ホワイトマンの世界 | 道普請人_http://coreroad.org/のブログ

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現地の人から白人達はホワイトマンと呼ばれている。私たち日本人も「外国人」であるということで、通りすがり子供達から「ホワイトマン!」と声を掛けられることがある。そう言えば、パプアニューギニアに限らずケニアでも町を歩いてたり車に乗っていると現地の人から「チャイニーズ!」とか「ジャパニーズ!」というように声を掛けられる。かれらのこの言動の裏側にある心情はわからないが、声をかけられる方としてはあまりいい気がしない。まだ相手が子供だと目の色、肌の色、髪の毛の色が違う外国人を珍しがっているだけだろうとは思うのだが。

ゴロカより昨日の夕方、ポートモレスビーへ移動した。ポートモレスビーは今ホテルの値段が高騰していて、外国人旅行者が泊まるようなホテルは一泊一万円はするという。そこでヨットクラブ(ヨット停泊所)内に停泊されているヨット内に一泊させていただくこととした。

20059月に初めてパプアニューギニアで「土のう」による道直しを行ったときに協力してくださった方で、以降も連絡をとっているヨットマンの方がいる。2005年の春頃に日本をヨットで出てパプアニューギニアのポートモレスビーまで来られ、以降ここで陸の暮らしをされている。話を聞くとまだ航海は続けられるそうだが、ここでの日本人仲間や暮らしが気に入り滞在されているそうである。



泊めていただいたヨット


ヨットクラブ内のレストランでは襟付きシャツ、靴の着用が義務付けられている。プロジェクターでスポーツ観戦ができるようなバー、フィットネスクラブなどが併設されている。金曜の夜は白人たちが集まって、週末の夜を楽しんでいる。土曜日には子供達へのヨット教室などまるで別世界のようである。これも発展途上国の現実である。

写真はヨットクラブ内のレストランから撮った写真である。ヨットクラブの隣の敷地には韓国資本でカジノが建設されているという。その遠方の様子を拡大したのが2番目の写真である。奥の沿岸部では水上部落がありここは現地の人が暮らしている。



ヨットクラブのレストランからの風景



ヨットクラブから見える水上部落