名は子から親へ? カレンの村より | 読んだ後ちょっと元気が出てるといいな✨日々のチョイスで人生を変える

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タイチェンマイでカレン族の村に家を建てさせてもらって。カレンの村での暮らしや自宅出産、山奥での自給自走生活、これまでの経験をシェアしながら、勇気と元気をお届けできたらいいなぁ
太陽♑️月♊️Asc♏️数秘33kin62

 

 

   森や川や動物たちと同等の  自然の一部として 自らを「パガニョ(人間)」と呼ぶカレンの人たち

 

 

家族でカレン族の村に住んでいた。

 

 

 

カレンモ、というのが私のカレン名だ。

 

「かれん(長女の名前)のお母さん」という意味。

「モ」というのがお母さん。

お父さんだと「カレンパ」になる。

 

 

日本でも、ママ友間などでは「かれんちゃんママ」などと呼び合うが、

それともちょっとニュアンスが違う。

子どもが生まれて名前が決まると、「その子の名前+モ(またはパ)」と呼ばれるようになる。

その日から、いわばそれが正式な自分の名前になるのだ。

 

 

 

うちの庭に家を建てていいよ」と言ってくれたブチャパおじさんは、長女の名前がブチャさん。

 

元々の名前は「ゲオ」さんという。

カレン語ではなくタイ語でガラス、という意味。キラキラした、美しいものの意だ。

 

だが子どもが生まれた後からは、

「ブチャパ(おじ)さん」と呼ぶのが丁寧で、

年下の私たちが「ゲオ(おじ)さん」、と呼ぶのはむしろ不作法だ、と教えてくれた。

 

 

ちなみに「ブチャ」はブッダのこと。

ブッダを敬愛するブチャパおじさん、「ブッダの父、と呼ばれたかったから娘にブチャとつけた」

 

 

なかなかしたたかなブチャパおじさんである。