一年ぶりの再会 | 道普請人_http://coreroad.org/のブログ

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 一年前、自分はケニアに来ていました。地方出張が続いていて母国を襲った災害については十分な情報もないなかでした。



 ちょうどそのころに道直しをした現場をほぼ一年ぶりに訪れることができました。「土のう」を使って自分達で道直しをすることで、農道開発公社などの支援も得て道の状況は改善されていました。彼ら自身でも道で働いているようです。



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一年前の道直し前の様子

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道直し直後の様子


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一年後の様子





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道直し直後の様子


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一年後の様子


 「土のう」を使って橋(排水を道路横断させるカルバートの代替)を作っていました。プロジェクトで作成し配布されたマニュアルも参考にした、と言います。


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デモ後に、農家さんたちが自分達で「土のう」を使った道直しをできるようにする、ということが私たちの目的です。目的にかなったとてもうれしいことのように感じます。話がうますぎる、とも思うこともあります。出来栄えから最近につくったもののように見えました。今日この日にナイロビから私たちが来ると言う情報は伝わっていたのではないか。



彼ら自身で「土のう」を使っていたことや、道が一年前と比べて改善されている様子は事実です。彼らの発展に寄与していることは間違いないと考えています。



道が良くなる前は畑で作ったキャベツはほとんど市場まで運べなかったそうです。悪い道を通ってやってきた買手には値段をたたかれ、1キャベツを2ケニアシルで売っていたと言います。道がよくなった今は、市場へ運べることができそこでは20ケニアシルで売れる、とのこと。



 1年ぶりに出会った農家さんたちに、昨年日本の人々へとお悔みの言葉をもらったことへのお礼を言うことができました。全国展開するプロジェクトでひとつひとつの農民グループの顔を把握することが難しい状況ですが、思い入れの大きいグループのひとつです。