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こちらはHSPがわかるページです。

 

 

かんたんシンプルに

HSPとは?についてまとめています。

 

 

 

 

 

 

 

 

著者である私自身、強度のHSPです。

自己紹介、これまでの活動についてはこちらです

 

 

 

10年前、HSPであると分かってから

繊細で疲れやすい、そんな自分でも良いんだ、と楽になった反面

 

 

それまでの

負のスパイラルな生き方を変えるために

試行錯誤、葛藤、揺り戻しを

何度も経験してきました。

 

 

10年かけてようやく

自分らしく生きている今があります。

 

 

こちらの記事が

「繊細なまま愉しく生きる方法」について

ヒントになれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

目次.

 

1. HSPとは?

   - HSPチェックリスト

 

2. HSSとは?

   - HSSチェックリスト

 

3. HSPの定義

4. HSPの感覚の鋭さ

5. 一人時間の必要性

6. 自分らしく生きるのに必要なこと

7. 繊細なまま愉しく生きる

8. ちなみに私は…

9. 講座・セッションのお知らせ

 

10. 終わりに

- 著者プロフィール

 

 

 

 

 

 

1. HSPとは?

 

 

HSPとは 

Highly Sensitive Person

ハイリーセンシティブパーソン

の略です。

 

 

些細なことにも動揺してしまうとても繊細な人

のことを言います。

 

 

HSPは、アメリカの心理学者

エレイン・アーロン博士 が提唱した概念で

1990年代〜始まった新しい研究分野です。

 

 

HSPとは人口全体の15%〜20%

5人に一人比率で、男女比の割合は同じです。

 

 

 

- HSPチェックリスト

 

 ※転載不可のためサイトのリンクとなります。

 

 

 

 

 

 

2. HSSとは?

 

 

HSSとは 

High Sensation Seeking(刺激探求型)

ハイセンセーションシーキング

の略です。

 

 

刺激を追求するのに、刺激に圧倒されてしまうタイプのことで

HSSは、HSPの中の3割がこのタイプに当てはまると言われています。

 

 

 

○簡単に解説すると…

 

スリルが好き ⇔ でもとても慎重

好奇心旺盛 ⇔ でも飽きっぽい

ハイテンション ⇔ でも傷つきやすい

予定を詰め込む ⇔ でもすぐに疲れる

誰とでもすぐに仲良くなる ⇔ でもすぐに距離ができる

 

などが挙げられます。

 

 

 

 

 

- HSSチェックリスト 

 


質問に感じたままをお答えください。

どちらかといえば当てはまる場合、あるいは、過去に多く当てはまっていた場合は「はい」

全く当てはまらないか、ほぼ当てはまらない場合には、「いいえ」と答えてください。


 

①もし安全なら、未知の新しい体験ができる薬をやってみたい。

▷はい・いいえ


②会話によってはひどく退屈になる時がある。 

▷はい・いいえ

 

③行ったことのある好きな場所にもう一度行くよりも、好きにならないかもしれないけれど知らない場所の方へ行ってみたい。 

▷はい・いいえ

 

④スキーやロッククライミング・サーフィンのようなスリルのあるスポーツをやってみたい。

▷はい・いいえ

 

⑤長い間家にいるとイライラする。

▷はい・いいえ


⑥何もせずにじっと待っているのは嫌い。

▷はい・いいえ

 

⑦同じ映画を二度見ることはめったにない。

▷はい・いいえ

 

⑧あまりやったことのないことをするのが楽しい。

▷はい・いいえ

 

⑨もしなにかめずらしいことを目にしたら、わざわざ寄り道をしてでも確かめに行く。 

▷はい・いいえ

 

⑩毎日同じ人たちと一緒にいると飽きてしまう。

▷はい・いいえ

 

⑪君のやることは予測がつかないと友人たちに言われる。 

▷はい・いいえ

 

⑫知らない場所を探検するのが好き。

▷はい・いいえ

 

