2024 ルヴァン杯 準々決勝2nd 甲府vs川崎 大弥が輝く | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

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おはようございます。第1戦、大弥の技ありのシュートが決まり、1点リードで第2戦に臨むことができたのですが、第2戦は、前半、甲府のセットプレーから先制され、厳しい戦いとなってしまいました。その危機を救ってくれたのは、またしても途中出場の大弥。際のクロスに飛び込み、終盤に劇的なこの試合の同点弾、そして、2戦合計での勝ち越し弾を決めてくれました。


9/8(日)18:00 ルヴァン杯 準々決勝 2ndLeg 甲府 1 – 1(1-2) 川崎 JITリサイクルインクスタジアム
得点:31’孫(甲府)、90+3’遠野(川崎)
 



ヴァンフォーレ甲府 3-4-2-1
――――――― 9三平―――――――
――――51アダイウトン ―10鳥海――――
― 7荒木―14中山―34木村―24飯田―
――― 3孫――16林田―21R アウグスト―
―――――――88渋谷―――――――
64分 51アダイウトンOUT → 19宮崎IN
79分 9三平OUT → 99P・ウタカIN
79分 21R・アウグストOUT → 23関口IN
89分 34木村OUT → 18三沢IN


フロンターレ 4-2-3-1

―――――――20山田――――――――
―23マルシーニョ――14脇坂――――41家長―
―――――10大島――19河原―――――
―13三浦―44アイダル―5佐々木― 8橘田―
――――――― 1成龍――――――――
46分 13三浦OUT → 31VW際ĪN
71分 23マルシーニョOUT → 17遠野ĪN
71分 20山田OUT → 9エリソンIN
80分 14脇坂OUT → 30瀬川ĪN
90+5分 10大島OUT → 77山本ĪN


この試合、7年ぶりの甲府開催ということで、行ってきました。個人的に、数年前、仕事関係で山梨には何度も行っていた時期があったのですが、残念ながら、甲府で観戦したことがなかったので、いつか行きたいと思っていたところ、今回はいい機会でした。

 

なお、今回の遠征ハッシュタグは、#フロサポ甲府に興奮 で多くの方がXにポストしてくれていました。

 

そして、僕はというと、午前中早くから川崎を出て、山梨県内を観光し、敵食ほうとうを頂きながら、午後3時頃にはスタジアムには着いたのですが、その時点でかなりのサポがスタジアムには到着しており、駐車場で空きを探すのにも苦労しました。

 

2時間前の入場から席を取り、グッズ売り場、イベント広場、スタグル等を散策していたら、あっという間に試合開始時間が近づき、楽しめたと思います。特にヴァンくんは、うちのふろん太と仲良くしてもらっており、2人のやり取りは楽しめました。

 

スタメンですが、僚太を中盤で起用してきました。そして、左サイドにマルーニョです。ということで、第1戦に比べると、レギュラーメンバーを加えた形での起用ですから、鬼さんの勝ちに行く采配だと感じさせられました。

 

 

が、試合が始まると、なぜか重心が重いという印象でした。甲府のカウンターは鋭いのは鋭いのですが、第1戦での甲府の戦いを意識し過ぎたのか、なかなか前でボールが奪えず、受けるシーンが多かったと思います。

 

第1戦に比べてということなので、全体としては、川崎はボールを持てはしました。ただ、敵陣内でボールを回せても、最後のところで、決定機を作らないと意味はないのですが、そこに至る前までにパスを奪われ、カウンターに持ち込まれることも多かったです。

 

25分頃から甲府に攻め込まれ、荒木が撃ったシュートをアイダルが体に当ててブロックしたため、CKを与えます。

 

31分、荒木が蹴ったCKを中央からやや斜めに走り込んできた孫に頭で合わせられて、痛恨の先制点を与えてしまいます。この孫についていたは颯太。一瞬、目を離した隙に左に回り込まれ、ドンピシャで頭で合わせられてしまいました。

 

これで、2戦合計ではドロー。川崎としては、第1戦で得たリードを前半に早くも失ってしまいます。これで、次の1点をどちらが入れるかの展開へと移行します。

 

