2024 J1第2節 川崎vs磐田 バカ試合敗戦 | 僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

僕が 僕バナ/スタ宙を読んで 蒼黒戦士と 戦うワケ

ブログの読者が川崎フロンターレとJリーグを応援してほしいために

おはようございます。平日金曜日の夜開催のホームU等々力での開幕戦。対戦相手にはかつての守護神川島永嗣がいました。勝てば、ホーム200勝がかかっていた試合でしたし、平日にもかかわらず2万超の観客が入り、劣勢から2度も追いついただけに、勝ちたかった試合でした。双方で9点。近年稀に見る馬鹿試合でしたが、最後に勝たないといけなかった試合でした。

 

3/1(金)19:00 J1 第2節 川崎 4 - 5 磐田 Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsu

得点:6’植村(磐田)、18’ジャーメイン(磐田)、29’ジャーメイン(磐田)、36’エリソン(川崎)、55’エリソン(川崎)、59’マルシーニョ(川崎)、80’ジャーメイン(磐田)、85’山田(川崎)、90+7’ジャーメイン(磐田)

 

 

川崎フロンターレ 4-3-3

―23マルシーニョ―― 9エリソン―――41家長―
――――77山本―――14脇坂――――
――――――― 8橘田―――――――
―13三浦―3大南― 2高井―5佐々木―
――――――― 1成龍―――――――
46分 8橘田OUT → 16瀬古IN
82分 2高井OUT → 20山田ĪN
82分 41家長OUT → 11小林ĪN
82分 23マルシーニョOUT → 17遠野IN
82分 77山本OUT → 30瀬川ĪN
 

ジュビロ磐田 4-2-3-1

―――――――11ジャーメイン ――――――
――37平川―――10山田―――14松本―
――――― 7上原――25中村――――
―4松原―36R・グラッサ ―6伊藤―50植村―
―――――――― 1川島―――――――
64分 37平川OUT → 31古川IN
64分 10山田OUT → 99M・ペイショットIN
74分 14松本OUT → 13藤川IN

 

当日は、ホームU等々力での開幕戦ということもあり、仕事を定時で切り上げ、なんとか気キックオフ前に、U等々力に到着することはできました。ただし、先着1万人には入れなかったので、ドリンク100円券はもらえず…

まあ、それでもバンディエラゲートに寄付しましたし、いもくり佐太郎も買えましたし、今季のファンブックも買えました。ギリギリ到着の割には、まあできた方かな。

残念だったのは、連続で面会できていたオジバナダさんには入れ違いで会えなかったことくらいです。

それで、負けた試合は、あんまり思い出したくはないのですが、一日経ってからDAZNを見直しましたので雑感も含め、残しておきます。

前半、ACL山東戦、湘南戦と試合の入りのところで相手が前線から押してきた際、受けてしまう上に、それを跳ね返せず、早々に失点をしてしまっていましたが、この日もこの悪癖を繰り返してしまいました。

6分、切っ掛けは、不用意なボールロストから押し込まれて、最後にDF植村に打たれたシュートがいいコースにいき、先制を許してしまいます。

1点くらいは、若いDFの勉強代として止む無しと思うようにしようと気持ちを切り替えようとしましたが、なおも失点が続きます。

18分には左からのクロスにゴール前でジャーメインに頭で合わせられて、2失点目。ボールロストがもったいなかったし、DF陣がズルズルと下がってしまっていましたし、入れられたボールに競る選手もいなかったしといろいろ残念なところが出てしまった失点でした。

さらに29分にも中村、松本と繋がれて、中央のジャーメインに合せられ、3失点目。

何でこんな簡単に、相手の決定機を決められてしまうのか、僕の理解が追いつかないうちにあれよあれよいう間に、3失点してしまいました。

印象論でしか言えませんが、磐田が圧を掛けてきた際、安易に受けてしまい、個々の勝負で勝ち切れず引いてしまい、決定機をことごとく決められてしまったという感じです。

こんなにも川崎の装甲は薄くはなかったはず。以前は、もっと強度が高く、跳ね返せていたのに、気持ちも引いてしまって、戦えていないなという印象を持った前半でした。

逆に言えば、意識のところを切り替えるだけでも、十分、戦えるはずだとも思いました。

前半も30分過ぎたあたりで、3失点はしてしまいましたが、徐々にボールも持てて、持ち直した兆候は出てきていたと思います。

そして36分、カウンターからマルシーニョが突撃し、エリア手前で潰されはしましたが、そのボールを拾った悠樹がシュート。この弾かれたボールをエリソンが詰めてボレーシュートを決めて、1点を返します。

前半のうちに3点差から2点差としたので、まだ、わからない、これからこれからと希望が持てる状況で、後半へ折り返せました。

後半、カードを貰っていたこともあったと思いますが、健人を樹に代え、悠樹をアンカーにして、臨むと、川崎の勢いはさらに加速します。

55分、押し込んだ結果取ったCKで、泰斗が蹴ったボールにゴール前でドンピシャでエリソンが頭で合わせて、この日2点目。

さらに59分、颯太の左サイドの縦への突破から入れたクロスをアキが撃ち跳ね返され、こぼれたところをエリソンが撃ち、跳ね返され、最後にマルシーニョが決め、ついに同点です。