⑬日課はもたないようにしている。

▷はい・いいえ


⑭強い体験を与えてくれるアートに惹きつけられる。

▷はい・いいえ


⑮気分を高揚させてくれる物質が好き。

▷はい・いいえ


⑯思いもつかないようなことをする友だちのほうが好きだ。

▷はい・いいえ


⑰新しい知らない場所へ行ってみたい。

▷はい・いいえ


⑱もし旅行に行くお金があったら外国へ行きたい。

▷はい・いいえ


⑲探検家になってみたい。

▷はい・いいえ

 

⑳誰かが性的なジョークを飛ばしたり、性的なことを口にして、みんなが気まずそうに笑うような時でも、自分はそれを楽しいと感じる。

▷はい・いいえ

 

 

もし11以上の項目にチェックを入れたら、おそらく、あなたは刺激追求型(HSS)です。

7以下であればおそらくHSSではありません。8~10の間だったら、たぶんあなたは両者の中間です。

 

引用:エレイン・アーロン博士 Websiteより ※アーロン博士の研究チームの転載許諾済です

 

 

また最近ではHSEタイプがあるとも言われていますが

アーロン博士はHSEタイプについてはまだ言及されていないようです。

 

皆川久美子先生の記事より

外交型HSP(HSE)を理解するー本当のことと誤解されていることアーロン博士サイトより

HSPとHSEって知ってる?HSP*HSSとはまた違う外交型がいるという綿密な概念

 

 

 

 

 

 

3. HSPの定義

 

 

epth of processing - 深く処理する

verstimulated - 過剰に刺激を受けやすい

motionally reactive and high Empathy - 感情反応が強く、共感力が高い

ensitivity to Subtleties - 些細な刺激を察知する

 

 

アーロン博士は

この4つ、全て当てはまる場合が

HSPであると述べています。

 

頭文字をとってDOESダズ

称されることもあります。

 

 

 

少し細かく見てゆきましょう。

 

epth of processing - 深く処理する

 

物事をとても深く考察します。

 

たとえば…

・仕事をする際に

▷道筋をたて、入念に準備をし、失敗のないよう細心の注意を払う

 

・興味関心のある分野に関して

▷誰よりも深く理解をしていたりする

 

・目の前で起こっている出来事に対して

▷なぜそうなっているのか?を一瞬で理解してしまうことがある

 

 

つまり、HSPでない人に比べ

とても慎重であったり、なぜそうなのか?

真理で理解をしていたり

どうして分かるの?エスパーなの?と驚かれたりします。

それは神経系や脳で、物事を深く処理しているからです。

もちろん、エスパーではありません。

 

 

verstimulated - 過剰に刺激を受けやすい

 

とてつもなく刺激をもらいます

 

たとえば…

・パーティーや飲み会などで消耗する

▷疲れてしまいずっとワイワイすることができない

 

・都会の人混みに圧倒される

▷人のエネルギーに疲弊する

 

・強い光や匂いに敏感

▷眩しいと感じたり、化学的なにおいが辛い

 

そのため、誰かと同じ時間、同じ場所で、同じことをしていても

先に疲れてしまいます。

 

 

motionally reactive and high Empathy - 感情反応が強く、共感力が高い

 

とても感情が揺さぶられます

 

たとえば…

・朝見た悲しいニュースで一日中落ち込む

▷でも同じニュースを見た家族や友人は、普段通りだ

 

・周囲に怒られている人がいると

自分が怒られているような気持ちになる。

▷でも周りの人はマイペースに仕事をしている

 

・泣いている人がいるともらい泣きしてしまう

▷相手の感情を、自分のことのように感じる

 

今湧き起こっている感情が、自分のものなのか?誰かのものなのか?

よくわからなくなり、ぐったりしてしまう。

 

 

ensitivity to Subtleties - 些細な刺激を察知する

 

とても敏感に気づきます。

 

・地震にすぐに気づく

▷夜中に地震を察知し家族を守った

 

・小さな音にビクっとする

▷驚かされるのが苦手

 

・痛みに敏感

▷洋服のタグがチクチクする

 

それで危険を回避できることもあれば

気づきすぎたり、過敏すぎて

疲れてしまうこともあります。

 

 

HSPには上記の4つが必ず当てはまりますが

人によって、どれが強く現れるか?は違ってきます。

 

 

 

 

 

 

4. HSPの感覚の鋭さ

 

 

 

