サファリに行ってきました | 道普請人_http://coreroad.org/のブログ

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 土日を利用してサファリに行ってきました。JICA関係者に誘っていただいたのがきっかけでした。動物がよく見える、と言われるマサイマラ国立公園で、期待に胸が膨らみます。実は11年前、大学院生時代に初めてケニアを訪れた時にサファリに行ったことがあります。このときは指導教官で現在のNPO法人 道普請人、理事長である木村教授に連れていっていただき、そこで初めて現在当法人 副理事長、喜田清氏(当時、JICA長期専門家)と出会ったのでした。11年後にまさか、喜田氏と同じプロジェクトで専門家として働けるとは夢にも思いませんでした。


 ナイロビから空路で約45分、マサイマラ国立公園の空港に到着します。そこには宿泊するロッジから迎えの車が待っていてくれました。ロッジへ向かいながら早速サファリが始まりました。


 

シマウマ(背中に小鳥が乗っています)

ダチョウ(卵を守っていました)


ゆうゆうと歩くダチョウ


キリン

(山の中腹、写真中心より左側に円柱上の建物が見えます。日本人が建てた有名なムパタロッジです)

ゾウの親子(ブッシュの中から出てきました)


カバの家族



ワニ


宿泊したロッジ

テントでシンプルな造りですが、ベッドなど一流ホテルのようです。


シャワー



テントのすぐ側の木にお湯を入れるゴム袋がかけてあります。シャワー用にお湯を入れてもらい、中の蛇口を調整して利用します。お湯の量に制限がありますが、充分な量でした。


 NPO法人 道普請人の事務局ブログということで、少し道の様子も報告します。



 移動中に通った道。国立公園の中のメインストリートです。グレーダーと呼ばれる機械で砂利を敷き均し、道路路面を整形し両側に排水溝を設けています。そして流れる水量を調整するためにところどころに、周りの草原へ水を流すような溝がありました。

 公園内にはブラックコットンソイルと呼ばれる粘性土が見られます。雨季にはドロドロで4輪駆動車の車も立ち往生してしまうことがあります。国立公園内で自然保護区のために、メインの道でも舗装をするのではなく、こうした自然材料を利用した整備方法がとられていました。

 公園内のロッジとメインストリートを結ぶ道など、「土のう」による道直しが有効と考えられます。公園を管理するKenya Wildlife Serviceへ工法を紹介、研修するなどの活動を近い将来実施することを計画しています。