【会話ブログ】太陽とどっちがより輝いているかしら | 【会話ブログ】

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太陽と注目、今浴びたいのはどっち? ブログネタ:太陽と注目、今浴びたいのはどっち? 参加中


「何か最近気になってる事ってあるか?」

「……十人十色というけれど、どうして人も物もここまで存在のありように違いが出てくるのかしら。全てが輝いているのかしら?それとも一部の存在のみが輝いていて、近くのものも輝いているように見えるのかしら。輝きは生まれ持った天賦の才なのか、それとも成長の過程で身についた事なのか、前者だったらどうにもならないし、そうしたケースもあるでしょうけれど、多くはきっと後者なんでしょうね」

「おい、大丈夫か?何か哲学的な事を言ってるけど、悩みがあるのか?」

「………………」

「お、おい、お前のためなら何でもするぞ。何か悩みがあるなら言ってくれ」

「……という事は私にも輝く存在になる事が出来るという可能性があるけれど、果たして本当の意味での輝きなのかしら。先程の考えを元にすると、輝いているものに照らされている状態のままではずっと勘違いしているだけの恐れがあるわね。例えば満月のようなもので、昼間の地球のようなもので、実は輝いているように見えているだけの紛い物の輝きよ」

「うーん、一体何の事なんだ……?何だか悩みが深そうなのが気になるな……最近何か気になってる事があるなら……」

「うるさいわね。さっきから何を言っているのかさっぱり分からないわ。あなたよりも理解出来ない事を言い出す人が果たしてこの世にいるのかしら」

「こら!今回に関しては僕の台詞だと思うぞ!さっきから一体何の話をしてるんだ?」

「……今後私がどれだけ注目を集める存在になるのか分からないけれど、私にはきっと太陽の輝きが最も重要なんでしょうね。何があってもどこにいても、私の心を照らす太陽の存在さえ見失わなければ私の芯も存在の基本概念もブレる事は無いはずよ」

「うーん、この際話を合わせた方が良いんだろうか。えーと、お前は注目を集めたくないと思ってるのか?」

「引っぱたくわよ」

「何でだよ!せっかく話を合わせたのに!」

「うるさいわね。【お前のように真っ暗で真っ黒な、焦げたヤキイモのようなきな臭い女は黙っていても同情や哀れみの注目を集めるに決まっている】と言おうと思ったんでしょう?失礼な。あなたの事は何でもお見通しよ」

「そんな事言うわけないだろ!お前より魅力的な人なんていないと思ってるんだぞ!皆どうしてお前の魅力に気付かないのか不思議に思ってるくらいなのに」

「……うるさいわね。物理的にはどうだか分からないけれど、精神的にはどう転んでも私に注目なんて集まらないのよ。私では対応しかねるもの」

「うーん、注目に物理的とか精神的って表現を使われてもよく分からないな……要するに注目されると困るから、注目されないように気を付けて行動してるって事か?」

「違うわよ。私は太陽しか見ないもの、って言ったの。もしかすると誰かが私に注目する事があるかもしれないけれど、私は一点しか見ないからそんな視線には一切気付かないのよ」

「ふーん、さっきも太陽の輝きがどうこう言ってたな……ずっと太陽を見てると目が悪くなるから気を付けた方が良いと思うぞ」

「あら、大丈夫よ。今の鈍感極まりない発言で輝きがかなり失われたもの」

「えっ?太陽って、もしかして!?」


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「ちゃんとクリックするかどうか注目しているわよ」


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