ブログネタ:男女の友情は何をもって成立という?
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「男女の友情があるとか無いとかって議論になりやすいテーマみたいだな」
「あらそう。男性と女性がたくさん存在してしまっているから議論になっても仕方が無いんじゃないかしら。そのうち男性だけとか女性だけになると良いわね」
「いや、別に議論したくないって言ってるわけじゃないぞ。そもそも性別が一つになったら人類が滅亡しちゃうじゃないか」
「あら、そうかしら。そんな状況に陥る前に何か人工的に人間を増やしたり出来るようになっているかもしれないわよ。いつ何があっても不思議ではない世の中だもの。男性だけが死に至る病気とか、逆に女性だけが死に至る病気とか、そういうのが流行らないとも限らないわよ」
「まぁそれはそうだけど……男女の友情どころじゃない話になってきたな……」
「ええ、そうね。だから人間とフライドポテトが友情を築けるかどうかの話をした方が有意義なんじゃないかしら」
「せっかく友情をテーマに話すならまず男女の友情について話してくれても良いじゃないか!」
「うるさいわね。友達なんて生まれてから一人もいた事が無いのに何を話せば良いのかしら。男女どころか人間同士が友達になる事だって不可能だと私は思っているわよ」
「またそんな……ハイジとは友達じゃないか」
「あら、そうかしら。お互いに話が合って、一緒にいても苦にならない相手というのは友達なのかしらね。もしかして違う大学へ行けば会わなくなってしまうのかもしれないし、ハイジが借金を背負ったり家庭に問題を抱えたりしても私は助けられないかもしれないわ。いつでも他人になってしまう可能性があるのにそれで友達と言えるのかしら」
「うーん、そこまで友達の定義とか条件を厳しくしちゃうと、友達のいる人なんてほとんどいないって事になっちゃうかもしれないぞ」
「あらそう。だったら友情なんて成立しない、という結論で良いじゃないの。人間以外でも、政党が友好関係にあってもすぐに離れるし、企業が友好関係にあっても倒産する会社からはすぐに手を引くわ。国の友好関係だって危ういわね。友好関係という言葉を分析すると、自分にとって都合が良い間だけしか続かないかりそめの親しい間柄、という意味で使われているんじゃないかしら」
「まぁそうかもしれないけど、でも人間の場合はまたちょっと違うと思うぞ。一緒にいて楽しかったりすればそれは友達って事で良いんじゃないのかな。もちろん困った時に助けてあげられない場合もあるだろうけどさ。でも友達が相手なら出来るだけ力になりたいと思うはずだぞ。結果よりも、そう思う事が友情なんじゃないのかな」
「あらそう。だったらハイジもあなたも私の友達ではないわね。気が進まないもの」
「うううっ、僕もハイジもどうなっても構わないって程度の存在だったのか……ちょっとショック……」
「違うわよ。気が済まないもの、って言ったの。思うだけで助けてあげられない、なんて結果で私が満足するはずがないじゃないの。だから友達とは違うわね。って、何を言わせるのかしら、みっともない」
「うっ、そういう意味か……そこまで想ってくれてるなんて幸せだ……友情どころか、こういうのは愛情って言うのかもな。でも僕ももちろん同じ気持ちだぞ」
「あらそう。あなたはハイジを愛していたのね。私と二人でいると誤解されてしまうかもしれないからあまり近寄らないでちょうだい」
「全く素直じゃない!」
「私をクリックしても誤解はされないから安心よ」
「ツイッター
とかいうものを始めてみたわ」
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