それはHSPでない人に比べて

100倍〜1000倍と表現する精神科医もいます。

 

 

HSPの敏感さは、病気ではありません。

生まれつき、神経系か脳に

なんらかの違いがあると言われています。

 

 

そのため自分の意識とは関係なく

常に膨大な量の情報を処理しているのです。

 

 

いわば、パラボラアンテナを

所有しているようなものです。

 

 

それは消耗しますし

回復するための睡眠時間も

多く必要になることも明白ですね。

 

 

スマホだって電池を消耗したら

その分多くの充電時間が必要ですから

それと一緒です。

 

 

 

 

 

5. 一人時間の必要性

 

 

 

周囲の刺激に敏感なので

情報量が多ければそれだけ疲弊します。

 

 

・他人の表情や気分の違いに気づく

・状況を把握し空気を読む

・その場が和むように動こうとする

 

 

など、常に周りの状況に

意識的・無意識的に

常に気を使っているので

自分の気持ちが、後回しになりがちです。

 

 

お誘いや頼まれごとを断ったり

誰かに助けを求めることも苦手です。

 

 

気がつけば

周囲の状況に振り回されて(流されて)しまい

1日が終わる頃にはぐったりです。

 

 

ですので

一人になると「落ち着く」とか

「ホッと」するHSPは非常に多いです。

 

 

ただ決して

人が嫌いなわけではなく

むしろ好きで

 

 

心許せる誰かと過ごしたい、と

強く願う側面もあります。

 

 

これはワガママなことではありません。

 

 

哺乳類であるかぎり

誰かと過ごしてホッとする時間

一人で過ごしてホッとする時間

 

 

このどちらもなくてはなりません。

この両方がないと

神経のバランスが乱れ

心や体の病気になります。

 

 

どちらが良い悪いではなく

どちらも重要なのです。

 

 

人と過ごしたい

でも一人でいたいって

こんな自分、チグハグでダメだな

 

 

なんて、思う必要はないので

安心してくださいね。

 

 

 

 

 

6. 自分らしく生きるのに必要なこと

 

 

 

色々ありますが

今回はシンプルに3つにまとめます。

 

 

① 人との間に境界線を引く

② 自分とのつながりをよくする

③ ワクワクすることをやる

 

 

① 人との間に境界線を引く

感情反応が強く、共感力の高いHSPは

他者との境界線が曖昧になりがちです。

 

 

他人の問題と

自分の問題の区別がつきづらく

いつもぐるぐる悩んでしまう…

 

 

そのような苦しさを抱えている人は

少なくありません。

 

 

「私は私」としっかりした線引きができると

生きやすくなります。

自分軸を育ててゆきましょう。

 

 

② 自分とのつながりをよくする

他者との線引きをし

自分の心と体の声に

耳を傾けてゆきましょう。

 

 

これまで

周囲の状況に振り回されて(流されて)

よくわからなかった

「本当の自分の気持ち」が分かるようになると

 

 

自分がどう生きたいのか?

在りたいのか?が見えてきます。

 

 

③ ワクワクすることをやる

自分とのつながりが良くなると

これからどうしたいか?が

感覚で掴めるようになります。

 

 

そのハートに従って

心が歓ぶことをどんどんやってみましょう。

 

 

すると、本来持っている可能性が

開いてゆきます。

 


 

 

 

7. 繊細なまま愉しく生きる

 

 

 

それは持って生まれた

HSPという特性を

理解することから始まります。

 

 

物事を深く考え、処理すること

感受性が豊かで、共感力が高いこと

刺激にとても敏感なこと

ほんのわずかな刺激も察知すること

 

 

これらは悲観することではありません。

 

 

確かに、HSPはそうでない人より

感じやすく、疲れやすいのは事実ですが。

 

 

それなら

その特性を生かしたライフスタイルを

創って行けばOKです。

 

 

24センチの足の人が

22センチの靴を無理に履かないですよね?

