現地道路管理者との連携

タウンと村とを結ぶ主要道路は日交通量が150台程度となっている。未舗装で坂部などでは大きな轍掘れが形成されている。

　このクラスの道ではアジア開発銀行（Asian Development Bank、以下ADBと記載）出資による簡易舗装化プロジェクトが計画されている。ただし、パプアニューギニア政府がそのプロジェクト資金を折半する必要があるがこの点がネックとなりなかなか実現化していないようである。

こうした他機関による道路補修プロジェクトの動向も把握しつつDistrict全体の道路改善計画を進める必要がある。そこでADBの道路プロジェクトの窓口となるナショナルワークス（日本でいう国土交通省）のマネージャーにも私たちの活動内容の説明を行った。可能な範囲での情報交換について合意が得られた。

ナショナルワークスオフィス

ナショナルワークスオフィスの側の資材置き場、ローダーやローラーが保管されている。