おはようございます。前節の大惨敗の後の最初の試合です。1週間で変えられるのか、変われないのか、その覚悟がどれだけ見られるかの試合だったと思います。守備については、良くなってきてはいましたが、相馬にやられ、そのままズルズル行く線もあり得たところで、踏ん張り、そして、同点にまで追いつき、相手の退場で10人になったこともあって押し込み、逆転に手が届いたかとおもわれましたが、逃げ切られます。そして、PK戦では谷に読み切られました。PK戦での悔しい敗戦となりました。
3/28(土)14:00 J1百年構想EAST 第5節 町田 1 – 1(3PK1) 川崎 町田GIONスタジアム
得点:41’エリキ(町田)、59’エリソン(川崎)
FC町田ゼルビア 3-4-2-1
―――――――99イェンギ ――――――
――――― 7相馬―27エリキ ―――――
―26林―――――――――― 6望月―
―――――31ネタラヴィ―16前―――――
―――19中山―50岡村― 3昌子―――
――――――― 1谷――――――――
61分 99テテイェンギOUT → 9藤尾IN
80分 31ネタラヴィOUT → 23白崎IN
90+6分 26林OUT → 10ナサンホIN
90+6分 3昌子OUT → 5ドレシェヴィッチIN
川崎フロンターレ 4-2-3-1
――――――― 9エリソン――――――――
―23マルシーニョ――24宮城――――17伊藤―
―――――19河原― 8橘田――――――
―13三浦―35丸山― 2松長根―29山原―
―――――――49ダーセン ―――――――
76分 17伊藤OUT → 6山本ĪN
86分 8橘田OUT → 11小林IN
86分 23マルシーニョOUT → 15名願IN
90+1分 24宮城OUT → 38神田ĪN
90+1分 9エリソンOUT → 91LロマニッチĪN
一週間前、ホーム開催の国立で、隣町の宿敵、横浜FM相手に0-5という生き恥をさらすような敗戦を喫してしまい、一週間ではありますが、どこまで前節の反省を活かして修正できるのかが、この試合のポイントだったと思います。
相手は、町田。昨季の天皇杯を制し、現在参加中のACLEもリーグステージを首位通過と過密日程もあって、鹿島の後塵を拝してはいますが、ある意味、今のJ1で最も強いチームと言えます。
その相手に、前節の横浜FMに対戦したのと同じような姿勢で臨めば、最多得失点差の敗戦記録を更新しかねないとも思っていました。
とはいえ、敗戦の傷は、勝利の歓喜でしか癒せないのも知っています。ということで、きっと発揮してくれるであろう、リバンウンドメンタリティに期待して、天空の城、野津田へ行ってきました。
この日のスタメンですが、何と言っても驚かされたのは、DF宮城天。一瞬、自分が見間違えたのかと思いましたが、公式をはじめ、いろんな媒体ので表示されているものも天はDFでした。
ならば、DF5人。ここにきて、システム変更して3バックに変えてくるのかと騒めきました。DF天を前提にしたフォーメーションは、3-4-3で、天は、左WBの予想となっていました。ただ、結果として、試合が始まったら、天はトップ下のいつもは泰斗が担っているポジションについていました。
それ以外のスタメンですが、CBが、ナガネ、丸さん。SBに颯太、怜音。ボランチは、健人と久しぶりに創がスタメンで起用されました。両翼がマルシーニョと達哉。そして、最前線がエリソンでした。
また、ベンチですが、瑠伊の練習復帰は目にしましたが、引き続き、クンヒョンがGKの控えです。DF陣は、前節スタメンだった林駿、裕人、そして今季初めてメンバー入りしたカミ。中盤は、ベンチスタートの悠樹。そして、MF表記ですが、ドリブラー斗哉。FWは、悠、奏真、ロマが入りました。
誰が出るかはありますが、ベンチには若いメンバーが結構入りました。ただ、この状況は、若手が調子がいいから、ではなく中堅ベテラン組に怪我人や体調不良者が頻発していることを暗示しており、ちょっと切ない気持ちにさせられます。
とはいえ、現状のメンバーでは、このメンバーがベストとシゲさんが判断した以上、いない選手を望んでも詮無いことです。
対する町田は、今のJ1のオールスターのような陣容で、まあ強そうです。相馬や望月のクロスにイェンギの高さ、こぼれてもエリキと、まあいやらしいです。とはいえ、この相手に勝って、這い上がって行くしかありません。
ということで、ここから試合を見ての雑感です。
序盤から、さっそく相馬に抜け出されて、FKを与えてしまい、そのFKで直接ゴールを狙ったシュートは枠ギリギリのところへ飛び、あわや、というシーンとなりますが、ここはダーセンが横っ飛びで弾き出します。
