ブログネタ：初めて好きな人に告白したのは何歳くらい？
参加中「なぁ、お前は誰かを好きになった事ってないのか？」
「むむっ？何を隠そう私は好かれる専門なんだよ。世界中から好きな気持ちが私に向けられているのかも！そうなのかも？違うかも」
「それはまたスゴイ自信だな。でもそれだけ好かれてるならお前も相手に気持ちを返したら良いじゃないか」
「んー？それは無理なお願いなんだよ。あまりにも強く皆の好きな気持ちが私に向かってきているから、私の気持ちは外へ出て行けずに困っているのかも。文字にすると一方通好なんだよ」
「いや、想いにそんな力があったら今頃押し潰されてると思うぞ。実際に多くの人からの好意を感じる機会ってのがあったりするのか？」
「んー？それはもちろん感じるに決まってるかも！まさか妄想や想像でこんな事を言い出すほど感覚はズレてないはずなんだよ！街を歩けば誰も私に気付かないふりをして普通にしていてくれるし、お店に入っても私のプライベートを大切にするために誰も声を掛けてこないかも。学校でも誰も私を叩いたりしないし、話し掛けても無視しないんだよ」
「……なるほど。それのどこが強烈な好意なのかよく分からないけど……まぁポジティブに考えれば少なくとも皆に嫌われてはいないみたいだな。良かった良かった」
「むっ？何やらあまり嬉しくないタイプの同情をされたような空気を察知してしまったんだよ。これは真偽を確かめる前に先手を打ってミッキーに蹴りを入れておいた方が良いのかも？そうなのかも。そうに違いないのかも」
「こら！蹴られるような事は言ってないだろ！そんな事をしてたらいつか誰かに嫌われるかもしれないぞ！」
「んー？他の人の前では借りてきた猫が猫を被ったような猫なで声の子猫ちゃんになっているから大丈夫なんだよ。ほんのちょっとの物音でキャッと逃げ出すくらいの敏感さかも」
「……皆に好かれてるはずなのに完全に他人を恐れてるじゃないか……ちゃんとクラスメイトと仲良くやってるんだろうな……と、とにかく、じゃぁどうして僕の事だけ蹴ろうとするんだ？」
「んー？それはもちろんミッキーの事が好きだからなんだよ。外に出れないもどかしい感情がついに我慢出来ずに出てくる時はつい自分でも理解出来ない行動をしてしまうのかも。私みたいな小学生の男子は愛情表現が過激なんだよ」
「ええっ！？本気なのか？って、男子じゃないし……とかそういう問題じゃないな、これは」
「違うわよ。ミッキーの腰が隙だらけだからなんだよ、って言ったの。かも」
「こら！微妙にミニーの真似するな！ミニーが普段わざと言い間違えてるような印象になるから気を付けてくれ」
「むむっ、とにかくホントの事を言うと私はミニーの事が好きなんだよ！片思いの相手が何を考えてるのか知りたくて、つい趣味や行動をモノマネしたくなるのかも。私みたいな中学生の男子は好きな女子を遠くで眺める事しか出来ないんだよ。そしてミッキーが邪魔だから蹴りを入れたくなるのかも。そうなのかも？そうに違いないのかも」
「えっ！？ミニーの事が？そ、それもまた話がややこしくなるぞ……っていうか男子じゃないし……ホントにミニーが好きなのか？」
「違うわよ。三人の事が好きなんだよ、って言ったの。かも。たまには三人で話したいのに、たいていミッキーしかいないから蹴り飛ばすしかないんだよ！それが高校生の女子の本音かも！」
「三人なら良くて僕だけなら蹴られる、っていくらなんでも酷いぞ！」
「クリックしないと蹴り飛ばすかも！」
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