それと一緒です。

 

 

持って生まれたそのカタチに

環境をそっと合わせて行くのは

とても自然なことです。

 

 

 

 

すぐに消耗するのは

弱いからではありません。

神経系や脳の

情報収集能力が高いから

刺激の限界点に

達するのが早いのです。

 

 

みんなより時間がかかるのは

能力が低いからではありません。

深く考え、納得しながら

進めているからです。

 

 

よって、歩みはカメでも

長期的に見れば

時間差で本領を発揮し

重宝されることも多いです。

そしてそれは

信頼を得ることへと発展します。

 

 

 

 

HSPの特性は

克服するような類のものではないのです。

 

 

むしろ

それを磨くことで

本来の才能を開花して行けます。

 

 

自分を否定せず

長所をひたすら伸ばしましょう。

 

 

たったそれだけのことなのです。

 

 

 

 

 

 

8. ちなみに私は…

 

 

 

これまで何度となく

チャレンジした

 

 

・フルタイムでバリバリで働く

・苦手な飲み会でも行くべき

・交友関係は広げるべき

・休まずに動き続けよ

・家事は完璧にやるべき

・同時にタスクをこなせ!

 

 

を諦めました。

 

いくら頑張っても

それらができなかったのです。

 

 

「できない?そんなのは

甘えだ!弱さだ!克服せねば!」

 

 

と、奮闘し続けた20代でした。

でもそれでどうなったか?

 

 

 

うつ病になりました。チーン

 

 

 

そんな自分が、悔しくて悲しくて…でも

「もうこんなことを繰り返していては、この先本当に生きて行けない…」

 

 

というギリギリの所で出会ったのが

HSPという概念でした。

 

 

ネット見つけたその情報を

食いつくように読み耽ったことを

今でも覚えています。

 

 

 

私の努力不足ではなかった

これからの私に必要なのは

繊細であることを受け入れ

むしろその能力を伸ばすこと

 

 

 

ようやく本当の自分と出逢い

向き合うことができたのです。

 

 

そう気づくことができて

本当に良かったです。

 

 

そう、人は

「気づく」ことが全てです。

 

 

気づいた時から

何もかもが始まります。

 

 

今でも私は

自分の生き方・在り方を

模索し続け

 

 

私の人生これでよし、と

納得するための道を歩み続けています。

 

 

自分と向き合うことをコツコツ続け

10年前より

遥かに生きやすくなった今があります。

 

 

大丈夫です、

人生は、自分らしく生きることが

誰にでも可能なのです。

 

 

一緒にゆきましょう、

陽だまりの坂道を。

 

 

 

 

 

 

9. 講座・セッションのお知らせ

 

 

 

HSPについてより詳しく知りたい

特性を生かすライフスタイルを創りたい方へ

 

 

良かったら

オンライン個人セッションや

オンライン講座をご活用くださいね。

 

 

個人セッションは7月以降〜

講座は、秋頃に開催予定です。

 

 

お逢いできるのを愉しみにしていますね。^^

 

 

 

 

 

10. 終わりに

 

 

 


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以上、HSPが

かんたんシンプルに

分かるページでした。

 

 

さらに普段の記事でも

苦しみを軽くする心のコツを

詳しく書いたり

 

 

情報に圧倒されやすいHSPには

・片付けがおすすめであること

・瞑想が助けになることなど

さまざまな角度から発信しています。

 

 

これからも

自分らしく生きること、在ることを

人生を通した私の言葉で

お伝えして行けたらなと思っています。

 

 

今日も明日も

心豊かな日々でありますように。

 

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

著者プロフィール


 

齋藤 美知子

1982年生まれ

HSPミニマリスト。

 

10代〜20代と生きづらさを抱え続ける。

 

24歳頃、日常生活がままらなくなり「うつ病」と診断される。

一人暮らしの自室で寝たきり、薬漬けの日々を経験。

 

30代目前で「HSP」という概念に出会い

これまでの生きづらさの謎が解ける。

 

「繊細なまま愉しく生きる方法」を10年間追及、探求。

片付けと瞑想で、生きづらかった環境をクリアにしてきた。

 

現在、好きな仕事・好きな暮らし・好きな人たちと共に

自分らしく生きる毎日を大切にしている。

 

それらの具体的なメソッドを

ブログ、セッション、対面セミナー

オンライン講座にて伝えている。


 

自己紹介、これまでの活動についてはこちらです▽

 

 

 

 

 

HSPの提唱者エレイン・アーロン博士の著書

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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