0-3から3点取って、追いつきました。この時の心境は、U等々力だし、この勢いならば、行けるだろうと思ってしまいました。

実際に、73分にエリソンの決定機があって、決まるかと思いましたが、磐田の松原のスーパーブロックにあって決めきれずというのがありました。

このままなら行けるだろうと甘いことを考えてしまったのが、伝播したわけではないと思いますが、ピッチ上でも少し、一息ついてしまった感が出たように思いました。

その油断があったわけではないとは思いますが、76分、スルーパスを通され、ジャーメインとソンリョンの1対1の状況となり、ソンリョンとジャーメインは、交錯します。

一度は、ノーファールの判定となったのですが、ここでVARが介入し、PK。80分、これをジャーメインがゴール左上に決めきり、再び突き放されます。

しかし、その後の4枚替えで入ったシンが、エリア内右で倒されPKを獲得。ここでシンは自ら取ったPKだけにボールを持って放しません。

伝令も出て、鬼さんの指示はエリソンだったようで、シンは一旦は、渋々エリソンにボールを渡しますが、ここでエリソンは、シンにボールを突き返して、蹴れと。

エリソンは、ハットトリックが掛かっていたし、蹴りたかっただろうけど、シンに譲るやり取りでもう、泣けるじゃないですか。

シンもシンで、絶対に決めなけれならないところでエゴをむき出しで、PKを譲らず、蹴ります。そして、85分、シンはGK川島相手にゴール左上にしっかり蹴り込み、再び同点とします。

あとは、等々力劇場をとの期待もあって、スタジアム全体の雰囲気はすごく良かったと思います。最初は、声の小さかった周りも次第に歌い出していたし、手拍子もそろってきました。

あとは、誰かが決めるだけでした。

が、再び、悲劇が襲います。アディショナルタイムに入って早々、ロングボールをゴール前に入れられ、競ったジャーメインに再び、決められます。

しかし、VARが入ってジェーメインのハンドとなり、取り消しとなりますが、と同時に、競った時にその前にあったセガちゃんもハンドも取られ、PKとなります。

セガちゃんのハンドだったとしても決めたのだから、ハンドなしでいいだろうというこで磐田側は抗議しますが覆らず。

現地で見たときには、なんで複雑なことになっているか理解が追いつきませんでしたが、あとで整理して見ると、時系列では、まず、セガちゃんがハンドする、そのあとジェーメインもハンドをする、そして決めるという流れでした。

なので、セガちゃんのハンドを取り消すと、次にジェーメインのハンドとなってしまうことになるので、先にハンドしたセガちゃんのハンドをとり、PKにしたのだと理解しました。

このときのジェーメインの心情としてはものすごい重圧だったと思います。が、90+7分、それでもしっかり決めきります。

結局、この最後の得点が決勝点となり、4-5という壮絶な打ち合いとなってしまいました。そして、川崎は敗戦。今季、ACL、そしてリーグ磐田戦とホーム等々力で勝てていないのが悔しいです。

見てる最中はジェットコースターにように気持ちが揺さぶられて、試合終了直後は、変な興奮が残っていて、負けた感覚がそこまでなかったのですが、時間経過とともに、現実を実感するようになるとジワジワと悔しさがこみ上げてきました。

なまじ、エリソンが絶好調で、決めたのは2点ですが、それ以外にも惜しいシーンが2~3あって、決めきっていれば、4~5点取れていたかもしれないくらい好調でした。それだけに失点が多すぎるのが残念です。

 

普通、4点取っていれば勝てます。なのに敗戦ですから。攻撃面は、個の力に頼った部分があることは認めたとしても失点が多すぎるので、ここさえ、意識面を含め、変えることができれば、十分浮上できると思っています。

磐田戦で思い出されるのは、17年シーズン。大雨の中、やはり5失点し、2-5で負けた試合がありました。当時、なんでこんなに点を入れられるんだと呆然としたことを覚えています。

しかし、あの試合の敗戦以降、無敗でリーグ戦を駆け抜け、最後に優勝をつかみ取ったので、今となっては、あの敗戦でスイッチが切り替わって、良かったと思っています。

この磐田戦、まだ序盤も序盤なので状況は違いますし、負けていい試合など本来はないけれど、ここで負けたことが教訓となり、気持ちのスイッチが入って…ということで、次に活かしていかないと敗戦の意味がありません。

すでに貴重なACLを敗退するという高い授業料を払ってから今シーズンに入っているので、残りを全部勝つつもりで、弱気な姿勢をもう一度たたき出して、次節に臨んでもらいたいと思います。

第三者的な立場で、エンタメとして見れば、9点も入って面白かったと思いますが、川崎側からすれば、こんなバカ試合をやるのであれば、敗戦ではなく、最後に、絶対に、勝ち切らなければならなかった試合でした。


最後に、川島永嗣が、試合終了後、Gゾーンに挨拶に来てくれました。こんな試合のあとでしたが、川崎のことは応援してくれていると言ってくれたので、やっぱり永嗣はナイズガイでした。個人的には、最後に、永嗣のチャントを歌いたかった…


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。また読みたいと思っていただければ、押していただきたいと思います。


にほんブログ村

 


ブログランキング