おはようございます。前々節の大敗、前節のPK負けと勝ち切れない中で、U等々力に帰ってきての仕切り直しの試合。2度もリードを許す展開でしたが、ロマの同点ゴールに創の強烈ゴラッソで逆転と久しぶりの等々力劇場でした。首位の背中は遠いですが、一つ一つ勝ち上がっていきたいと思います。
4/5(日)16:00 J1百年構想EAST 第9節 川崎 3 - 2 浦和 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
得点:3’根本(浦和)、9’OG(川崎)、56’金子(浦和)、78’Lロマニッチ(川崎)、90+4’河原(川崎)
川崎フロンターレ 4-2-3-1
――――――― 9エリソン――――――――
―23マルシーニョ――14脇坂――――17伊藤―
――――― 6山本― 8橘田――――――
―13三浦―35丸山― 2松長根―29山原―
―――――――49ダーセン ―――――――
69分 23マルシーニョOUT → 24宮城IN
69分 9エリソンOUT → 91LロマニッチIN
76分 17伊藤OUT → 38神田ĪN
89分 6山本OUT → 19河原IN
浦和レッズ 4-2-3-1
―――――――45オナイウ―――――――
―8サヴィオ―――13渡邊―――77金子―
―――――22柴戸―25安居―――――
―88長沼― 5根本― 3ボザ―14関根―
――――――― 1西川―――――――
15分 3DボザOUT → 37植木IN
81分 77金子OUT → 36肥田野IN
81分 25安居OUT → 7安部IN
89分 8MサヴィオOUT → 10中島IN
89分 45オナイウOUT → 9IKテリンIN
前々節の国立での惨敗、前節の天空の城での攻城戦失敗を経て、我らがホームU等々力に帰ってきました。U等々力での試合は、3月1日の水戸戦以来となります。
国立での惨敗はともかく、町田戦は、PK戦では負けましたが、復調の兆しは見えていたと感じていたので、難敵浦和相手にどこまでやれるのか、期待して、見てきました。
対浦和ということで言えば、昨年の等々力では、終了間際に追いつかれる痛いドロー。ルヴァン杯でアウェイ達哉の同点ゴールやホームでの延長での勝ち越しと互角の戦いを見せていたと思っていましたが、アウェイの最終節では、まさかの4-0の大惨敗。
横浜FMとの国立の試合よりも、今思えば、無気力度は強烈だったように感じます。そういったわけで、こちらも過ちは繰り返すわけにはいきませんし、何せホームU等々力ですから、何としても勝ち点3が欲しい状況でした。もっとも常に勝ち点3は欲しいけれどね。
浦和は、浦和で、PK負けを含め3連敗中だったようで、アウェイとは言いつつも、勝って帰りたい試合だったと思います。
なお、浦和と言えば、メーカブーの親権争いを思い浮かべる方もいると思いますし、今回もメーカブーにちなんだイベントが行われると期待された方もいたとは思いますが、今回は、川崎大師にかかる大師マンブラザーズイベントでした。
ただ、よくよく見ると、だるま落としチャレンジでは、景品がメーカブーだるまだったり、メーカーブーアクスタだったりとレッズサポに対して、他のイベントも行いながらも、しっかり需要に対する供給は考えられているプロモであったと思います。
徐々に変えていかないと、対浦和戦は、いつもメーカブー関連イベントしかできなくなってしまうので、これでいいと思います。
さて、この日のスタメンですが、町田戦から大きな変化はありませんでした。ただ、町田戦で姿がなかったキャプテン泰斗がトップ下に戻ってきました。
あとは、ボランチがダブルカンテ仕様だったところが、創に変えて悠樹でした。
変化はベンチ入りメンバーの方が大きくて、瑠伊が戻ってきました。そして、DFにカミと林駿くん。創は、ベンチスタート。アタッカー陣は、斗哉、天、奏真、ロマと悠でした。
ところが、メンバー発表後、アップの時点で悠が負傷したようで、ベンチに急遽、由井くんが入ることになっていました。
浦和側にも似たようなことが起こっていて、当初は、DFとして宮本のスタメンが発表されていましたが、同じくアップの時点で負傷したようで、ベンチメンバーだった根本が急遽CBでの出場となったようです。
