先週末、京都府総合見本市会館で行われた京都環境フェスティバルを見てきた。環境NPOの出展ブースなどを見学した。ポスター、簡単な工作を体験するようなコーナー、家庭の省エネ状況を把握する相談コーナーなど、様々な工夫、展示があった。今後道普請人、も国内活動の一つとしてこうしたブースの出展を考えるときに参考になるかもしれない。
目を引いたのは、京都大学ベンチャービジネスラボラトリーが展開する京都電気自動車開発プロジェクトが出展していたコンセプトカー。あのロボット製作で有名な、ロボ・ガレージの作成らしい。今後、どう実用化されるか、楽しみだ。
また、風呂敷を展示し、様々な形状の荷物の包み方を体験させてくれるコーナーもあった。風呂敷、は小学校の修学旅行で母が荷造りを手伝ってくれたときに衣類を包んでくれたのを覚えている。それをリュックに詰めて出かけたのだが、宿先で荷物を広げたときに友人らに風呂敷に包んでいることを驚かれた。それ以来、なんとなく風呂敷を使うのが恥ずかしくなり、プラスチックの袋を利用するか、何にも包まず直接かばんに放り込むようになった。しばらく風呂敷を見ることもなかったので、思わずなつかしく立ち止まった。一升瓶の包み方などをやっていたので挑戦した。できばえはあまりきれいではなかったけど、そんなに難しいものでもない。これから、旅行の荷造り時にはまた利用してみようかな、と思い始めた。
(福林良典)