調整してくれる医者はいないのかなぁ?

と検索してて見つけたのはこちらのブログ

https://ameblo.jp/gin-nami/entry-12856737829.html

 

銀座並木通りクリニックの三好医師。

免疫療法もやっているので休眠療法と組み合わせるんでしょうかね?

どなたか経験者の方、評判を知っている方がいたら、教えてください。

 

 

 

 

また、このブログに登場する「休眠療法」を提唱している金沢大学の高橋豊医師も、以前調べたときに辿りついた名前でした。

 

https://www.ginzanamiki-clinic.com/sp/gan/kyumin_center.html

 

…と思ったら、金沢大学は辞められて、今は銀座並木通りクリニック内にあるがん休眠療法センターの院長になられてました。

 

 

 

 

で、慌てて金沢大学で休眠療法を調べてみたら、跡形もありませんでしたね。

 

やはり、高橋豊医師が金沢大学にいたから…にすぎなくて、大学としては否定的だったのでしょうね。

 

※三好医師・高橋医師についての体験をコメント欄にお寄せいただきました。気になる方はそちらのコメントも合わせてご覧くださいね。

 

 

 

 

また、「休眠療法」と検索する中で出てきた

「共存療法」という言葉。

 

 

この病院はどうなんでしょう?

ここにはホスピスがあるんですね。

また、この共存療法プロジェクトは日本財団が支援することになったみたいだから、まだ信用できる感じかな。


※桜町病院の「共存療法」についての情報をコメント欄にお寄せいただきました。気になる方はそちらのコメントも合わせてご覧くださいね。

 

 

 

 

 

なんか、結局、

がんの標準治療を外れて自分に合う治療法を探そうとすると有象無象に出会うわけです。

 

それらがいわゆる「エセ治療」と言われるものなのか、それとも「本物」なのかどうかはわからないし、検証しようがないんですよ。

 

確かめるには、自分の目と耳と頭を信じて、チャレンジするしかない。

 

 

 

そりゃ怖いし勇気がいる。

知識をつけるために勉強もしなきゃいけない。

最終的には自分で決定しなければならない。

 

 

 

それができないから、

目の前の医者に頼る。

目の前の医者の言う通りにする。

ガイドライン信者になる。

 

 

患者だけじゃない。

 

 

医者だって、

自分勝手に判断して患者に何かあったら困る。

だからガイドライン通りにやっとく。

 

でも、ガイドライン通りにやって患者に向き合う毎日に中でふと「これって変だよね」って気づく医者と

 

「ガイドライン通りでいいんだ」と盲目的な信者となってしまっている医者に分かれるんだと思うんですよね。

 

 

 

ガイドライン信者である医師が、

自分の信じてるものが間違ってる、

あるいは信じている以外にも手がある、

と気づく日、覚醒する日なんて来ないと思う。

 

自分自身が癌患者になったら気づくのかもしれませんけど…

 

 

 

だから、

自分で覚悟して調べるしかないんですよ。

 

自分がある程度知識をつけて、

ある程度判断できる能力を身につけて

自分で自分の命に責任をとる。

 

ステージ4の癌をサバイブするには、

患者自身の努力と覚悟しかない。

 

 

 

必ず、わかってる医者はいて、

困ってる患者を救いたいと思ってる。

 

そんな医者にまた出会えますように。

 

まだまだ勉強中です。