おはようございます。いよいよ、今季が始まりました。ACLEとしては、24/25シーズンなので、シーズン途中ということになりますが、それでも長谷部フロンターレとしては、初陣です。どんな変化が見られるか、期待して見ていましたが、期待以上の結果の勝ち点3という、これまでJクラブが持ち帰ることができなかったアウェイ浦項の地から、持ち帰ることができました。
2/11(火)19:00 ACLElite LeagueStage MD7 浦項 0 - 4 川崎 浦項スティールヤード
得点:38’山田(川崎)、71’河原(川崎)、74’脇坂(川崎)、88’エリソン(川崎)
浦項スティーラーズ 4-4-2
――――――37ユンサン―――9ジョルジ――――――
―77ヴァンデルソン―――――――――97ジュニーニョ ―
―――――8オーベルダン―――6ジョンウ――――――
―26テソク―5アスプロポタミティス―4ミングァン―2ジョンウォン―
―――――――――21インジェ―――――――――
46分 37ユンサンOUT → 3ドンヒIN
46分 9ジョルジュOUT → 33ホジェIN
56分 26テソクOUT → 20ジェジュンIN
72分 6ジョンウOUT → 16チャンヒIN
79分 97ジュニーニョOUT → 47ボムスIN
川崎フロンターレ 4-2-3-1
―――――――20山田―――――――
―23マルシーニョ――14脇坂―――37伊藤―
―――――77山本― 8橘田―――――
―13三浦―35丸山―2高井―5佐々木―
―――――――98山口―――――――
46分 8橘田OUT → 19河原ĪN
77分 14脇坂OUT → 28P ヴェロンĪN
77分 37伊藤OUT → 26山内ĪN
81分 20山田OUT → 9エリソンIN
87分 23マルシーニョOUT → 24宮城IN
改めて、今季が始まりました。よろしくお願いします。
これまで読んでいただいていた方は、ご存じだと思いますが、僕自身は、サッカー未経験者なので、観戦してなんとなく感じたことを取り留めもなく書いているだけです。
専門的な戦術について詳しく書くことはできないし、時折、それっぽいことを書いても正しくない可能性が高いので、あとで騙されたとか言わないでくださいね。あくまで個人の感想文なので。
そんな中、ACLEに快勝できたので、早速、このエントリを書こうとしたところ、初勝利に水を差すかのように、僕のPCが壊れてしまいました。幸い、データ等は復旧できそうなので何とかしますが、時間がかかりそうなので、タブレット、携帯など、別の環境でやりくりしながらのブログの記述となります。更新はしばらく滞ると思います。ご容赦下さい。
以上、前置きでした。
さて、試合についてです。今季の初試合は、ACLEのリーグステージの第7戦、アウェイ浦項戦でした。このアウェイ浦項の地では、Jクラブがかつて対戦して、一度も勝利したことがないそうです。
試合開始前の時点では、気温はマイナスで、ピッチの芝も凍っていて、踏むとバリバリ音がするような状態だったようで、怪我しないで帰ってくれることが一番ではないかと思っていました。
また、Xのタイムラインから、多くのフロサポが極寒の浦項の地に足を運んで、選手を後押ししてくれていた状況も窺えたので、非常に心強かったです。DAZN越しでもホームであるかの如く、声援が聞こえました。現地のフロサポの皆さんありがとうございます。
そして、シゲさん(以後も、長谷部監督は、愛着も込めてこう呼び続けます。)が選んだスタメンですが、4-2-3-1で、これまでの川崎でもよく見られたフォーメーションでした。
まずGKから、不動だったソンリョンからルイに変えてきました。ソンリョンに何かあったということでなく、ルイが起用の水準に達したからと思っています。
そして、CBに丸さんと幸大、左SBに颯太、右SBに旭。ボランチに悠樹、健人。左SHにマル、右SHに新加入の達哉。トップ下に泰斗。1トップにシンという布陣でした。
注目は、やはり、新加入の達哉でしょうか。
試合が始まってから、感じたのは、守備の仕方。上手く伝わる表現ができているかわかりませんが、中盤に網がかけてられているような感じがしました。蜘蛛がネットを張っているという感じです。
鬼さんの時代から、前からプレスをかけて追い回すことはしていて、隙を見せれば、囲い込み奪いきることはやっていましたが、その時代以上に、システマティックな感じです。距離感のバランスが全体で取れている感じがしました。
守備時、泰斗も上がって、シンと2トップ気味にプレスをかけますが、ポジションを捨てて、必要以上に追い回すところまではいかず、一定の距離感を維持し、パスコースをふさぎながら、近づいていくという感じでした。
浦項は、ボールは持っていますが、持てているのは、GKと2CBの3人で回している間の時間がほとんどで、川崎としては、怖くない持たれ方でした。
浦項は、ボールの出しどころに苦しんでいた様子で、中には入れられず、サイドに逃げるか、ロングボールで放り込むかしかなくなっていました。
サイドに出せば、連動して数的優位を作り出して奪いきり、ロングボールは、丸さんを中心に最終ラインではじき返していたので、浦項のチャンスは、前半ほぼなかったと思います。
