出張先でプロジェクト対象県の知事さんに会うことができた。CARE Internationalが拠点を置いて活動しており、NGOの立場でネットワークを築いている。CAREに勤めるインドネシア人のエンジニアが、通訳をしてくれた。
県知事は忙しい予定にもかかわらず朝一番で時間を作ってくれた。県下で行われている道路、農道整備事業について情報を欲しいという一方通行のお願いで、恐縮に思う。それでも三年前に沖縄でJICAの研修を受けたという知事は、「コンニチハ」と声をかけてきてこちらの質問に快く答えてくれた。
途上国で仕事をするようになって、日本で研修を受けたことがあるという役人と関わることが多いことに気づく。お陰で今回のように仕事がやりやすいという恩恵にあずかっている。日本の研修生受入事業に感謝、である。
県庁は新築で、まだ一部工事も進んでいる。
県庁建物から見下ろせる広場。宮殿のよう。
ソファに液晶壁かけテレビ、マルチチャンネルが見れるようチューナーもセットされていた。
技術系職員の部屋。ノートパソコンが足りないと、切実な訴えを聞かされた。
まずは環境の整備からというところでしょうか。県で働きたいという人材が集まり、地方行政サービスが充実していくことを望む。