銃・自転車・鈴 | 銀輪流転

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今年の春のことでした。

 自転車仲間と、とあるトレイルへのアプローチのコンクリート簡易舗装の道を登っていると、後ろから車の音。

 道を譲ると、軽トラは追い抜いて停車。荷台には、二人のハンターと猟犬。ちょとマズイかなの雰囲気。猟期は終わっているはずなのに、、、。



  車から50歳前後の方が降りてきて、何処に行くのかと訪ねる。

  MTBで目的のトレイルを告げると、

  「ワシの山じゃが。」とのことでしたので、

  「ダメなら、引き返しますよ。」と答えると、

   

 これから、猪の駆除をするので、気をつけて欲しいとの。自分たちが下から猪を追い上げて、上で待機している仲間が撃つことのなっているとのこと。

 そちらの方面は、走らないようにすると答え通行の許可をえました。



 猟期は終えていますが、有害鳥獣駆除の申請をし、許可を得れば、有害鳥獣の駆除はできます。リーダーと思われる方は、その旨の腕章を付けていました。当然ですが、彼らも事故は好んでないのです。

 今は、猟期なので、お互いの幸せのために気をつけたいものです。



 で、なぜ鈴かです。

 私がビジターでお邪魔しているトレイルのローカルの方は、猟期には熊避け鈴を付けて走っているそうです。一度、その中の一人が、撃たれそうになって、ハンターからかなり怒られたそうです。

 まあ、怒られても、撃たれそうになった此方が怒りたいところですが、、。ハンターの話を聞くと、自転車が落葉の上を走っているって、猪の駆けている音に似ているそうでした。



 ということで、鈴を付けていれば、猪には間違われる確率が減るわけです。でも、鈴つきバイクが後ろから迫ってくると、自分が犬に追われる猪になった気分になる効果もあるようですが、、(笑い