なお、アウェイ側ということもあったのでしょうが、ベンチメンバーの補充はありませんでした。後述しますが、このCBの変更は、後に様々な影響を与えます。
それでは、ここから試合の雑感です。
この試合はとにかく、情報量が多すぎる、珍しい事象がたくさん起きた試合だったと思います。
試合の入りのところで、川崎は、集中力に欠いて、ふわっと試合に入ってしまったように思います。
開始早々に与えてしまったFKをサヴィオに蹴られ、そのボールを急遽先発出場した根本に上手く収められて、そのまま押し込まれ、開始3分であっけなく先制されてしまいます。
副審はオフサイドとして、即座に旗を揚げましたし、見ている側としても、あまりにあっさり抜け出されたので、てっきりオフサイドだと思いました。
しかし、長いVARを待って、結局、5分くらい時間が経過した後に下された判定は、オンサイド。ゴールとなってしまいました。直近の等々力での水戸戦もVARからのオンサイドで得点が認められたので、またかという思いもありました。
追いかける展開となり、気落ちしていたところでしたが、川崎は、即座に追いつくことに成功します。
左サイドの深いところまで侵入した颯太がグラウンダーのクロスをDFとGKの間に通そうとします。実は、この先には川崎の選手は誰も間に合ってはいなかったのですが、DFボザがクリアしようと触ってしまい、その当たり加減が絶妙で、そのままゴールに吸い込まれます。
これで何ともラッキーな形で追いつきます。ゴール時間は、3分の浦和の先制から6分後の9分ですが、うち5分は、VAR待ちの時間でしたので、本当に失点、即、追いつけたという感覚でした。
ラッキーではありますが、颯太が際どいボールを入れたからこそ起きた事故なので、何であれ、ゴール前までボールを届けることは大事なのだと実感させられるゴールとなりました。
続いて、再び先制点を取られたのと、似たような状況で、浦和にFKを与えてしまい、またサヴィオに蹴られるのですが、このボールに反応したのは、ファーにいたボザ。シュートまで持ち込もうと足を伸ばしますが、上手くミートせず、枠外に飛んでしまいます。
このプレーで、ボザが筋肉系の負傷を負ったようで、交代となります。僕の勝手な推測ですが、ボザは試合開始から動き回り、長いVARの休憩があって、再び足を限界以上に伸ばしたプレーをしたことによって、怪我に繋がったのではないかと思ってしまいました。
そのボザに代わってボランチに入っていた柴戸がCBにおり、ボランチに大卒ルーキーの植木が入ることになりました。
浦和が急造のCB2人になったことも、川崎の攻撃を助けたところがあったと思いますが、川崎は、颯太とマルシーニョの左サイドからの突破を軸に、浦和陣内に押し込める展開となります。
前半には、マルシーニョが放ったシュートが根本の腕に当たったかと思われて、一度は、PK判定になりましたが、VARの介入により、OFRを経て、PKが取り消されたシーンがありました。
また、ダーセンのロングボールを収めたエリソンからマルシーニョに渡り、そのままシュートまで行き、GK西川に止められたシーンもありました。
ほかにも怜音のシュート、颯太のシュート、エリソンのヘディングシュートと押し込む展開が続き、長いアディショナルタイムもあったので、前半のうちに1点でも取っておかなければならない展開でした。
しかし、前半を1対1で折り返してしまい、後半を迎えます。後半は、立ち上がりから浦和の猛攻を受けます。
浦和の左サイドから突破され、長沼に入れられたクロスにオナイウが合わせようとしましたが、合わずにナガネと接触してオナイウが倒れ、こぼれ球を植木がシュートし、DF陣が体を張って弾きますが、そのこぼれ球を金子に押し込まれ、失点したかのように見えました。
しかし、ここでVARが介入し、OFRが行われます。まず、ナガネとオナイウの接触でファールがあったか否かは、ノーファールの判定。
その後、倒れていたオナイウが、ダーセンの守備を阻害しプレーに関与していたとし、オフサイドとなりました。これは川崎にとっては助かりました。
