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看護師ayamiの海外医療ガチblog

国際医療協力活動のマネージメントに日々奮闘中の看護師の日記。ジャパンハートのミャンマー・カンボジア・ラオス・日本での活動の舞台裏を紹介します。知られざる人間ドラマやちょっと笑える珍事件など盛りだくさん!アジアの子供たちの笑顔や料理なども写真でお伝えします。

$看護師ayamiの海外医療ガチblog-ミャンマー・親子


2月4日から3日間、ミャンマーの最北カチン州ミッチーナ市に行ってくる飛行機

ここでは2011年6月頃からビルマ軍とカチン独立軍との間で紛争しており、何万人ものカチン州一般市民が巻き込まれ、家を失い、難民になるなど犠牲が生じているドンッ

この地でジャパンハートの医療支援が必要かどうか、総理大臣や州長と面会し、また現地の病院を見学してくるグッド!


なせここでの活動を考えたのかというと、ただ単に紛争地域だからではない。
この地は、紛争に関係なくもともとミャンマーの最北ということで発展がかなり遅れている汗
実は翡翠(ひすい)の産生地だが、貧富の差が激しい。

以上の理由も含めて総合的に考え、「医療が届きにくい場所」であると判断したのだ。


行くのは3名ねこへび
ヤンゴン事務局の優秀スタッフであるイピュー、
ワチェ(ミャンマーの医療拠点地)のベテラン看護師のトゥザ
そして私。


一人は東京事務局での3ヶ月間の研修を通して、
一人は他の海外サイトでの医療活動を通して、
若い彼らがぐんぐん育ってきた。

とりあえず無事に帰ってきます。


ナースショック!彩未

看護師ayamiの海外医療ガチblog-カンボジア・風景②

最近、長期でかかわっている看護師研修生から相談を受けた。


「私最近は日本国内の医療のことももっとみてみたいとおもっていて。
アジアの国にかかわって、自分も家族をもっと大事にしなきゃっとも思っていて。
以前はずっと海外医療の道でいくと思っていたはずなのに・・・。」

彼女は自分がなぜ海外医療に興味を持ったのか、そしてなぜこの道ではないと思ったのかを
まだ言語化できていなかった。


私は「服をいくら変えても服は服。また飽きるよ」といった。
ここ2年間くらいずっと思っていることがある。
それは、人って次のステップに進むとき、外と内がそろわないと次の段階でもうまくいかないと思っている。

外側は周囲の状況。
内は心の安定である。


自分が次のステップにいくとき、周囲の状況が整う。
たとえば、今まで自分がいないといけなかった状況が変化し、そこに自分の必要性がなくなる。
それは海が割れて道が開けるように。

自分の心が安定してくる。
自分の人生を冷静に分析し、次のステップに向かうことに心が納得している。
今までの場所に感謝し、振り返らない覚悟と勇気がでてくる。


私は7年間かけてようやく答えがでた。
ちょっと長くかかりすぎたが、この時間が必要だったのだと思う。
なぜ自分が発展途上国に興味をもち、実際にミャンマー・カンボジアで医療活動を行ったのか。
この時間は人によって違う。
今心はとても穏やかである。


ナースショック!彩未
看護師ayamiの海外医療ガチblog-スタッフ・Ns


“国際医療に興味のある看護師でもたとえそうでなくともリアリティーをもって楽しめる本をつくりたい”

私がこの世界に足を踏み入れた8年前にはそういった本はなかった。
そういった本というのは、国際医療の臨床現場を経験している看護師たちの生の奮闘記である合格
今本屋にいって目にするのは公衆衛生分野や保健分野の文献や、教科書などが多い本
そういう書記をよんでもなんだか他人の言葉をつらつらと並べている印象を受け、リアリティーが薄いし、おもしろくない本も多いあせる

今は本よりもインターネットで情報収集が可能な時代だが、
医療者は年齢層が広いこともあり、本から情報を得るひとたちも多い。

国際医療現場の裏側、食文化や国民性の違い、アジアでのストレス解消法や、ある患者さんとの感動のストーリーなどなどニコニコ

面白そうだと思うんだけどひらめき電球

ぜひこれを近々達成したいと思っているべーっだ!


いまだ多くの医療者にとってハードルが高いイメージの国際医療。
その敷居を少しでも下げて、一緒に活動に参加してくれる人を増やしたい。

そんな思いを胸に、一歩ずつ前へかたつむり
ナースショック!彩未