さらには、望月、イェンギで右サイドの深いところから突破され、ゴール前でピンチを迎え、林にシュートを撃たれ、はじき返すのですが、その林が再度中にクロスを入れ、相馬が合わせて、ネットを揺らします。
副審は即座にフラッグを上げたのでオフサイドだと思いましたが、VARが介入。結果として、VARを経てもオフサイドとなり、助かります。現地で見たときは、相馬は明らかに体一つ出ていたように見えたのですが、DAZNで見返すと思ったより出ておらず、紙一重でした。まあ、ゴール裏から見てもオフサイドは、わからないですね。
前半も序盤をすぎると落ち着いてきて、川崎は、町田にボールを持たれても、ミドルブロックを引いて、中を固め、外周りはさせても中をしっかり潰せていたと思います。
守備では形が見えてきた感じがしましたが、逆に攻撃では色が出ずに、シュートまで持って行ける場面はほぼなかったと思います。強いて言えば、マルシーニョかエリソンが単騎突破できそうなシーンがありましたが、そこもシュートに至る前のところでつぶされてしまっていました。
しかし、30分過ぎに、立て続けにピンチを迎え、一つは川崎のCKの流れから一気にカウンターを受けて、エリキに抜け出されて、ダーセンと1対1になります。
が、ここは、エリキの放ったループシュートがわずかに右に外れて助かります。
また、その後には、右サイドを望月に突破されてからクロスを入れられ、林がダイレクトで合わせるのですが、これば枠の上に飛んでくれます。タイミング的には失点ものでした。
それでも川崎は町田の精度にも助けられ、やや押されてはいるものの無失点を続けます。
しかし、押されていた展開は変わらず、ついに決壊したのが41分の先制の場面で、相馬に左サイドを突破され、クロスを入れられると、途中健人などジャンプしてはじき返そうとしますが届かず。そしてファーで待っていたというより、ファーに来たボールに体を回転させながらエリキにボレーシュートで合わせられ、与えたくなかった先制点を与えてしまいます。
それ以降もネタラヴィに撃たれたシュートなどヒヤリとした場面はありましたが、1失点で切り抜けます。ただ、攻撃については、決定機となるシュートシーンまでもっていけず、前半は、町田のペースでした。
ここまでは、前節と同じ前半で1失点という展開です。1失点はしましたし、相手の最後の精度に助けられたところはありましたが、構築した守備ブロックは、機能していたと思います。また、トップ下に入った天は、思った以上に形になっていました。
後半、ここからどう巻き返せるかが、期待されましたが、後半に入ってからの方が、ハーフタイムにシゲさんに檄を飛ばされたのか、切換えしをより速く、前への推進をより速くの姿勢が強まった印象を受けました。
後半からの特に見えた形が、左サイドを突破した颯太のクロスです。後半に入ってから、颯太は左サイドを突破して、2~3回クロスを入れるのですが、エリソンや天に合わず、得点に至りません。
しかし、前半は、そもそも颯太がクロスを入れるという展開自体が見受けられなかったので、それだけ、左サイドを突破できるようになったということ。
何度も入れては跳ね返されていた颯太のクロスですが、これがついに結実を迎えます。颯太がn度目の正直で入れたクロスは、相手GK谷に弾かれるのですが、このこぼれたボールをエリソンがダイレクトに撃ち込み同点に追いつきます。
比較的早い時間帯に同点に追いつけたことで川崎は落ち着き、ボールを持って攻め込もうとしますが、最後のところで、町田のブロックを掻い潜れないでいます。
川崎もミドルブロックから突破を許さず、どちらにもチャンスが転がりそうなオープンな展開となります。この展開が続いていた中でしたが、ある事件が起きて攻守のバランスが崩れます。
丸さんがこぼれたボールをクリアしようと先に出した足に対して、エリキの足が丸さんが触った直後に入り、丸さんがものすごく痛がります。当初、上田主審は、ノーファウル判定でした。
しかし、VARも介入した上で、ノーファウルから一転、エリキは、レッドカードで一発退場となります。
これ以降、数的有利を活かして川崎は畳みかけますが、押し込めず。攻勢を深めるべく悠、斗哉を入れて、さらには奏真、ロマを入れて1点を取りに行きますが、仕留めきれず。
試合は、1-1のドローからPK戦へと移ります。この時点で最後の1点を取りにいった川崎と同点からの逃げ切りからPKに活路見出そうとした町田でしたので、PK戦へ持ち込まれた時点で、劣勢に立たされていました。