しかし、これで終わらず、川崎が颯太からの左サイドの崩しから健人のシュートまで行こうとして前掛かりになっていたところでカウンターを受けます。
オナイウに運ばれ、左サイドの植木とのワンツーを経て、再び中に入れられると、オナイウのところは潰せましたが、こぼれたところを金子に押し込まれました。これで再び浦和にリードを奪われます。
浦和がリードしたこともあるのでしょうが、川崎が前掛かりになる一方で、浦和のカウンターの鋭さが増す展開となり、次にいつ失点してもおかしくない形で浦和ペースで時間が進みます。
その後、川崎のセットプレーのチャンスが数度ありましたが、状況は変わらず、エリソンとマルシーニョを下げ、ロマと天を入れます。さらに間をおいて、達哉を下げて、奏真を入れ、ロマと2トップとし、同点、逆転を狙います。
すると、セットプレーの流れから、悠樹が右サイドから入れたクロスにロマがドンピシャで頭で合わせて同点とします。この時、悠樹が入れたクロスにニア側で奏真も飛び、ファー側で攻め残っていた丸さんも飛んでいるので、西川としても誰が当ててくるのか、読み切れなかったのではないでしょうか。
浦和側は同点に追いつかれたこともあって、金子、安居を下げ、肥田野、安部を入れて再び勝ち越しにを狙いに来ます。川崎は川崎で追いついた勢いを活かして、攻め続けます。
このあたりからオープンな展開となり、双方が攻めては戻って、という流れとなりどちらに勝ちが転んでもおかしくなかったと思います。
ここで浦和は、オナイウとサヴィオを下げ、テリンと中島を入れてチャンスを作り出そうとし、川崎は、悠樹を下げ創を入れて最後のスタミナ勝負を取りに行きます。
結果、この采配は、シゲさんが勝ちます。最後、創が颯太に出したパスがズレて、浦和のスローインになってしまったのですが、この浦和のスローインからのボールを奪い、颯太、天、創、泰斗、怜音そしてロマとつないで落とし、バイタルエリアが空いたところに創が入って、フリーでミドルを撃ち抜きます。
これがゴール右隅に決まって、アディショナルタイムに値千金の逆転弾を叩き込みます。そして、そのまま、アバンテの大合唱ち入り、試合終了。久々の勝利を等々力劇場で勝ち切ることができました。
結果としては、創のスーパーミドルシュートによる勝ち越しとなりましたが、そうそうこんな劇場が開幕するものではありません。そもそもこの試合も2失点して、攻撃面でももっと崩し切れればよかったので、課題は多く残っています。
守備面で言えば、最初の失点のラインコントロールは稚拙だったと思います。相手にボールを持たせる場面では、川崎はパスの出しどころを潰して、構えて奪い切る守備ができるようになってきたと思いますが、いざ、裏へのロングボールだったり、カウンターだったりで抜けられた際、どう守備するのか、上手く整理できていないように感じました。
攻撃面では、足元へのパスとスペースへのパスの使い分けが曖昧で、パスミスが目立っていました。そのために、決定的な崩しには至らず、得点チャンスとならなかったと思います。
ただ、同点弾、逆転弾に至る過程では、ロマと奏真の2トップとし、2枚が前線で受けたことで、攻撃の迫力が出たと思います。
泰斗が右サイドでバランスを取ってくれたことも奏功したと思います。奏真もこのオプションで、自ら点を取れるだろうし、次は取ってほしいと思いました。
修正すべきはまだまだ多くあるけれども、勝てば、精神的にはより前向きに修正できると思います。
次は、首位鹿島です。もし、可能性に賭けるのであれば、次の試合こそ、また、勝ち点3を奪わなければならない試合です。鹿島は、昨年夏の等々力での試合以降、負けていないようです。ならば、等々力でなら、鹿島に勝ち切れるはずです。
内容は不格好でもいいので、次の鹿島にも勝って、まだまだ、この百年構想リーグに希望を持たせてください。個々の選手の力は、決して鹿島に劣ってはいないと思うので、次も勝って、喜びたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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