ブログネタ:自民、民主の連立どう思う?
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「何だか政党ってくっ付いたり離れたりするな」
「ええ、そうね。それがどうかしたのかしら」
「いや、何か今まで対立してるような雰囲気だったのに、どうしてそういう話が出たりするのかな、と思ってさ」
「あら、だって話題にならないと仕事をしていないのかと思われてしまうじゃないの。だから頑張って喧嘩したり仲直りしたりしているのよ」
「でもそれじゃ全く政治理念が違う人達がくっ付いたり、同じ考えの人達が離れたりしちゃうじゃないか」
「あら、政治理念なんて全員同じよ。もし日本がこんな状態だったら、という仮定の話ではなくて、日本の現状というのはたった一つしかないもの。だから皆同じ考えになるわよ」
「うーん、現状を元に皆が同じ考えになるってのは極端じゃないか?それぞれ国を良くするためにすべき事の優先順位が違ったりするはずだぞ」
「あら、そんな事を考える人が政治家になんてなるわけがないじゃないの。この現状からどう上手くバレないように国民に負担を押し付けて私腹を肥やすかが政治家の仕事だもの。自分達がルールを決めれるなんて、これ以上ない安全な場所だと思うわ。その地位を確保するためなら幼稚園のお遊戯会みたいなお芝居だって恥ずかしげも無くやってのけるわよ。演技ではなく本気で国を良くするために政治をしている人なんて一人もいないのよ。残念だったわね」
「そ、それもまたホントだったらスゴイ話だけど、そう思う人がいても仕方ないような状態かもしれないな……一体どうすれば良いんだろうな」
「さぁ、どうかしらね。例えば景気の問題ひとつ取ってみても、色んな番組で色んな経済のスペシャリストが問題点を指摘しているわね。でもそういう指摘が政治に取り入れられて事態が改善したという話を一度も聞いた事が無いわ。スペシャリストは国民の立場から言っているから、政治家はそれを参考にして逆の方向に進む事にしているはずよ。だから今後は政治家を騙すために、その道のスペシャリストはテレビで自分の思っている事と逆の事を言えば良いんじゃないかしら」
「なるほど……でも国民がホントにそんな酷い事を望んでるのかと思って更に酷くなるかもしれないぞ」
「あら、そうね。政治家は国民の声を聞く耳は持っていないけれど、お金のにおいを嗅ぎつける嗅覚だけは研ぎ澄まされているものね。きっと暗闇にいてもお金が落ちていたらにおいで分かるわよ」
「今回はいつになく厳しいな……まぁ国民にここまで言われちゃってる悔しさをバネに奮起して欲しい、って事にしておくか……」
「あら、どうせこの話だって聞いていない、と言ってるじゃないの。そもそもあなたも政党みたいなものよ。くっ付くとかくっ付かないとか、どっちつかずの行動で注目や関心を集めたりして、いかがわしいわね」
「おい、僕がいつそんな事をしたんだ?僕は学級委員長でも生徒会長でもないし、誰かと考えを合わせて政党ごとくっ付くみたいな真似はした事無いぞ」
「あらそう。やはり思った通り私が手を繋いだり腕を組んだりしようと思っても、あなたは私の党とは考えを合わせる気は無いのね。私に近寄らないでちょうだい」
「ちょ、ちょっと待った!お前とはいつだって同じ考えや価値観でいたいって思ってるぞ!っていうか、手を繋がなかったり腕を組まなかったりする時間があるのは僕が原因、って認識なのか?僕はお前さえ良ければいつでも腕を組んで欲しいぞ」
「あらそう。あなたがそうしたいなら勝手にすれば良いんじゃないかしら。制度を決めるのはあなただもの」
「そ、そうなのか?僕の考えなら従うつもりって事か……感激だ」
「国民の願いとは逆の制度ばかり作るのが得意技だものね」
「こら!そんな事を言ったらお前は望んでないみたいじゃないか!しかも僕は政治家じゃないぞ!」
「今こそあなたの指とこのボタンを連立させるのよ」
「ツイッター
とかいうものを始めてみたわ」
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