一方の川崎もボールを奪ったあとの組み立てで相手の守備網に引っ掛かかったり、ロングボールから回収されたりと、双方が、なかなかシュートまで行けない時間が長かったです。
打開したのが、ようやく36分で、戦術マルちゃんによって左サイドからの突破からようやくファーストシュートまで持ち込むことができました。
前半、目立った変化は、守備面だったのですが、攻撃面で言うと、個々の選手間でボールを持ちすぎる時間が減りました。いわゆるコネクリ回す時間が減り、シンプルに前につなぐスピーディーな展開でした。
攻撃の形が見えてきたかなと思った矢先、先制点が生まれます。38分、右サイドの旭が中に切れ込んだところを皮切りに、中から、右サイドに展開した達哉が浮き球のクロスを入れ、真ん中で合わせたのは、シン。打点の高いヘッドがゴール上に決まり、欲しかった先制点を手にします。
決めたのが、エース、シンということで、チームも勢いが出ます。大黒様の指導の効果も早速出たのかもしれません。
さらに43分、シンは、相手DFとの攻防の中で、相手の苛立ちもあって、2枚目のカードをもらい、浦項は、残り時間10人となりました。川崎としては、俄然優位となりました。
逆に、川崎は、後半から、1枚カードをもらっていた健人を下げて、リスクヘッジ。同じポジションに創を入れます。これができる選手層であることも地味に大きい。
相手が10人となり数的優位となったことで後半の序盤は、パスがよく回るようになります。
ボールの保持率は上がりますが、ここでも長くボールを持つことをせず、やり切るところまで一気に行くので、相手がボールを持つ時間はまだ長かったと感じました。
60分過ぎ、浦項のロングボールを抜けだされたピンチから、連続でCKを取られて、警戒すべきセットプレーのピンチを迎えましたが、幸大らが冷静に跳ね返し続けて、ピンチをしのぎ切ります。
すると、71分、前線右サイドで旭がボールを奪いきると、ドリブルで中に切れ込み、中のシンに預けると、シンはワンタッチで泰斗に落として、泰斗は右足でシュート。これが決まり、貴重な追加点。
なお、ここでは例のゴールパフォはU等々力までお預けの模様。むしろ、フロサポのいるゴール裏に飛び込んでおり、怪我しないか心配してしまいました。
さらに、74分、達哉とマルちゃんでボールを運び、マルちゃんは、左角にいた悠樹にボールを預けると、悠樹は、中央にクロス。このGKとCBの間に走り込み、創が右足を上げて当てて合わせて3点目。確か、創は、川崎移籍後初ゴール。皆に祝福されます。
3点差ついたこともあって、次々に戦力の入れ替えを行い、昨季ほとんど見られなかったPヴェロンの投入や、日向汰のトップ下起用もありました。時間を置いて、エリソン、そして、天も投入。
88分には、左CKからの流れから、颯太が入れたクロスを右サイドの深いところから丸さんが折り返し、中央でエリソンが頭で合わせて、ダメ押しとなる4点目。エリソンのエルトロパフォーマンスも飛び出し勝利を確定的にします。
浦項の選手らの苛立ちも感じられましたが、川崎は上手く往なして、試合終了。長谷部フロンターレとしては、守備がはまり、取るべき人が点を取り、アウェイ浦項でJクラブ初勝利と今季、最高のスタートを切ることができました。
注目の達哉ですが、ドリブラーをイメージしていましたが、クロスもパスも何でもできますね。本来は、左のところが右だったからかもしれませんが、ドリブルで仕掛ける場面は多くなかったように思います。
先制点をアシストしたクロスは、中に入ったボールを外に広げて受けて、フリーで入れたクロスで、そのクロスの精度で決まった得点だったので、シン達哉のホットラインは、今後も期待できそうです。
日本のJクラブ復帰に川崎を選んでくれてありがとうございます。引き続きの活躍を期待しています。
さらに、この勝利でACLEのリーグステージ突破を4位以上で決め、3月に行われるラウンド16を4、5日アウェイ、11、12日ホームでの開催を確定させました。
なお、同日行われていた神戸、そして翌日の横浜FMも勝利したため、ラウンド16でのJクラブ同士の潰し合いもなくなりました。まだどこと当たるか、最終節までわかりませんが、少なくともJクラブでないことが確定しました。
一方、ACLの常連で、川崎とはズッ友だった蔚山は、リーグステージでの敗退が決まっていました。なんだか寂しさを感じています。
最高のスタートを切った長谷部フロンターレですが、昨年もアウェイ山東戦やフジフィルム杯神戸戦のあたりまでは、絶頂に浮かれていたので、油断は禁物です。
この試合で見られた戦い方が、今季の長谷部フロンターレのベースになるのか、はたまた、ACLE浦項戦用の一戦術にすぎず、まだまだ引き出しがあるのか、楽しみでなりません。
少なくとも、Jリーグ開幕戦の名古屋は、ボールを持ちたいチームではないので、この試合での戦い方は、嫌だろうなと思うのではないでしょうか。
週末のU等々力でのJ開幕戦が楽しみでなりません。
なお、僕のPCトラブルは継続中なので、慣れない環境での操作が続き、名古屋戦のエントリ更新も遅くなると思います。ご容赦下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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