森や川や動物たちと同等の自然の一部として自らをパガニョ(人間)と呼ぶ カレン族の人たち
家族でカレン族の村に住んでいた。
その頃に
サソリ🦂に刺されたことがある。
ある朝、布団を上げていると、
チクッと刺すような(刺したんだけど)痛み。
視線の先に、何やら走り去る灰色の影。
ん?
今のは…
サソリの形してなかったか(-_-;)?
あいにく、パートナーは数日前から町に行っており、家には1歳の娘とふたり。
母屋に助けを呼びに行かなければ。
↓カレン族のおじさん、おばさんの家の庭に家を建てて
住んでいた経緯についてはこちら↓
普段、おじさんたち男性陣や若い子たちとはタイ語で話す。
が、同世代以上の女性たちやおじいちゃんたちは、
カレンのみを話す人が多かったので、私もカタコトのカレン語で話していた。
サソリ、サソリ…
サソリのカレン語がわからない!!
と思ったわたしは、
スケッチブックにサソリのイラストをなぐり書きして
お隣に持って行った。
そしてタイ語で
「今これに刺されたんだけど、わたしは死ぬのか?」
その時家には隣のおじさんがいたような気がする。
わたしに車をつくれといった人だ。
↓車を作れといったおじさんについては
こちらをご覧くださいませ↓
他にも何人か。
細かいことは覚えていない。
その一同が大爆笑。
「死にたいと思うかもしれないけど、死ねないよ」
???
彼らの言うには
サソリにも、お酒などのように
体に合う、合わないがあるらしい。
「ちなみに、先月あそこの家のおばさんは、
一晩中熱を出して、殺してぇ」って叫んでたよ」
と、たいへんありがたい情報をくれる。
「はたしてどなるだろうね?」
とても嬉しそう。
結果は…
蜂に刺された時くらい?と言ったらよいのか…
その日はかなり痛かったけれど、少しは腫れたけれど、
まあその程度で済みました☺
サソリに合う体に生んでくれた両親へ、
ありがとうございました💕
風邪ばかり引いている体の弱い子どもだったけど、
ここぞというときに全てのエネルギーをためておいたんだ!
というわけで、
一週間後にもう一度刺されたときは、
チクッ✨
あ、サソリ
今度は蜜蜂くらいの痛みで
3時間くらいで痛みも消えました。
5センチくらいの小さなサソリだったのでラッキーでした。
やはり種類や大きさで、あっさり命を落としてしまう種類もあるらしいです。
そういう話もいっぱい聞きました。
山の中に行かれる方はご注意くださいね。
長靴は、逆さにして振ってから履くんですって!