今回は、短大から大学へ編入するために重要な3つのことについてお話します。結論から先に言えば下記3点です。


◇大学編入で重要な3つのこと◇
①編入学試験の情報収集
②TOEIC、専門科目、小論文、面接対策
③短大で好成績を残す


①編入学試験の情報収集
編入学試験は通常の大学入試と比べて圧倒的に情報量が少ないです。「大学編入データブック」が役に立ちますし、大学のホームページにアクセスして、受験要項、過去の試験データ、過去問を調べることができます。編入学する人の少ない短大では情報量が限られるので、編入学を専門に扱う予備校を活用するのも1つの選択肢です。


TOEIC、専門科目、小論文対策
編入学試験では、試験科目に「英語」「専門科目」「小論文」や「面接」を課しているパターンが多く見られます。出題形式は大学によって異なるので受験する大学の過去問に沿った対策が必要です。そういう意味でも情報がないと、その時点で不利になってしまうのです。

◇TOEIC ◇
英語はTOEIC スコアを試験の替わりに提出するパターンが多く見られます。出願時に公式認定証を送付する必要があるので、逆算すると受験できる期間が限られるのです。もし、今この記事を読んでまだ出願まで時間ある方は直ぐにTOEIC のテキストを買って勉強を開始された方が良いです

◇専門科目◇
受験する学部で課される科目です。3年次に編入することを想定し、1、2年次に勉強する内容を課されるケースが多いです。例えば、経済学部であればマクロ経済学から問題が出題されます。記述式の過去問対策が主体になるため、短大の場合は教授に添削してもらうのがベストですまた、専門の編入予備校を活用するのもありです。

◇小論文◇
ポイントは普段から小論文を書いて添削してもらう癖をつけることです。過去問はもちろん新聞や雑誌から政治経済のトピックをピックアップして、自分なりの意見を書いてみてください試験本番では限られた時間で相当量の文章を論理的に書くことが求められますが、普段から書き慣れている人は焦らず対応できます。


③短大で好成績を残す
私の経験では、短大に入ってから真面目に全ての授業に出席し、試験で「優」を目指す人は全体の1割以下でした。裏を返せば、真面目に毎回の授業に出席し、試験勉強をやっていれば上位1割に入ることが出来るということです。短大で好成績を取ることにより、下記のようなメリットが得られます。

◇短大で好成績を残すメリット◇
1.短大が大学への推薦編入枠を持っている場合、
 学内選抜における加点対象となる。
2.編入学試験では必ず成績書を提出するので、
 好成績なら面接で人物評価におけるPR材料になる
3.就職活動では短大・編入学後の両方の成績書を
 提出する場合もあり、好成績はプラス材料になる

私の場合、短大時代はほぼオール優に近い成績を取っていました。大変そうにみえますが、大学受験の勉強量からすれば、周りのやる気がない分ずっと簡単なことです。高校時代落ちこぼれだった私にもできたのですから、勇気を出してください!
周囲は「卒業すれば良いだけなのになんでそんなに真面目にやってるの??」とバカにされることもありますが、流されずに頑張れば、貴方にとって、必ず後からプラスになって返ってきます。


最後に「大学編入」&「就活」で私が使っていたオススメの本を3つご紹介します。

「まるわかり!大学編入データブック」
 私も受験生の時に使っていた本の最新版が出ていました。大学編入は情報ソースが少なく、情報戦になります。編入を決めたら早めに準備をしておくと良いと思います。

「絶対内定〜エントリーシート・履歴書」
「絶対内定〜面接」
 
ロングセラーで有名な就活本で私も使っていました。実際の内定事例に基づいた解説が秀逸であり、ES作成〜面接対策まで非常に役立つ一冊です。上手くいった先輩から学ぶことこそ、成功への近道といえますね。

まちもとさかおのmy Pick





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