「お前は祭に行ったりするのか?」
「むむむ、いつの間にか家から一歩も出ないようなとんでもない引き篭もり少女だと思われてしまっているのかも?私は祭と聞けばすぐに嗅ぎ付けて駆けつけるフェスティバルガールなんだよ。略してハイジかも」
「なるほど。って、フェスティバルガールとハイジじゃ全然略語になってないぞ」
「むむっ、フェスティバルに限定して考えるからそうなるんだよ。祭には色々あって、カーニバルとかジャンボリーとか……むむ、何故か省略してもハイジにならないんだよ……廃棄物自由に交換祭とかがあるのかも。そうなのかも?違うかも」
「強引にハイジにしてるじゃないか。全く。とにかく祭に行って何か出店で買ったりするのか?」
「んー?デミセ?デミグラスソースを売っているお店にはあんまり興味は無いんだよ。それだけ買っても後が困るかも。せめてハンバーグも一緒に売ってデハセになって欲しいんだよ。そうなのかも。違うかも」
「そんな店が普通の祭の出店であるわけないだろ!出店がどういうのか分からないのか?」
「むっ、出店が一種類しかないと思っているといつか恥を掻く可能性があるから注意かも!デ店と言われたらまさに牛丼屋が代表という気がするんだよ」
「え?牛丼屋?うーん、あるかもしれないけど、僕は見た事無いな」
「んー?牛丼屋なんて町にたくさん溢れ返っているんだよ。最近は250円くらいの価格設定でしのぎを削っているのかも。でも私としては並が250円というよりも500円で牛丼2杯と言われた方がとてもお得な気がするんだよ」
「それって普通の牛丼屋じゃないのか?出店とは違うと思うぞ」
「むっ?でもデフレの店としては牛丼屋が代表格だと思うんだよ。私達が子供の頃は400円とか380円くらいだった記憶があるかも?」
「ああ、デフレの店ね……だからそうじゃなくて……」
「さっきの500円で牛丼2杯という表記については、いよいよマクドナルドが気付いて3人分1000円とか言ってるけど、何故かハンバーガーの種類が全部違うから大喧嘩必死かも!ミッキーとミニーだって毎回500円を出し合って奪い合うように食べているに違いないんだよ!ガツガツガッガッ」
「ミニーがそんな猛獣みたいな食べ方するわけないだろ!まぁ厳密に決まってるわけじゃないけど、僕がハンバーガー担当で、ミニーがフライドポテト担当みたいなカンジだぞ。って、別に3人分も注文しないけどな」
「むむむ、そこで何故3人目として私が呼ばれないのかという爆弾発言を繰り出してしまう次第かも。残念ながら導火線が無い爆弾だから既に友情が大爆発状態なんだよ!ぐすん」
「うっ、いや、休みの日に遊ぶなら声掛けてくれれば僕達はいつでも大丈夫だぞ?それなら今週末にでもどこか遊びに行くか」
「んー?どうせ私だけは普通にハンバーガーとポテトを食べるからやっぱり意味無いかも!ぴゅぴゅぴゅっ!」
「おい!休みの日に遊ぶかどうかを問題にしてたんじゃないのか!?っていうか出店の話も聞けてないし……」
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