というのも、川崎はPKキッカーとして上手いエリソン、天をすでに代えてしまっていますが、町田はPKキッカーになることを見越して、ナサンホ、ドレシェヴィッチを入れています。
それでも代わって入った選手らが決めきってくれれば良かったのですが、GK谷の読みが冴えわたり、ロマ、悠、創と3人がコースを読まれて止められ、決めたのは悠樹だけでした。
町田は逆に相馬、ナサンホ、ドレシェヴィッチと決め、外したのはポストに当ててしまった中山だけでした。結果、PK負け。悔しい敗戦となってしまいました。
ただ、こちらは、前節の屈辱的な大敗からの試合でしたので、先制されて追いつけ、もう少しで逆転というところまで手がかかっていた展開まで持ち込めたのは、そこまで悲観する内容ではなかったと思います。
1失点してしまいましたが、攻守の切り替えの速さであったり、対人の強度であったりと改善が見られた点が多かったです。少なくとも気持ちは感じました。
また、おそらく泰斗が体調不良で天のトップ下はぶっつけ本番みたいなものだったと思いますが、そつなくこなしていたと思います。それどころか前線でもボールが収まったり、高さ勝負でも勝てていたりと泰斗にない良い面もあったと思います。そして、この試合では天はパンチ力のあるミドルも持っています。
泰斗が万全であれば、攻守でバランスが取れる泰斗の方がまだ優位性はあると思いますが、天がトップ下でもあれだけやれたなら、もともと両サイドできるので、展開の中では、天の起用も増えるのではないかと思いました。
また、この試合の得点に絡んだところで言うと、どちらも左サイドを突破してのクロスで町田は、相馬、川崎は、颯太が上げたクロスからでした。左対左の対決で、こちらは相馬に負けることなく、颯太もやり返してやったと思っています。
そして、終盤出た斗哉や奏真は存在感が出ていたと思います。特に奏真は、終了間際の執念で飛び込んで頭で合わせたシュートは枠は外れましたが、決まっていればヒーローでした。
ということで、いろんな状況が重なった影響ではあるけれど、若手が出場する機会を得て経験も積んだので、結果はPK負けでしたが、先週ほどの絶望感はありませんでした。
ちょっとだけ毒を吐くと黒田監督のコメントは少しイラっとさせられました。相馬のクロスからの先制も必然だったように話されていますし、PK勝ちになることもプラン通りだったという言い方をしています。
結果として、相馬のクロスから失点してますし、PK戦では谷に読まれて、交代で入ったナサンホ、ドレシェヴィッチが決めているので、そのとおりなのですが、どうしても、結果から逆算して自分の采配の成果だと言っているように聞こえます。
逆に川崎の得点のところは、あんなに注意していたのに選手がやらかしてしまった、という他責に聞こえます。ハーフタイムにどれだけ言っていたのか、本当のところは、わかりませんが、どうもコメントからは黒田監督を好きになれそうにないです。
監督のコメントで言えば、シゲさんのスタメン発表であったDF宮城天のところの回答です。DAZNの実況解説陣は、試合前の駆け引きではないかと推測していましたが、シゲさんのコメントからは、しっかり守備をやれ、という斜め上からのコメントでした。
多分ですが、だれかが事務的なミスをして、DF宮城天で通ってしまったのでしょう。ただ、シゲさんは、それを咎めることなく、ユーモアあるコメントで庇ったのではないかと思いました。
また、丸さんがファールを受けた際も、全力で怒ってくれていました。川崎は結果が出ずに厳しいところはありますが、一進一退を繰り返しながらも少しづつ前進しているように感じています。そして少なくとも、人間力の部分ではシゲさんは素晴らしい監督だと、この試合での振舞いで感じました。
この百年構想リーグ、優勝するのが、もちろん一番いいのですが、そうでなくても一定の手ごたえを感じられる試合を見せてくれれば、僕は満足です。それにそれなら結果もおのずとついてくるでしょう。
歩みは遅いのかもしれませんが、僕は、まだ、シゲさんのやりたいサッカーのその先を見てみたいと思っています。
さて、次の対戦はホームで浦和と対戦です。昨季の最終戦、こちらも屈辱的大敗を喫した相手なので、負けるわけにはいきません。それに約1か月ぶりのホームU等々力なので、なおさら気合が入ります。
ついでに言うとメーカブーだるまも渡すわけにはいきません。だるま落としイベントのメーカブーだるまは、すべてフロサポで独占してやりましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。