前半は、川崎がボールを持てる時間は確かにあるのですが、ボックス周辺を回すくらいしかできず、甲府がしっかりと守備ブロックを敷いて跳ね返し、中にはそのままカウンターという場面があったことから、川崎は、チャンスらしいチャンスをなかなか作れないでいました。

 

前半で惜しいと感じたのは、40分に創がいれたアーリークロスにマルシーニョが飛び込んで合わせたシーンで、相手GK渋谷の正面に飛んでしまき、その跳ね返されたこぼれ球に、泰斗が詰めたシーンくらいでしょうか。

 

ここも結局防がれ、前半は1-0(2戦合計1-1)でリードされて折り返します。

 

後半開始早々、颯太を下げて際を入れます。正直、颯太が怪我でもしたのかとちょっとヒヤヒヤしましたが、鬼さんの試合後のコメントからは、守備が軽かったというところで、実際に失点に絡んだこともあっての際投入というふうに理解しました。

 

この交代が効果を発したからかはわかりませんが、甲府は、守備時に2枚のラインでブロックし、前半よりは受けてカウンターという体制にシフトします。逆に川崎は、4-3-3にシフトして押し込む時間が増えてきました。

 

それでも甲府のカウンターは鋭く、時にあわやと思われるシーンもありましたが、旭、アイダルがよく止めてくれました。アイダルはまだ2戦目ですが、馴染んできましたし、収められたいたら決定機になり得たシーンでアダイウトンやウタカから競ってボールを奪っていたので、強化部はいい仕事してくれたと思います。

 

ただ、川崎もボールを持てる時間は増えましたが、なかなか崩してというシーンが作れないまま、時間が経過していきます。

 

その間、大弥、エリソン、そして、さらにはセガちゃんを入れて前線をテコ入れします。

 

すると、76分、右からのアキのクロスにエリソンが走り込んでスライディングするが、上手くミートせず、あるいは、82分、左からの健人のクロスにエリソンが頭で合わせますが、枠を捉えられず外れます。

 

逆に83分には、甲府の攻撃で右サイドから崩され、シュート(性のクロス)を撃たれますソンリョンが弾き出し、失点を防ぎます。

 

川崎は、何度かクロスを放ってはいたのですが、90+3分、そのクロスがついに実を結びます。右サイドで相手が寄せてくる前に際がクロスをいれると、そこに斜めに走り込んできた大弥が頭を振って合わせ、堅かったゴールをついにこじ開けます。

 

大弥の劇的なゴールの後、甲府も攻めてはきましたが、時間帯的にもわずかしか残り時間はなかったので、川崎がそのまま逃げ切ってこの試合、ドローで試合終了、2戦合計で勝ち上がり決定です。

 

 

非常に苦しい戦いでした。カップ戦はカテゴリー関係なく、相手も全力で挑んできますので、川崎としてはやり辛いのは分かります。この試合、特に前半は、慎重になりすぎて重心が重くなったのだと感じました。

 

結果、前線との距離が間延びして、途中で通るパスが通らなくなって、奪われてカウンターを受けて、ますます間延びする悪循環に陥っていた時間帯もありました。

 

ただ、後半に入り、際を入れて、中盤のポジションを少し前に出したことで、カウンターはありましたが、川崎の攻撃を活性化することに成功しました。

 

また、守備では、CBのアイダルと旭の2人がよく走り負けず、抑えたと思います。

 

そして攻撃では、2戦連発となった大弥。大弥は、どういうわけか、カップ戦で活躍する印象がありますがありますが、この試合でもやってくれました。

 

大弥のこの試合の同点弾、2戦合計勝ち越し弾のおかげで、準決勝に進むことができました。次は町田を下した新潟となります。

 

昨年も、天皇杯で当たり、PKまでもつれ込んだし、リーグ戦では勝てていないので、厳しい相手に違いありません。

 

ただ、ホーム&アウェイで2戦合計で勝てばいいことを考えると、苦手ビッグスワンでのPK戦を制した昨年の天皇杯よりも気持ちとしては楽な気がします。

 

何であれ、タイトルを獲ることが大事なのは、これまでの川崎が証明してきています。


今季、リーグに比べれば獲れる可能性が高いルヴァン杯。大弥がせっかく得点してくれて次に進めたのだから、次の新潟に勝ち、そして次の次も勝って、ルヴァン杯のタイトル、獲りに行きましよう。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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