先日プラザ店へ行き納車受け取りされた、Z900RS イエローボールエディション。通称黄色いポニョ。
プラザ店で一通りの説明を受け引き取り完了。オーナーは乗ることなく、そのままカッコいいお店のトランポに積み込まれた。
カッコいいお店には新旧のZX10何ちゃらが置いてあったりする。国内販売されたばかりのが何気なく置かれているのには驚いた。
ここのお店で店主さんの手による、昔ながらの(整備の基本)納車整備をお願いしたのだ。
これはシフトペダルのピボット部分、グリスアップが全くされていない。ブレーキペダルも同じ状態。
アクセルホルダー、ワイヤーなど可動部に全くグリスが塗られていない。ホルダーを抜くと綺麗なハンドルが現れたそうな。
クラッチケーブルの隙間は上に向けて置くと雨水が侵入し、ケーブルのサビに繋がるから上に向けないのは高校生の時読んだ整備書にも書いてあったなあ。レバーの付け根にもグリスは塗られていなかった。
これがディーラーの納車整備なのか??
走行には支障が無いけど、数年後には摩耗などで違ってくると思う。
昔ならお店で買うと店主さんが、いろいろとバラして給脂したりグリスアップしたりと納車整備をしてくれた。プラザ店の見るだけ整備の噂は聞いていたので、今回は費用はかかるけどその昔ながらの納車整備をお願いすることにした。プラザにも納車整備費用は支払ってあるのだけど、その現状を知りとても残念に思った。
メーカーはこの状況を知っているのだろうか?これがカワサキの考えなのか??
それとも細かいことを気にしすぎ?自分でやれと言うことか。
旧車では当たり前の整備の基本は、現代では不要なのかな。
一度聞いてみたいものだ。