ブログネタ：牛乳好き？
参加中「やっぱりパンには牛乳が合うな」
「あらそう。生きている間に気付けて良かったわね」
「いや、別にそんな大それた事では無いんだけど……」
「あらそう。でもこの世にある全ての知識や情報を考えると、そのうちの１％も知る事なく人は死んでいくと思うわ。何しろ隣に住んでいる人の下の名前や年齢だって知らないもの。でもそう考えると私に関する知識や情報以外の事を仕入れている暇なんてあなたの人生に１秒も存在しないんじゃないかしら。パンと牛乳よりも私が劣るなんて失礼な」
「そ、そんな事を言ってたらまともな生活はとても送れなくなると思うぞ」
「ええ、そうね。冗談に決まってるじゃないの。真面目な顔をして否定するなんて腹立たしいわね。とにかく私は興味が無いからよく分からないけれど、牛乳はどんなパンにも合うのかしら？」
「うん、もちろん好みの問題もあるだろうけど、僕はどんなパンにも合うと思うぞ。アンパンでもカレーパンでもサンドウィッチでも。その代わりご飯とは合わないと思う」
「あら、どんなパンでも、という事はおにぎりパンとかチャーパンとか石焼きビビンパンとかでも合うのかしら」
「そんなパンは聞いた事が無いぞ！名前を聞く限りではどう考えても牛乳に合わないカンジだし。っていうか何だかよく分からない名前が混じってたな。チャーパンって何だ？」
「あら、チャーハンをパンに入れたらチャーパンよ。そして石焼きビビンパを入れたら石焼きビビンパンになるわね」
「語呂は良いけど味はいまいちな気がするな。ご飯なのかパンなのか分からないしな。やっぱりパンといえばアンパンとかカレーパンとかサンドウィッチとか……」
「あらそう。餡かけチャーパンとか、ライスカレーパンとか、サンドウィッチライスバーガーというわけね」
「だからいい加減ご飯から離れて考えてくれ！しかもアンパンと餡かけじゃ名前が近いだけで全然違うぞ」
「うるさいわね。あなたがどんなパンでも、と言ったのよ。にも関わらずこんな最初の例から牛乳に合わないパンの存在を認めるなんてがっかりしてしまったわ。せっかくフライドポテトパンに挑戦しようと思っていたのに、ここまで信憑性や正確性に乏しいデータではとても試そうとは思えないわね」
「お前が例に出したパンが牛乳に合わないと思うのは、パンじゃなくて具材の問題だと思うぞ！牛乳以前の組み合わせじゃないか。どんなパンでも、って言ったからって見た事も無い妙な創作パンの話をされても困るぞ」
「うるさいわね。妙なパンだなんて失礼な。既存の概念に捉われないパンと言って欲しいわ。それに私はちゃんとしたパンを言っていたじゃないの。シャンパンとかフライパンとか短パンとかチノパンとか、低レベルの嫌がらせをしなかった事に感謝して欲しいくらいよ」
「……って事は高レベルの嫌がらせをしてたって意味なんじゃないのか……？」
「あら、よく気が付いたわね。アンコを入れ忘れたアンパンみたいな存在だと思っていたけれど、周りのパンに比べてアンコの比率がかなり少ないアンパンくらいには成長したのかしら」
「どっちにしても相当バカっぽいじゃないか！全く。っていうか今回はパンじゃなくて牛乳の話をしようと思ってたんだけどな。牛乳って普段飲んだりするか？」
「さぁ、どうかしらね。ごくたまに、というカンジかしら。以前少しだけ話したと思うけれど、カルピスの原液と混ぜて飲むのよ。通常は牛乳ではなくて豆乳の方が美味しいと私は思うけれど」
「ああ、水で割って飲むより濃厚で美味しいんだったな。僕も豆乳カルピスと牛乳カルピスは確かに美味しいと思う。って事は……」
「引っぱたくわよ」
「え？何で？」
「うるさいわね。どうせ【外見も性格も真っ黒だから、せめて胃袋だけでも白くというのが何ともいじらしいけれど、どれだけ飲んでも白くなったりするものか。胃袋と性格が直結していない事も知らない憐れな白痴女め】と言おうと思ったんでしょう？塩と一緒にいると白黒に見えるものの、単体で注目されると相変わらず真っ黒なままの黒ゴマみたいな女で悪かったわね。ミルクするわよ」
「誰もそんな事言っていないだろ！って事は牛乳だけで飲んだりはしないんだな、って言おうとしただけだ！それにミルクするってのも意味が分からないぞ」
「違うわよ。見る苦するわよ、って言ったの。見るのも着るのも苦痛で恥ずかしい真っ白な服に身を包んでやろうかしら。でもあなたとの将来に対しての疑念という黒い感情が全て無くなって、信頼という白い感情にならなければとても着られないわね。まだもう少し先の話……ちょっと、何をジロジロ見ているのかしら、恥ずかしいわね。一体私に何を言わせるつもりなのかしら、みっともない」
「いや、何の事かよく分からないから集中して聞いてたんだけど……」
「式典に参加する人はクリックよ。って、何を言わせるのかしら」
「ツイッター とかいうものを始めてみたわ」
公認会話士の小説連載中
小説版会話ブログ
第一弾【はじまりの日】
第二弾【拝啓、わが路】
第三弾【そして欠片は花弁のように】
公認会話士の展示会情報
会話ブログＲＰＧ
第１章
第２章
「リクエストや質問 、待っているわ」