Netin & Edgeball Club 第2章:6 | つじまる備忘録。

つじまる備忘録。

今日もゆくぞ!卓球番外地。とあるペンドラの孤高なる記録。

夏も終わり、ようやくその日が来た。

そうNETIN & EDGEBALL CLUB練習会である。

数本のラケットとラバーを取っ変え引っ変え楽しむ

至極の時間が、我らの迷宮クエストだ。

まるで行ったり来たりの様だが、、

これでもちゃんと前に進んでるんだよ、分かるかな?

良い子の諸君。

 

いつもの場所で待ち合わせ。

体育館の廊下を勇者のオーラを漂わせ歩み寄る。

貴絽主将のお出ましだ。

「お早う御座います」と静かに放った鋭い眼の奥から、

これから始まる試打に対する灼熱のような想いが瞬時に伝わってきた。

受付前にラケットの詰まった背嚢を背に、凛然と降り立った貴絽主将は

幾千もの用具を蹴散らしてきた、まさに王者の佇まいであった。

 

「つじまるさん、おはよう。」

微笑とそのシンプルかつ大きく温かみのある一言で、

覇気に包まれた私は一気に心がギュッと引き締まった。

「主将!今日もよろしくお願い致します!」

東に向かって敬礼。明日の日本は此処に在り!

嗚呼、至高のNETIN & EDGEBALL CLUBよ、永遠なれ…

 

 

①エバンホルツNCTⅤ(北斗ブルー、クァンタムXプロソフト)

フォアに北斗ブルー(サンプル版)。粘着だが球離れが良い。

きれいに弧線が出て、スピード感がある。

回転量は結構出るが、スイングスピードが必要な感じでそこは粘着らしい。

下回転打ちが「チッ」といって数回落ちたので少々不安になったが、

擦りよりも当て気味で打った方がいいのかな…。もう少し様子を見よう。

クァンタムXプロソフトはメイン使用のテナジー05FXに比べて

性能面では落ちるが非常にバランスが良くてオールマイティに安定、

尚且つ性能もイイので信頼性が高く気に入っている。

貴絽主将にも打ってもらったが、非常にイイ球が飛んできてた。

エバンホルツNCTⅤはハード系5枚合板の中では飛びすぎない感が良い。

エメラルドVPSⅤみたいな飛び出しはないんだけど、

オールでやった時にラリーを続けやすい。現在2つ目のメインです。

 

②馬林エキストラスペシャル(北斗、シロッコ超極薄0.3mm)

銀河のノーマル北斗の方が、クセが無くて扱いやすいが

北斗ブルーの方が回転がかかるし威力の面で軍配が上がる。

飛距離は同じくらい。例えるならば廉価版キョウヒョウNEO3だ。

価格を考えるとコスパ良し。

Airのシロッコ超極薄0.3ミリは珍品ラバーだが

意外と普通にシッカリ回転かかるしバックドライブが打てる、

いいんだけど超極薄で粘着性で打球感が独特なので、

コレに慣れたら感覚変わりそうだ。ただ個性があって非常に面白いラバー。

重量対策にもいいと思います。兎に角チキータがすごくやり易い。

 

③アークティックウッド(コッパX1、スーパースピンG4 H38)

フォアのコッパX1ゴールドは、柔らかい。

硬度は分からないけど45度くらいに感じる。

今となっては古いラバーになるんだろうけど

コントロール性が良くて扱いやすさがある。

余裕もってプレーできそうなので初中級にはいいですね。

スピンやスピードはめちゃくちゃ性能高いって感じではないけど、

そこそこ回転掛かるし、まぁまぁ飛ぶし、ラバー自体が敏感じゃないから

それなりに何でもそつなく出来そうな感じ、

ワルドナーみたいな変幻自在なプレーをしたくなります。

いまで言うとライトテンションみたいな飛距離ですね。

最新のテンションラバーに比べるとあまり飛びません。

 

④ワルドナーOFF(オメガⅦアジアCE、マントラS)

ワルドナーOFFは当たり個体なのか、ハードウッドっぽくてかなり感触がイイ。

オメガ7アジア・チャイナエクスクルーシブも総じて良くて

あとはバックのマントラSをもうワンランク上げたい。

 

⑤ムスコOFFプロ(バトルMAX、リズム425)

OSPのMUSKOは硬質な木材7枚合板。

フォアにFrendship729のバトルMAX(バトルⅢ)

バトルMAXは食い込みがすごく良くて扱いやすさはあるが

テンションラバーみたいな感触で

威力の面ではバトルⅡ省の方が上なので、微妙である。

バックにJoolaのリズム425を移植。フォアを変更予定。

やはり硬質な5枚と7枚では感触が違う、文字で表現にするのは難しい。

 

⑥ エメラルドVPSⅤ(バトル2省、テナジー05FX)

フォアのバトル2省の弾みが弱くなってきた、

シートはまだ大丈夫そうだけど、そろそろ変える時期なのかも。

バックのテナジー05FXは完全に固定で問題なしだ。

フォアのラバーも他のモノを考えるけど、総合的に考えて

やはりバトル2省だな…と、そこに戻ってくる。

いろいろ粘着ラバーで考えてみても、弧線的な狂颷NEO3ではない。

バトル2省のような低弧線でシートが強く信頼性のあるラバーは少ない。

 

 

存分に試打したあと、ちょこっとシステム練習のようなことをしてみたり、

これからこんな事をしてみようか…等、新しい試みを我々は画策しました。

新たな旅は我々に新しい風を吹き込んでくれるようでございます。

練習後に食事とビールを愉しみながら貴絽主将とトークするのも憩いの時間です。

 

次の練習会も楽しみですな~ でわ、またお会いしましょう!Bye Bye!