舞果-Kのブログ -7ページ目
<< 前のページへ最新 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7

ニューヨーク到着

3ヶ月振りにニューヨークに戻ってきた。昨年までの数年間、あまり日本を出ることが無かったが、今年は海外での活動が増そうな予感がする。


前回は映画「KARMA」Kevin Foong監督の撮影の為の渡米だったが、真夜中のチャイナタウンでの撮影は経験した事が無い過酷な寒さだった。http://www.karmafilm.info/

1月の映画撮影の時は「厳寒」の二文字がぴったりの極寒のNYだったが、今回
はまだ5月なのに、既に夏のような暑さだ。季節の移り変わりの早さを実感する。

映画「シザーズハンズ」の舞台化によって、シザーズハンズの創造者である発明家役を得ることが出来た。今回はその為の渡米である。この1月、NYで撮影していた映画「KARMA」の撮影現場に来ていた英国人プロデューサーが、偶然、自分を見つけてくれオーディションを受けるように薦めてくれたのである。

そして4月の中旬、東京にいる私に舞台「エドワード(シザーズハンズ)」の出演依頼があった。プロデューサーから「4月18日からリハーサルが始まるが、すぐNYに来れるか?」の問いに直ぐに駆けつけたい気持ちはあっても現実は不可能だった。

約二ヶ月間、日本を留守にするのだ、やらなくていけない事はたくさんある。最速でそれらを片付けスケジュール調整や飛行機の手配等、全て自分でこなし、何とか渡米できるようになったのは今週のことだった。

NYでは既に4月半ばから18名の俳優達によるリハーサルは始まっている。スケジュールの予定表では、リハーサルはそろそろ終盤に入っている時期なのだ。
今回、プロデューサーの配慮により自分のシーンは他の役者との絡みのシーンを無くすようにし、エドワード(シザーハンズ)を創造する発明家役のシーンを一人芝居にする、シナリオになっている。劇中、エドワード(シザーハンズ)の夢の中に、たびたび出てくるシーンについては、予め映像を撮っておき、舞台のスクリーンに描写する演出になるようだ。そうまでしても自分を望んでくれたプロデューサーに心から感謝したい。

50代から挑戦した俳優人生、英語でのモノログは相当高いハードルであることは間違いない。しかし自己のステップアップの為に、この日を一日千秋の思いで待っていたのだ。この千載一遇のチャンスを何が何でも活かし必ず次のチャンスに繋げたい。

「夢を現実にし、更に大きく膨らませチャレンジ続けること!」これこそが自分にとっての生きる意味なのだから。


P・S
今週末の打ち合わせまでには時差ぼけを直しておかねば・・・・・心はNYだが体のリズムは完全に日本時間のまま、流石に年齢には逆らえない。(笑)

舞果-K
<< 前のページへ最新 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7